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 頭でっかちで現実を直視できない駄目な奴の見本が書いた記事だな。

「国を守る」と言えない「リベラル野党」に日本は任せられない…いま「政権交代」のために左派が引き受けるべき「覚悟」

 このタイトルを見ただけで記事を書いた奴が如何にモノを知らないかが良く分かる。「国を守る」と口先ばかりで政治も経済もボロボロにした自民党政権を見たら「責任感の強い政治家」なら安易に「国を守る」などと口にできないはずだ。薄っぺらい「覚悟」を求める評論家や学者が実態の伴わない「愛国」に浮かされて安倍晋三を持ち上げてきた挙句にインフレと貧困という問題に向き合う事無く現実逃避をしてきた連中の空虚な政治ごっこから脱却しなければ日本の将来は危ういのであって口先ばかりの国防論者に期待するような連中がまだまだ幅を利かせている事が日本にとって一番深刻な病巣だ。大体軍事についてロクに知らない政治学者が何で軍事についてまで書くかねえ?仮に民主党どころか共産党が政権を取ったところで中国の領空侵犯はともかくロシアの領空侵犯は増えるか?そんな軍事力があったらウクライナに使っているはずである。この後の記事でロシアに付いて色々と書く予定だが中国にしたって領空侵犯は安易に増やせない。良くも悪くも台湾海峡であれだけの緊張関係を作ったら逆に安易な事をやった瞬間、予期せぬ事態を招きかねないのだから中国空軍も慎重になるし2022年に比べて2023年の領空侵犯の回数の方が少ないという事実がある。この傾向は日本の政権が仮に民主党や共産党になったとしても変わらないだろう。この手の議論を要求する人物は得てして野党に政権を与えないためにあえて経済政策や社会政策の論議をさせない事を目的に安全保障論を展開させている。争点ずらしが目的なのだ。民主党が政権を取る前にもそういう連中がいた。民主党が政権を維持できなかったのはそういう連中を構ったからである。昔から「餅は餅屋」という言葉がある。野党が政権を取るなら下手に安全保障を弄るより現場の人間にある程度自由にやらせておいた方がいい。少なくとも日本ではシビリアンコントロールがちゃんと働いているので自民党の様に独り善がりな防衛計画をブチ上げて陸上イージスなんて馬鹿な計画が失敗に終わるような無様な結果になるよりは官僚と一緒に現実的な国防をやった方がマシである。大体大多数の政治家は軍事の現場で働いた事が無いのだから下手な計画を出してきたらかえって問題点を指摘されて政権が遠のく。それと自民党から議員を引き抜くなどと良く安易な事が書けるなあ。それで民主党に入った鈴木宗男が後ろ足で砂を蹴るように出て行った話とかそんな事も知らないでこんな記事を書くとは。自分の意見を表明する事の「覚悟」を感じない文章というのは如何なものか?



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