眺める空に描くもの

高齢者女子のおひとりさま暮らしノート

かもめ食堂で憧れた合気道

2024-08-26 19:07:26 | ネット界隈のお話
小さいころに通った書道塾が、どこか剣道場とか、柔道場とかに雰囲気が似ていて、
「義を見てせざるは勇無きなり」なんて教えられたせいか、心のどこかで、
「剣道」や「弓道」「合気道」といったものを習ってみたいなあと思っていたことがあった。

以前にも書いたみたいに、親たちの意向は習い事はピアノのみという方針で、
それ以外の選択はなく、たとえば、習いたいと申し出ても、認められなかった
だろうし、私は母から徹底的に「何の取り柄もないバカ娘」認定されていたので、
最初から諦めていたけれど、やっておけばよかったなあと思う。

合気道に関しては、映画の「かもめ食堂」で、主人公の小林聡美さんが合気道の道場を
お父さんがやっていらしたという設定で、「膝行」という座り技の基本を必ず行う姿が
格好いいなあと思ったものです。

泥棒に来た大柄の男性も小柄な小林さんが軽々と投げた姿もすてきでした。

入院中に、テレビで「かもめ食堂」の放映があったので、久しぶりに見直しました。
フィンランドを舞台にした独特の雰囲気、異文化の中での日本文化の再確認とか、女性が
好きな映画だったなと思い出しました。シナモンロールも大ヒットしましたよね。
18年ほど前の公開作品でした。

久しぶりに合気道の華麗な技を思い出して、ネットで検索。塩田剛三さんの小柄な体が
舞うように、軽やかに体躯のいい方たちをなぎ倒す姿を見て、やっぱりすごいなあと感動でした。
合気道が力技ではないところが魅力的です。

さすがに今からチャレンジしたいとは思いませんが、生まれ変わったあかつきには、
日本の「××道」と付く伝統文化にもっとチャレンジできたらいいなと思います。遠望。

それにしても、知りたいことが「今」「すぐに」手に入る時代。本当に便利で有難い時代ですね。

そういえば、基本だけですが、薙刀だけは習ったことがあります。
あのときもとってもわくわくしたのを思い出しました。気持ちが引き締まるというのか。
そういう雰囲気が好きだったんですね。

からだも心も鍛えること。そんなことを改めて願うのは、現状がやっぱりしんどくなることが
多くあるからなのかもしれませんね。がんばりたくないけど、がんばります(笑)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿