だから酔拳のヒットによって、無名時代のちゃんと演技している作品が日本公開されたのは嬉しかったです。
受験する高校を選んでいる時に、目黒高校の名前を出した時に兄が『目黒高校は空手が強いので有名だよ』と言いました。
兄は下高井戸にあった剛柔流の空手道場に通っていたので、知っていたんでしょう。
どうせアクションスターを目指すのであれば、日本一と言われる空手部に入部するのもアリだな。
そう思った僕は、目黒高校を受験しました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
だから酔拳のヒットによって、無名時代のちゃんと演技している作品が日本公開されたのは嬉しかったです。
受験する高校を選んでいる時に、目黒高校の名前を出した時に兄が『目黒高校は空手が強いので有名だよ』と言いました。
兄は下高井戸にあった剛柔流の空手道場に通っていたので、知っていたんでしょう。
どうせアクションスターを目指すのであれば、日本一と言われる空手部に入部するのもアリだな。
そう思った僕は、目黒高校を受験しました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
そして高校へ進学するんですけど、僕は「中学を卒業したら香港に移住したい」
と、訳の分からないことを言い出して家族会議が開かれました。
ジャッキーチェンのようなアクションスターに成りたいと思ってしまったんですね。
『プロジェクトA』が公開されたあたりで、僕は当時ジャッキーチェンが好きで、アクションスターに憧れていました。
ジャッキーチェンは、香港にある“ゴールデンハーベスト”っていう会社と契約していて、香港には他に“ショーブラザース”っていう製作会社もありました。
ブルースリーの作品『ドラゴン危機一髪』 『ドラゴン怒りの鉄拳』は、ゴールデンハーベストとの契約作品で、当時の香港映画興行収益記録を塗り替える大ヒットとなったんですね~
ある日の撮影後、ブルースリーはジャッキーチェンをボウリングに誘ったそうです。
ある日、寺の裏の洞窟に見知らぬ男が鎖で繋がれているのを発見したダンマリは、男に酒を運んで仲良くなり、少林拳の奥義を伝授してもらう。男の名は法愚といい、10年前に少林寺の掟を破ったために閉じ込められていた。
また、少林寺の管長の友人という尼僧からも拳法を習い、ダンマリはますます力をつけていく。
そしてダンマリは少林寺を出る試験として「木人」という木製のからくり人形と戦いこれを撃破、下山を許される。
細かい話は色々とあるのだけど、ある日法愚は洞窟から脱走。
ダンマリは、法愚が父を殺した犯人であることを知ってしまいます。
法愚と対面したダンマリは、初めて口を開きます。『なぜ殺したんだ?』と。
そうです、ダンマリは口がきけたのです。
幼い頃に父が殺されるのを目の前で見ていたダンマリは、父の敵を討つまでは口をきかないと心に誓っていたのです。
父を殺した犯人はマスクを被っていたので顔は分からなかったんです。
少林寺軍の代表として、法愚と対決をするダンマリは勝利するのですが、洞窟での法愚との想い出が心を駆け巡り、とどめを刺すことをためらいます。
そして、法愚を説得するのでした。
『少林寺に戻って、罪を悔いて償えば父のことは忘れます』
しかし法愚はダンマリを殺そうと技を繰り出し、それをダンマリに避けられ自分自身の拳によって死んでしまう。
法愚戦の後、ダンマリは少林寺の僧として寺に戻るのであった。
最後に剃髪しているカットで終わるバージョンも存在するらしいです。
ジャッキーチェンの映画で、対戦相手を殺していない珍しい作品でもあるんです。
自らの拳法の師匠である相手を説得し、最後までとどめをささなかった(敵役は謀略を用いて殺そうとするが失策に終わり自らを殺める、または罪を償い自害したかの様に見せてもいる)。
これらのシェイクスピア風の師弟愛が当時の日本国内、特にTV放映以降、劇中で流れる日本オリジナル主題歌「ミラクル・ガイ」の効果もあって80年代ジャッキー直撃世代の若者に受け入れられ、一部の映画雑誌の統計による「好きなジャッキー映画ランキング」で一位を獲得していたらしいです。
その2につづきます