自堕落玩具箱

更新頻度まったくもって不明。たまに暴言毒づき悪態、気まぐれ天邪鬼。
パラレルワールドの住人が夢

荒療治

2011-03-10 23:03:43 | 戯言
火曜日の午後今日まで休みでした。久々に画描ん家行った。
行く前に電話で画描が
「シーズン前だしお構いできませんが」
と宣言してたので、自分も今回は今までにないくらい大人しくしてやりました。初日からものの見事に放置プレイ。まー予想はついてましたがw
晩飯時は一緒に食って、
「あしたのジョー」を見て画描が今何時?と聞いてきたんで23時30っつたら
「俺寝るわ」と二階へ上がって行った。自分はまだ続き見たかったし、今回は放置プレイ覚悟の上で来たからそのまま一階で寝た。


朝、画描の階段降りる足音で目が覚めた。んでもゆっくり布団と戯れてたかったから寝たり起きたり繰り返し。9時前には結局起きた。昨日画描が作ってくれたミネストローネ風のトマトスープにご飯と玉子入れて煮込んで食べたらおいすかった!軽井沢寒くてさ、朝起きたら喉がヤヴァい。自分喉冷やすとすぐ痛くなってしまうから温っかいのにした。

で、片付けして歯磨いてたら画描降りてきた。
「おはよう」
オウム返しした。
「昼丼でいい?」
「なんでもいーよ」
会話終了。あ~今日どこも行けないのよ。こんないい天気なのにさぁ…
誰か捕まるかな?と三名に電話。二人出ず。秋田こまさんは今日は仕事でこれから出かけるとこだそう。ヤサグレてi-modeでまた占い(爆)小一時間もやってたら画描が降りてきて、
「昼飯食える?」
「いや、まだ腹減ってないし、お先にどーぞ。後で食べる」
朝遅く食べたからまだいらなかった。

画描が台所で作ってて出来た昼飯持って部屋入ってきた。自分はお構いなしに支度中。
「イマイチだな、不味かったら捨てていいよ」
「うん」
「昼寝するわ」と物の数分で二階へ上がって行った。暫くしたらねえちゃんから電話きた。今日午前中仕事だったそうな。んでも今一番話たかった人は東御さんだったんだ。第三者の意見を聞きたくて。

前回で一度は腹くくった自分だが、まだ微妙な決心がつかなくて。これが正しいのかどうか適正な判断をして欲しかった。が、最終的には自分で決着をつけねばならんことだしねぇ… 木曜日まで大人しく様子を見てから決めよう。さて昼飯にするか。焼き肉丼、悪くはないが野菜入ってないから飽きそう。と一口目で思い、レタスを千切って皿に盛ってくる。あと緑茶。油いれすぎだな。玉子は特に油まみれ。これじゃあキツい。玉子には手をつけないで肉とレタス、ご飯を交互に食べる。まーそれなりに食べれた。レタス平らげたら漬け物欲しくなって、探したが梅干ししか冷蔵庫になかったから持ってくる。これだばもたれないだろう。


暫くしたら画描降りてきた。
「飯食ったの?」
「もたれて気持ち悪りぃ」
「今日行くの姨捨?」


実は昨日自分温泉行った時、ストーブつけっぱなしでさ、帰ってきたら怒られた。で
「明日行くんでしょ?」
「気が向いたらな」
と言われてまったもんだから余計大人しくしてた。前電話で行こうよと説得して約束取り付けてたからさ。むくれてた訳だよ。

「おまえが運転するんならいーぞ」
「いーよ」
「じゃ俺の車でおまえ運転な」
姨捨まで下道二時間かかる。高速は使わない主義な画描。金で時間買ったほうが効率的だと自分は思うが。
「吹雪いてきたぞ」
さっきまであんなに天気良かったのに。


16時30半、出発。画描がハンドルもつ。
「18号なら雪ないからおまえでも大丈夫だろ」
いや一回も運転したことない車&路面状況が急変する冬道&FF!無理っ
「夏道はそれなりに負けないけど、うちは冬道の運転は初心者レベルだ」
「そっちが思ってるほどたいしたことないから」
もし事故ったら洒落にならん。ましてや他人の愛車。4WDならまだしも、駆動形式が違うってのは運転の仕方も全く異なる。以前グランツーリスモで経験済みだ。MD車をベースカーとしてた自分に言わせると一番手こずったのはFF。曲がらない!
コーナーへ突っ込む向きがもうわけわかんなくて、しゃーないから攻略サイトにお世話になり、時間と神経を非常に使ってクリアした過去があるから尚更。


姨捨まで画描がずっと運転してくれた。雪は小康状態。見えないかもなともらしていたが、夜景は綺麗に眼下に広がっていた。ちょうど電車が到着する時間にたまたまあたったんで見れた。スイッチバック式だったっけ?珍しい駅だ。鉄道贔屓にはたまらない駅と画描が言った。

画描が駅の下の踏切に興味を持ち歩いていったら空き家があり、そこを見にいったら小さい公園を見つけた。先客がいて邪魔しちまったねぇ。20代前半くらいのこっちが見てて恥ずかしくなるよーな至近距離。二人の世界ですか。裏山。この公園から見る夜景が圧倒的に勝っていた。画描も絶賛してた。
「ぜってぇちゅーしてたよ」
「そうか」

お二人のお邪魔はよろしくないからそさくさ退散。帰路につく。


自分は心ここにあらずに画描には見えただろう。何にも考えてなくってぼーっとしてた。考えたくなかったと言ったのが正しいかもしれない。確かに素だったが楽しくない。電話で話してる時はあんなに会話が弾むのに。距離を置いているのがお互い自然になれるのかもしれない。近くて遠い。

「自立してから人を好きになれ」
また言われた。流石にこうもしつこく言われたらさ、馬鹿じゃないんだから考えるわ。
「おまえは俺に依存している」
確かにそれは多少はあるだろう。んでも散々画描だってさ、そう言って突き放しながら何かにつけて電話してくるし。画描本人だって本当は話し聞いてほしくてたまんないんだろ?


つづく