CAVALIER WORD ~無頓着な言葉~

日常のどうでもいいこと・ささいなことを適当に無頓着に綴ります

タバコの増税に関する所見

2009-11-11 22:25:41 | 政治・経済・社会
話題再燃といったところでしょうか…

一時期1,000円にするなんて話もありましたが。



そもそもタバコ税の増税を安易に考えてはいけないと思います(私が喫煙者だからじゃなくて)

喫煙率は男性で4割弱・女性で1割弱です。

これは民主主義でいう少数にあたります。

要はタバコの増税に関して過半数は他人事な訳です。

当然多数決をやったら他人事な人たちは自分には関係ないからいいやということになります。

この議論に関して弱い立場にたつ喫煙者の意向を無視して増税論を進めるのはあまりよろしくないのではないでしょうか。

まぁ最近は受動喫煙だなんやかんやで喫煙者以外も多少なりとも迷惑を被っていますし、喫煙者のマナーが悪いのも事実(駅での喫煙とか歩きタバコとか)ですがね。



ついでに将来税務にかかわる(であろう)身として税収の観点から愚見を。

タバコ税を挙げる場合、

・一気に税率アップ
・段階的に税率アップ

で議論されています。

税収の増加を目指すのであれば後者を取るべきだと思います。

何故か。

現行300円前後のタバコ1箱が…

一気にタバコ1箱1,000円
⇒いやぁ流石にやめるわ…

とりあえず400円
⇒100円アップぐらいならいける

となると考えるのが自然なので段階的にあげていけば(やめる人もちらほらいるでしょうが)最終的に1000円にしても一気にあげる場合よりも多くの人が吸い続けると思います。

反対に増税の目的が喫煙率低下を目的とするなら前者とすべきでしょうね。



最後に…

タバコの煙が行くと露骨に嫌な顔をして手を振るやつがいますが

ホントに腹が立つ。

こっちもなるべくそちらに煙が行かないように留意してるのにそこまでしなくてもいいんじゃない?

だったら喫煙席来るなよ。

相手の気持ちを考えていない点では歩き街中で吸い散らかすヤツと大差ないと思いますよ。