関西地域の大学はここ数年努力して学生の数を増やしていたのにねえ。
ここでコケると恐らく関西地域の大学の評価が一気に落ちると思う。関西圏で大きな計画をブチ上げて、その挙句が大失敗という事になると他の大学にも影響すると思う。まして関西圏の大学は良くも悪くも改革が評価されて受験者数が増えたわけで、大阪でコケると他の大学も「どうせコケるんでしょ?」という事になりかねない。上記リンク先に「秋入学・英語公用化」を肯定するコメントを出している大学教授がいるが私が学生だった頃、「秋入学」をやって結局失敗して止めた大学があった。その頃と時代が違うといえばそれまでだが大阪公立大学という大学の卒業生が大阪で働く事を想定しているのなら恐らく「秋入学」は失敗するだろう。東大みたいに卒業後に海外の大学院に進むならいいだろうけど。「英語公用化」についても結局失敗すると思う。そもそも明治時代に日本で大学が設立された当時、外国語で授業をやっていた大学が複数あったのに結局最終的に全部日本語になってしまった。語学に時間をかけるならその時間で日本語に翻訳された知識で専門的な教育をやった方が合理的だったからだ。まして今のご時世「日本語も怪しい」若い子に「英語」で授業したら賢くなるとは思えない(余計なお世話か)。まあ失敗するのを遠巻きに見ている分にはどうでもいい話なのだが、他でもやらせようとするからなあ、あの手の政治家は。全く迷惑な。