震災から3週間が経った今も、テレビから流れる映像に驚き、絶句する日が続いています。
やはり、この目で見ないことには信じられない光景なのです。
あの日あの時訪れたあの場所が、根こそぎ破壊され、消えている。
ほんの少しの偶然で、私もその場にいたかもしれない身近さが恐ろしいです。
東松島市においては、市の60%以上が水没したということです。
ギリギリの瀬戸際で守られたこと。
紙一重の命を思わずにはいられません。
昨日nonさんと一緒に、nonさんちの二階にある荷物を取りに出かけました。
途中通過する地域は石巻市でも最大級の津波被害を受けた場所。
震災後、私が初めて立ち入る“爆心地”です。
カメラを手に画像を収めて来ました。
石巻市の画像です。
(nonさん運転の車の助手席にて走行中に撮影)
綺麗に立ち並んでいた住宅、商店、会社、製造工場、学校、病院他色々。
『木端微塵』『焼け野原』と表現するしかありません。
建物という障害物がないので、どの道路を走行しているのか分からなくなります。
建物があってこその道路だと痛感しました。
映像という視覚だけでは得られない、その場で味わう体感というのがありますが、
例えば、函館の美しい夜景を写真で見たのと、
実際に山の上から、圧倒的なスケールで広がる大パノラマを見渡す違いとか。
もっと例えるなら、ジョニーを写真で見るのと実物を目の前にする違いとか。
どちらも美しい例えでちょっと比較対象にならないかもしれませんが、
莫大な量の瓦礫に取り囲まれた自分が、そんな感覚でした。
県内だけで車の被害は15万台とか。
建物の被害は何万棟でしょうか。
被害にあった船舶は90%以上。
人的被害については推定の域を出ないのではないでしょうか。
今も手付かずの瓦礫の下で、どれほどの命が眠っていることか。
それにしても、東北の沿岸部を覆い尽くす瓦礫の山を、
誰が、いつ、どのように、どうやって、どこへ、撤去するというのでしょう。
復興は不可能と判断して、ライフラインの復旧を諦めた地域もあるようです。
被害を受けた地域があまりにも広過ぎます。
私は被害を受けた地域のほんの内側に足を踏み入れただけで、足がすくみ恐怖を覚えました。
写真にあるような凄まじい破壊の場に身を置いてみると、
実際にこの場で起きた出来事を想像することは更なる恐怖です。
『戦争より酷い』とつぶやいた年配の方の言葉があります。
この惨状を見るにつけ、『復興』という言葉に気が遠くなるのは私だけでしょうか。
それでも時間は流れ人生は続き、本人の意思に関わらず前に押され流されて行くものです。
九死に一生を得て生き残った方々へ。
今は、“なるようになる”という、一見無責任で楽天的にも思えるこんな言葉が、
唯一の真実だったりします。
人生の大きな部分に於いて、事は自分が起こすのではなく、事は勝手に起きると言います。
全ては神様の思し召すままに。
ただ人生の流れに身を任せて、絶望の隣に寄り添う希望を信じられますように。
やはり、この目で見ないことには信じられない光景なのです。
あの日あの時訪れたあの場所が、根こそぎ破壊され、消えている。
ほんの少しの偶然で、私もその場にいたかもしれない身近さが恐ろしいです。
東松島市においては、市の60%以上が水没したということです。
ギリギリの瀬戸際で守られたこと。
紙一重の命を思わずにはいられません。
昨日nonさんと一緒に、nonさんちの二階にある荷物を取りに出かけました。
途中通過する地域は石巻市でも最大級の津波被害を受けた場所。
震災後、私が初めて立ち入る“爆心地”です。
カメラを手に画像を収めて来ました。
石巻市の画像です。
(nonさん運転の車の助手席にて走行中に撮影)
綺麗に立ち並んでいた住宅、商店、会社、製造工場、学校、病院他色々。
『木端微塵』『焼け野原』と表現するしかありません。
建物という障害物がないので、どの道路を走行しているのか分からなくなります。
建物があってこその道路だと痛感しました。
映像という視覚だけでは得られない、その場で味わう体感というのがありますが、
例えば、函館の美しい夜景を写真で見たのと、
実際に山の上から、圧倒的なスケールで広がる大パノラマを見渡す違いとか。
もっと例えるなら、ジョニーを写真で見るのと実物を目の前にする違いとか。
どちらも美しい例えでちょっと比較対象にならないかもしれませんが、
莫大な量の瓦礫に取り囲まれた自分が、そんな感覚でした。
県内だけで車の被害は15万台とか。
建物の被害は何万棟でしょうか。
被害にあった船舶は90%以上。
人的被害については推定の域を出ないのではないでしょうか。
今も手付かずの瓦礫の下で、どれほどの命が眠っていることか。
それにしても、東北の沿岸部を覆い尽くす瓦礫の山を、
誰が、いつ、どのように、どうやって、どこへ、撤去するというのでしょう。
復興は不可能と判断して、ライフラインの復旧を諦めた地域もあるようです。
被害を受けた地域があまりにも広過ぎます。
私は被害を受けた地域のほんの内側に足を踏み入れただけで、足がすくみ恐怖を覚えました。
写真にあるような凄まじい破壊の場に身を置いてみると、
実際にこの場で起きた出来事を想像することは更なる恐怖です。
『戦争より酷い』とつぶやいた年配の方の言葉があります。
この惨状を見るにつけ、『復興』という言葉に気が遠くなるのは私だけでしょうか。
それでも時間は流れ人生は続き、本人の意思に関わらず前に押され流されて行くものです。
九死に一生を得て生き残った方々へ。
今は、“なるようになる”という、一見無責任で楽天的にも思えるこんな言葉が、
唯一の真実だったりします。
人生の大きな部分に於いて、事は自分が起こすのではなく、事は勝手に起きると言います。
全ては神様の思し召すままに。
ただ人生の流れに身を任せて、絶望の隣に寄り添う希望を信じられますように。
なんだかお互い、凄いときに凄いコトにぶち当たって、でもこうしてPCの前にいられるって凄いっちゃね~(笑)。
写真で残してこうして見られると、レンズを通して自分が「他者」として向き合える気がするよ。
いやいや、思えばここまで行き当たりばったりな人生だからね、今更深刻にもなれず…
でへ。
”当たり前な顔してないと、当たり前な顔忘れるぞ~”(@民生)ってなもんで、日々フツーに日常はあるんだよね、どんな非日常な空間にも。
こちらも放射能避難エリアが近くにあっても外出もすれば仕事もしてるし水道水で料理もするしクドカンの映画みて笑ってるし。
事象と自身の距離感で見方が変るから、遠くを見るか足元を見るか、関係ないけど楽しそうなほうを見るか(笑)、自分で決めていいんだから。
しかもその時々の都合のいいほうに目線を変えても、まったくかまわんのよ(爆)。
自粛とか、しかめっ面とか、元気とか、頑張ろうとか、感動とか、応援とか、被災地のためにとか、そういった類のありがたいモノとは一線を画してオイラの気持ちは向ってマス。
例えば今なら。今夜の夕飯はカレーとおでん、どっちにしよう…みたいな
恵まれてるなら、恵まれたことを十分に感じていこうと思うよん。
スピッツの「チェリー」(@草野マサムネ)の「想像した以上に騒がしい未来が僕を待ってる」っていう歌詞が大好きで、そう思ってれば明日もまた思いもよらぬ騒がしい日であったとしてもアリやねんって当たり前に思える…先行きが怪しくても、それはそれで突っ込まれてしまえば後は野となれ山となれ~的な(笑)。
絶望の傍に寄り添う希望…高田純ちゃん大天使様かもしれないよ…)(by信者)
まず何から書きだしたらいいのでしょうか・・・
Reiさんのご無事はジョニ友さんを通じて知る事ができました。
しかし失礼ながら今日久しぶりにこちらへ来て沢山のブログが更新されていて驚いてしまった私です。
色々な事が一度に頭に入り込みまとまならない状態ゆえ文章が読みにくいと思いますが、そのご無礼お許しいただければ幸いです。
旦那様の事もどのようなコメントをしたらいいのかと
迷っているうちにこんなことになってしまって大変
後悔しております。今更という感じもいたしますが・・・改めましてお悔やみ申しあげます。
震災後の全ての記事をまとめて読ませていただきました。
数々のお写真をみてあまりの惨状に心が痛みながらも『本当は実際現地に立たなければこの凄まじさはわからないだろう』とも感じました。
TVを観ていると恐ろしい事にいつの間にこれが現実で起きているという感覚がマヒしてしまう事があります。
『まるで映画のワンシーンのようだ』と言って批判を受けた方がたもいらっしゃるようで、この事からもTVというフィルターを通すとまるで映画か何かの作り事かのような感覚に陥ってしまうのだろうとおもったんです。
ですからReiさんがこうやって記事にされている事はとても大変ではあると思いますが、実際にその場で経験されている方でなければ伝えられない何かがあるように思えてなりません。
と言うよりもReiさんだからこそ伝えられる事があるのではなかろうか?と私は強く確信しております。
“なるようになる”実際この言葉の通りなんだろうと思います、いつまでもクヨクヨ考えても駄目、前向きに行こうーーきっと大丈夫だよ!って事ですよね!!
長々と失礼いたしました。
が、その後Reiさんのブログを拝見するうち…現地の様子はTVで見聞きしていたものの、実際に被災されたReiさんの悲痛な心の叫び…特にご両親の安否がわからない…と書いておられた時点では、本当になんと言ったら良いのか言葉もありませんでした。
実際、多くの被災者の方が安否がわからない親族の事を思いながら自らも避難生活でギリギリの生活をしておられるのかと思うと、胸がつぶれる思いです。
お父様、無事生還されて本当に良かった。なんという壮絶な体験でしょう!
どうか、Reiさん、お子様ともにお体に気をつけて…
お祈りしております。。。としか言えない自分がはがゆいです。
Reiさんの記事を読んでそう感じました。
ひとつひとつの記事にただただ涙があふれて止まりません。
あの日からどれだけ涙を流しただろう。。。
一日も早い復興を!みんなひとつになって頑張ろう!
そう言えるのは、心からそう思えるのは、身も心も元気じゃないとダメなんだね。
あたしは大きな揺れと少し不便な生活を体験しただけの被災者と呼ぶにはあまりにも元気な毎日を過ごしています。
街の復興はとても大事な事。
でもあたしはReiさんとnonさん、そのご家族ご親戚ご友人たちの心の平和が一日も早く訪れることを祈ってます。
生活も生き方も変わってしまっては以前と同じようにとはいかないかもしれないけど
いつかまた笑って、いっぱい笑って、シワが残るくらい笑いながら美味しいお酒を飲みましょうね!
あまりの壮絶、悲惨さは。。。
現地で遭遇したものでなければわからない。
トイレの現状なども目の当たりにしない事には
いくら、報道してもわからない。
衛生面を嘆いていました。
写真ではその場の臭いとかも
ざわめきとかもわからないですもんね。
でも、こうやって写真が撮れるのは
お二人が立ち上がったからだと思います。
でも、疲れがでるころです。
少しでも時間があったら、横になって休んでください。
お元気そうで何よりですが、ものすごく心配していました。
でも、いつものゆゆんさんで安心
>案ずるよりは食べるが易し
相変わらずの名言(笑)
我が家もあれこれ案じては口に物を運んでいます。
不安を食欲で誤魔化すプログラムでもインプットされているんでしょうか…。
ホントに、お互い凄いことに遭遇しましたね。
パソコンの前にいられる奇跡に感謝してます。
>想像した以上に騒がしい未来が僕を待ってる
私もこの言葉好きです。
何の根拠もなくても、良い方向に転がるはずだと信じる自分の適当加減に救われてる毎日です。
騒がしい未来…ウェルカムです。
>それはそれで突っ込まれてしまえば後は野となれ山となれ
その通りですよね。
極限の恐怖をすり抜けて、妙に笑ってる私たちがいます。
不安や恐怖を笑いで吹き飛ばすのは自己防衛に違いありません。
じたばたしたってもうどうしようもない。
どうしようもないから取り敢えず今夜は何食べる?という具合に、
非常事態と日常の部分は別次元で並行している感じもします。
カレーとおでん…我が家は明日はカレーの予定です。
もちろん明後日も(笑)
ご無沙汰の間に凄いことになってしまいまして、
色々とご心配をお掛けしました。
主人の件もありがとうございます。
何も言えなくて、ごめんね。
でもこうして皆さんとお話しできて私も楽になりました。
>『まるで映画のワンシーンのようだ』
テレビの映像、凄いですよね。私もそう思います(笑)
というか、みんなそう言ってます。
現場に立っても現実感がないのは一緒ですよ。
惨状が現実離れしているんです。
こんな風に破壊される現実が、文字通りウソみたいなんです。
自分の目で見てることが信じられない。
その感覚は9・11のテロと一緒です。
私が伝えられることがあるのなら一生懸命伝えたいと思います。
今後の防災の役に立つ気づきがあれば、それを書き留めて伝えたい。
津波の逃げ方、してはいけないこと、など。
沢山の方に聞いた生存方法がいつか誰かのお役に立つのなら、
私は喜んで記事にします。
今回は沢山の方が犠牲になられて本当に痛ましい出来事でした。
たまたま震災に奪われた尊い命を無駄にしないためにも、
役立ちそうな情報を集めて伝えたいと思います。
色々気にかけて下さってありがとうございました。
そして祈って下さって、心から感謝します。
色んな場所でジョニ友さんが無事を伝えて下さったこと、
すごく嬉しかったし有難いなって思いました。
父の件は、今振り返ってみても空恐ろしいです。
死んでもおかしくない状況でしたよね。
私たちが聞いた『九死に一生スペシャル』で今のところトップクラスです。
でもね、津波に遭遇した皆さんはホント凄い状況をクリアしているんですよ。
ギリギリのギリギリでこの世に滞在してます。
その強運に喝采を送りたいと思います。
気にかけて下さった色々なこと、ありがとうございました。
この一カ月の激動の日々は三日三晩寝ずに語らないと(笑)
何事もない平和な日常のなんと有難いことか。
つくづく感じます。
昨夜の地震はそちらもかなり強い揺れだったでしょう?
ムタさんも無事ですか?
怖かったでしょう?
不安な時はうちに来てもいいよ(笑)
ただ、線路がメチャクチャだから仙石線は再起不能(たぶん)
通勤できないからうちに滞在しても不便だよね。。
遊びにおいで!と言っても仙石線が(笑)
nonさんはもしかしてそっちに行きそう。
その時はどうぞよろしくね。
凄い話、いっぱいあるよ!
昨夜は再びの強い揺れに翻弄されました。
無事に通過できたこと、神様とパパと皆さんに感謝です。
>石巻市に派遣されていた医者の友人が戻って来ました。
そちらからも応援を頂いていたのですね。
ありがとうございます。
被災地に飛び込んで下さる勇気と献身に心から感謝します。
新しい生活に向けて走ってきたnonさんなので、
引っ越し先がダメになったことはとても残念なことだったかと思います。
そのせいか、今日は横になってばかりいます(笑)
精神的に気が抜けたんでしょうね。
どっと疲れが出たのだと思います。
次に進むために、今はゆっくり休養が必要ですね。
体あっての未来です。
『焦らずゆっくり適当に』をモットーに頑張っていきたいと思います。
皆さんの応援が何よりの励みです。
本当にありがとうございました。