打越流星群

沖縄と打越町の友人たちの繋がりをさらに深めたいという思いでこのブログを始めます。日常や町のイベントまで情報を発信。

戦友

2010-11-30 07:26:50 | 日記
<門柱の上で>

 雨の中 すし屋の駐車場で(みー)は、濡れそぼりトボトボと近寄ってきた。
今まですし屋の残飯をもらって生き延びてきたのか・・。
やせた体で歩きながら、(微笑んでいる)ように見えた。
ネコぎらいだった僕が、何かにつき動かされるように忽然と(みー)を抱き上げ、
「オレん家に来い。」声をかけ、家人があ然とするのを尻目に
車中に保護し、連れ帰った。
ひとみは元々ネコ好きであったので、何も心配はいらなかった。

熊本からはるばる沖縄まで連れて行ったが、フェリーの中で
仲良しだった(マロ)が行方不明になり、寂しかったに違いない。
(マロ)は二週間後、フェリーの船内で死んでいたのを船員が発見し、
連絡をくれた。
沖縄新港に着いた船のエスカレーターを上がっていくと、
体をきれいに包み、丁寧に線香をあげてくれていた。
そのやさしさに、心から感謝した。

写真は奥武島の家の門柱の上で撮った。
家の中で静かにしていることが多かった(みー)だが、
外でも、かなりの間ここから動かなかった。
もともと体が弱かったが、四月頃からだんだんと食が細り、水しか飲めなくなった。
沖縄を去らねばならないことが決まって、あと数日で引越しという時、
(マロ)と一緒にいたかったのだろうか・・



庭の花のそばに並んで眠る2匹のネコは、
僕の<沖縄行>の犠牲になったと思いたくない。
大仰ではなく、(戦友)だった。

いつもなぐさめてくれたっけね。
奥武島はあったかいかい?来たら必ず一番に会いにいくよ。
今になって 涙がとまらん・・

ユニフォーム考

2010-11-29 07:02:07 | 日記
世の中には様々な職があるが、
昔はユニフォームを見ただけでその生業がおよそ判断できた。
電車・バス・船舶などの乗り物関係が解りやすいが、飛行機の
パイロットやスチュワーデスなどは、
(客室乗務員などといっているが、僕はこれがピンとくる)
<一度は着てみたいユニフォーム>の上位にランクされるだろう。
特に女性にとってはウェディングドレスと同格ではないか、と思うほど
スチュワーデスを連想させるようなユニフォームが散見される。

夏の沖縄では<かりゆしウェア>が活躍した。
沖縄県知事が半袖、長袖の<かりゆし>を着用している場面を
見た人も多いだろう。
南国の気候にピッタリの、しかもそれを着て仕事が出来る。
多汗で、夏にネクタイをしめると、首にあせもができていた僕は
葬儀用を含め7着持っていた。

ここで僕のユニフォームを紹介しよう。
写真の<足袋>。これに雪駄履き・・とくれば
当然<和装>になる。
上下は黒の<作務衣>で、京都産のお高いものらしい。
同業者でスーツを着て働いている人を見ると、
この和装のスタイルがいかに合理的であるかが解る。
しかし、僕にとって何より喜ばしいのは、
夏に首周りにストレスを感じないで済むということと
      <水虫>からの解放である。













つくのがついた

2010-11-28 07:46:41 | 日記
年末に使用する<石臼>のセットが宅配されてきた。
14:00~16:00着と勘違いしていた僕は、それから3時間待たされた。
(待たされた)というより、先方からのメールを開いて確認するのを
怠った僕が悪い。
何せ初めてのネットショッピングだったので、要領がつかめなかった。

<佐川>の元気のいい兄ちゃんから「今から行きまーっス!」と
連絡があり、7時前に届いた。



               臼の木台



     サービスでついていた桐のまな板と子供用の杵

蕎麦打ちの道具なども取り扱っている新潟の店だが、下の写真を
見ていただきたい。


大人用の杵もしっかりした作りだが、サービス品の子供用のそれも、
角度、長さをよく考慮して拵えてある。

さて、臼だが重量が40kgある。
佐川の兄ちゃんは大男で、ヒョイと運んだ・・
ように見えたので、マネをしてみた。
誰もいなくなってから試した自分に少し哀愁を感じる。
「腰にひびくよ(若くないんだから・・)」
といわれるのがイヤな年になったのだ。

冬の準備 2

2010-11-27 07:43:10 | 日記
今朝の熊本市の最低気温は、<3.4℃>。
暖かい沖縄の気候に慣れた身には真冬以上の気温である。
<熊本の冬>を覚悟していたが、実際にはそうでもなかった。
朝の冷たい空気を吸い込んで、<爽快>と感じたのには
自分でも以外だった。

さて、冬の準備も第二段階に入り、今日ストーブに火が入った。
このストーブは、20年近く使用しているが いまだにその機能は
衰え知らずで、大変満足している。

<冬の準備>で電子カーペットの時もそうだったが、やはり
一番乗りは、<癒されないネコ>の(みっちー)様だった。
 
勝てんなぁ・・

家族の群像

2010-11-26 06:14:03 | 日記
人が、この世からいなくなる… その人には《家族》がある。その人は《家族》と係わり合いながら生きてきた。幸福をどれぼど持って旅立ったのであろうか。この世から《大往生》といわれ、逝く人はどうだったのか…
看取る家族の数で決まるものではないが、魂が離れた体からは、何故か
サバサバとした気が出ているように感じる。
人はこの世を去る瞬間《至福》の極み、なのかもしれない。

きたぞ~・・ん?

2010-11-25 07:32:26 | 日記
パン付きの<うちなースパゲティー>のボリュームはさすが。
ある日、南風原の喫茶店でカレーを頼んだら、<洗面器>で
出てきた。
いや、<洗面器>と見まがうばかりの器の大きさと、量だったのだ。
600円前後だったと記憶している。
ハラペコだったが、完食できなかった。

ところで、ひとみ(妻)は<チャンポン>が大好きだ。
僕がラーメンを食べたいときも、チャンポン店に付き合わされる。
いつだったか、昼時に とある食堂に入った。
ひとみは<チャンポン>、僕はカツ丼を注文した。
そして、問題のコレが運ばれてきた。
・・あきらかに、<カツ丼>ではない・・
運んできたお姉は「チャンポンですねー」と言って置いて行った。

あきさびよ・・

チャプチャプしてない・・(代わりに味噌汁があるさー)
麺は?・・(だからよ)

沖縄の(チャンプルー)は<混ざる>と解釈しているが、
内地で、ビール・日本酒・焼酎中など数種類のアルコールを
混ぜて飲むことを(チャンポン)と言う。
今や、これと<チャンプルー>は僕の頭の中では同意語になっている。  

そういえばケンのヤツも焼酎とコーレーグースをチャンプルしてたっけ。

癒したくない理由 2

2010-11-24 07:29:42 | 日記
前回(みっちー)に せがまれ投稿させられた。
以下は その話の続きだ。(ジロー)

ボクは今まで何回か家の外に出たことがあるんだ。
二階の網戸の破れたところから屋根伝いに
隣に行ったり、ベランダから駐車場の屋根に
飛び移ったりした。
でも、そこから庭に降りる勇気がなくて・・
そのうち、どこからか いいにおいがしてきて、
(あっ、こんなところにカツオブシが・・ラッキー!)
夢中で食べていると、いつもそこで捕まってしまう。
うまいんだ・・アレ・・。



            <鳥を捕獲する ハナ>

<オキナワ>に残してきた(ハナ)という名のネコの
はなしを時々耳にするけど、
外と家をいつでも自由に行き来できて、
その上、外には鳥や虫がたくさんいて、食べ放題らしい。
うらやましい・・自分で獲ってみたーい。
今(ハナ)は(セイジュン)という人にお世話になって
幸せなんだって。



そういう話を聞いていたせいか、最近ボクはイラついてました。
また二階の屋根にいたところを、梯子を上ってきた(おとうさん)に
捕らえられ下ろされた時、何かがキレて(おとうさん)の
手や腕に思い切り噛み付いてしまいました。
おとうさん、ごめんなさい。
(ハナ)にヤキモチを焼いてたと思う・・
ちなみに下の写真はグレる前のボクです。



いや、ひどかった。
止血をして写真を撮ったが、家人はおろか飼い主のはずの
(ももこ)でさえ、正面からだっこ出来ないというグレネコだ。
人もネコも小さい頃から愛情をそそがないと
手遅れになる、見本がここにある。

写真・ジロー  文・みっちー、ジロー

同輩諸君へ

2010-11-23 01:47:32 | 日記
来春卒業を控えている学生にも、困難を極める
就職状況が続いている中、失職中の中高年にはことさら厳しい
現実が重くのしかかる。
年の瀬を目前に暗澹たる気持ちになっている人も多いだろう。

訳あって就職活動が遅れていたが、過日めでたく就職が叶った。
背に腹は変えられぬとばかり複数のアルバイトを掛け持ちしたり、
焦って方向違いの職についたりと、その危険性は確かにあった。
ハロワークで紹介状を発行してもらい、履歴書と職務経歴書は
送付が4回を数えた。これは予想どうりの結果だった。
すなはち<書類選考>でハネられた。

僕は、写真うつりがかなり悪いと思っている。
日頃見慣れているはずの ひとみも<こわい>という。
(言っておくが写真うつりが、だ。)
ここはひとつ書類をじかに届けたらどうだろう、と
思っているところへ 妻も同じ考えでいたらしい。

届けに行くと、中年の感じのいい女性事務員が受け取ってくれた。
ついでに直接面接の担当者に会おうと思っていたが、この事務の
女性は(たぶん担当者が届けた人物について尋ねたら悪いようには
言わない)と見極めをつけ、それ以上深入りしなかった。

はたして、二日後の午後に面接、夜に(明日からお願いします)
となったわけだが、たぶんに<お届け作戦>が功奏したと思われる。

後日談だが、社長が「あと一人、採用したいのだが・・。」と漏らし、
応募は来ているのか、と尋ねると「来てはいるが、まだねぇ・・。」
<書類選考>の段階で(ハネられてる)、のである。
さらに、何で私を面接しようと思ったのか、と聞くと
まさかに、「(書類を)受け付けた久保君に、どんな人だったか聞いたら、
感じの良さそうな人だったと聞いたので。」とのこと。

悩めるご同輩諸君よ、貴君の顔を、人柄を<直売>しよう。

演出の極意

2010-11-22 01:11:16 | 日記
自分自身がその渦中にいた経験がある。
野球の指導をしていたころの話だが、
今日のマリーンズの選手たちは、生涯に幾度もない経験を
したのではないか。
場所は幕張新都心。日本シリーズを制した千葉ロッテマリーンズの
監督・選手たちは、沿道を埋め尽くした20万の人々から
紙吹雪の祝福を受けた。

地元商店街の山根氏が中心となり、ボランティアと10日間かけて
古新聞を裁断し、旧100円札大の1.7トンの紙吹雪を作った。
1.6kmの道中だから1kmに1トン強の紙吹雪が舞ったことになる。
広州アジア大会やオリンピックなど国際大会に限らずとも、
頂点に立つには<運>が付かなければ望みは叶わない。
果たして、第7戦まで戦ったマリーンズには、試合の要所に
<運>が付いていたのである。

さて、あの紙吹雪だが、さして高いビルも見当たらない商店街の
中に舞い続けたわけだが、パレード終了後何と10分間できれいに
片付いたそうである。なんとも鮮やかで、唸ってしまった。
イベントの<段取り>を再確認した。



ハマる

2010-11-21 06:59:08 | 日記
競輪・競馬その他賭け事の世界において、<絶対に固い>は
<鉄板>ともいう。いわゆる大本命である。

私的<今年の一番気になる人>大本命ー

NHK朝ドラ<てっぱん>の(あかりちゃん)がいい。
若さあふれるニューフェースながら、すでに大女優の
雰囲気が漂う。
ことわって置くが、僕がドラマを見るなどは非常に稀で、
ひとみがテレビを見て泣いていたりすると、水戸黄門の
葵の印籠を見せるポーズで上から下へ(ド)(ラ)(マ)と
やるのである。
ひとみは<ブッ>と口を尖がらせる。
ひとみ、悪かった。
中にはこういうのもあるんだな。

取り巻きの俳優陣も豪華だ。
竜 雷太の演技もいよいよ円熟期を迎えたようだ。
おばあちゃんの寺島順子も、昔の(壺振りアネゴ)の時期より
演技力が数段高まった。歌手が役者をやる時代だが、時を重ねて
いろいろな経験を積むことが演技の<幅>となるのだろう。

お好み焼き屋<おのみっちゃん>を始めたあかりちゃん。
このドラマが終わる時、彼女の作ったお好み焼きは
いったいどんな味がするのだろう。

ところで、あかりちゃんの育ての父親が僕に似ていると
誰か(ひとみ)がいった。すると、また誰か(絹枝ちゃん)が
「あー、あの悪役ばっかやってる人ね。」といった。
やっぱり、ヒールなんだな。傷つく・・・

流星号の危機

2010-11-20 21:48:30 | 日記
実は(流星号)を購入して以来、マトモな状態であったことが、
一度もない。
バイク好きのノーリーにも幾度か見てもらったが、そのまま
熊本に持ってきた。
そもそも、カスタムバイクはその名の通り<手づくり>なのだが、
(流星号)は中国・台湾の部品で出来ている。

購入当初からのトラブルだが、
まず風除けのカウルのネジが走行中に外れ紛失。
右フロントウィンカーのネジも同様。
フロントハンドル軸の脱落危機。
エアフィルターのひび割れ。
前輪タイヤチューブがねじれて装着してあったことによるパンク。
リアタイアのエアバルブ形状による空気補充の不可。他 多々。

これらはどうにか凌いできたが、
一番の問題は、(フケが悪すぎる)のである。
これまでキャブの調整もやったが、一向に改善の兆しが見えない。

今日、近くの<中川輪業>に点検に行ったが、店主が
(これ以上は何やってもダメ)というような顔つきで
プラグを交換したに留まった。
曰く、「この手(カスタムバイク)は何処のバイク屋に行っても
修理を嫌がり相手にしない。」という。
理由を聞くと、「不具合の箇所はおよそ解るが、部品の調達が困難。」
「分解して結局何も出来ない事例がほとんど。」
故にバイク屋でも引き取らない。
ネットでは<キットバイク>というカテゴリーで売られているが、
数が極端に少なく、マイナーな存在である。

(流星号)は<電装系>に問題があるようで、それは納得するが、
店主から「いつまで持つかわからないけど、乗り潰すのがいい。」
という、頼りない<励まし>のことばを貰った。

癒したくない理由

2010-11-19 06:00:00 | 日記
ボクは三年前に、この家の(ももこ)に拾われ住んでいる、
いわゆる<インドア ネコ>の(みっちー)です。

ももこ(・・面倒なので、もも と呼びます。)は、
小さい頃 躾がきびしく大変でした。

また、仕事の帰りが遅く、2~3日帰ってこないこともしょっちゅうです。
誰かと遊びたかったんだけど、一日中一人でとても寂しかったです。
そうして育ったボクは<すこしグレたネコ>のように見られています。

ある日、(もも)のお父さんとお母さんという人がやってきました。
<オキナワ>に住んでいたそうです。
突然だったので、びっくりしました。
遊ぶ相手が増えたのはうれしいけど、どうやっていいのかわかりません。



お母さんが目の前を通ったとき遊ぼうと思っても、
気がついたらツメが出て、ひっかいてしまいます。
お母さんの足はボクのツメあとがたくさんついていて
痛々しいです・・

次は、ボクが一人で外に散歩に出た話をします。
お父さん・・反省してます・・

写真・お父さん(ジロー) 作文・みっちー

ぬちぐすい

2010-11-18 00:52:55 | 日記
一週間で2日はアルコールを抜いたほうがよい、などという。
いわゆる<休肝日>については中高年の常識となっている。
だが、仕事上一週間で(2日しか)酒が飲めなくなった。
これはちょっと辛い。
二日連続で酒を飲まなかったのは、いつだったか・・
ひどい風邪をひいた時にあったような気がするだけだ。
必ず晩酌をしなければならない(K)なら、そりゃもう
(フザケんなよ)と吠えるだろう。
本当は、酒を飲むのには体力が必要である。
最近 毎日飲もうと思わないのは、疲労が蓄積しているからだ。

<酒が飲める日まであと6日>何かのカウントダウンみたいだが、
指折り数える自分が、意地らしくもある。



冬の準備 1

2010-11-17 06:00:00 | 日記
ここ1~2日、めっきり空気が冷たくなってきた。
気温は沖縄の冬に近い。
二階の押入れに眠っていた電子カーペットを準備することにした。
が、上もののカーペットの汚れとにおいが凄かったので、
(3年以上かまっていないのだから無理もない)
夜、ひとみと二人でコインランドリーに行った。



予め家で<ポイント汚れ落し洗剤>で処理し、ワイドハイターも持参した。
何気なくひとみについて行ったのだが、今のランドリーの利便性の凄さにに驚いた。
(そんなの知ってる)人からは嘲笑されそうだが、(昔こんなのがあれば・・)と
うらやましくなった。





何と<靴洗い>・写真上でウォッシュ、下が乾燥機



スポットリムーバー



<靴洗い>にも驚いたが、この<無料シミ抜き>のサービスには感心した。

お父さんが、中学生の娘と部活のユニフォームを、学生のようなカップルが普通
の家でするような洗濯物を、理容店オーナー風の二人が大量のタオルを・・
さまざまな人が利用していった。

大型の乾燥機がふさがってりたので、翌日干して部屋に敷いた。
見違えるほどきれいになった。



<コミュニケーションのヘタなネコ>が一番に座った

インフルエンザ対策

2010-11-16 06:00:00 | 日記
季節の変わり目には体調を崩しやすい。
この季節、特に注意したいのが<インフルエンザ>だ。

要は 手洗いとうがいの励行、加えて充分な睡眠ということに
なるのだが、なかなかうまくいくものではない。
そこで、せめて体を暖かくして休むために、
TVからご教授いただいた<ウルトラショウガ>を作ってみた。



出窓に干した<ウルトラ様>は日に日に小さくおなりあそばされ・・



小さなひとみの手にも(えっ・・こんだけ?)
になってしまった。
ショウガをスライスして天日に干すだけの極めて簡単なものだが、
その効力は<生>の数倍である、とか・・
カッターで砕き保存した。

職場で元気なオバちゃんが、マスクをして元気がない。
鼻水が止まらないらしい。聞くと、
(インフルエンザの予防注射をした)とのこと。
僕は<ウルトラ様>で冬を乗り切ろう。