質問者 「一点非のうちどころのない人生を送っていた人がガンで亡くなりました。なぜでしょうか。」
シルバーバーチ 「その答えは簡単です。その人は一点非のうちどころのない人生を送ってはいなかったということです。もし一点非のうちどころのない生活をしていれば、ガンにはなりません。ガンになったということが、どこか摂理に反したことをしていたことの証明です。」
「シルバーバーチ最後の啓示」 P75 より
ガンになるメカニズムは、基本的にはT・コリン・キャンベル博士の研究結果である、発ガン性物質と動物性たんぱく質の摂取量(具体的には、動物性たんぱく質が総摂取カロリーの10%以上で、ガン細胞は急激に成長)で間違いは無いのですが、人間は動物と違って自由意志がある分、ガンになるメカニズムも少し複雑なものとなります。(なお、動物は自由意志が無い為に、ガンになるのは人間の責任ですが、人間は自由意志がある分、ガンになるのは自分達の責任となります。)
前回、人間がガンになるのは、発ガン性物質と動物性たんぱく質の他に、もう1つ、とても重要な問題があると言いましたが、その第3の問題とは、ズバリ、「人間の利己的な性格」です。
ガンは精神の持ち方と深く関わっている病気の一つです。個体としての不調和が原因です。病理学的には寄生虫病的な増殖をする種類に属しますが、原因をたどっていくと意地きたなさ、憎しみ、失意、虚栄心、その他、精神と肉体の調和を乱す何かがあり、その結果として悪性の細胞が手の施しようのない勢いで増殖していきます。
「シルバーバーチ最後の啓示」 P76 より
例えば、憎しみによる怒りの感情等の負の性格が上手くコントロール出来ないでいると、その負のエネルギーが自分自身の体を攻撃してしまい、免疫力が著しく低下してしまいます。
その状態の時に、体にガン細胞が出来てしまうと、普段なら免疫力で死滅させる事が出来ていたガン細胞が生き残ってしまうのです。(実は、人間の体には発ガン性物質等により、年中ガン細胞が出来ているのですが、通常は体の免疫システムがこの細胞を破壊する為にガン細胞は死滅するのですが、利己的な性格により免疫力が弱まってしまうと、体にガン細胞が残ってしまうという訳です。)
という事は、逆に言えば、利他的な性格の楽天家はガンにも他の病気にも罹りにくいという事でもあります。(ガン患者を「吉本」に連れて行って笑わせる事で免疫力を上げるという発想も、ここから来ています。)
私がサイト「霊的故郷」の「宇宙人とは?」のページで、ガンは「精神病」であると書いたのも、この事実があるからなのです。
宇宙人とは?
http://www.reitekifurusato.net/p/02/004.html
そして、この2つの条件が揃った時に動物性たんぱく質を総摂取カロリーの10%以上摂ると、ガンが一気に増殖してしまうという訳なのです。
なお、この3つの条件は、それぞれ以下の負のカルマと連動している事が分かると思います。
それは、
発ガン性物質 = 自然に対する負のカルマ
動物性たんぱく質 = 動物に対する負のカルマ
利己的な性格 = 人間に対する負のカルマ
この3つの負のカルマが揃った時、人間はガンになる。
それが、「人間がガンになる本当のメカニズム」なのです。
3つの負のカルマが揃った時ガンになるという事は、言い換えれば、この3つの負のカルマの内のどれか1つでも回避出来れば、人間はガンにはならないという事でもあります。
まず発ガン性物質ですが、ただでさえ大気や土壌が汚染されている状態なのに、更に毎年中国から黄砂と共に大量の化学物質が飛んでくる現代の日本では、発ガン性物質を完全に防ぐ事は、事実上不可能でしょう。
また、人間の性格もそう簡単に変えられるものではない以上、やはり動物愛護の観点から動物性たんぱく質の摂取を辞める事が、一番の防御法になるという事です。(完全に辞めるのが無理な場合でも、動物性たんぱく質の摂取量を総摂取カロリーの5%以下にすれば、ガンは防げます。)
ただし、世の中には実は、肉を食べても(肉食動物と同じように)動物に対する負のカルマが一切発生しない人達も存在します。
その理由は一体何なのでしょう?
という訳で次回は、肉を食べても動物に対する負のカルマが一切発生しない人達についてと、その見分け方について、お話しをしたいと思います。
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