ユーカリスティア記念協会のブログ

できるところまで、できることから始めちゃうのだ。
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松鶴亭出版部の書籍在庫状況

2013年07月16日 21時22分26秒 | 組織・運営
昨日、埼玉の倉庫で在庫確認をしたところ、『キリスト教と開けゆく宇宙』の残部がほとんど底をついていることが分かりました。販売可能数はあと3冊です(2013年7月16日現在)。

『ジョン・ウェスレー』もまだまだ在庫は十分にあるとの認識でしたが、確かにまだ“売るほどにはある”のですが、思ったほどには残ってないというところです。

常に正確な在庫数を把握しておけ、販売者としてのんびりしすぎだと世間さまからお叱りを受けそうです。しかし松鶴亭の出版事業は、そもそも利潤追求のために始めたのではありません。だからといってこのユルさ、あまり言い訳になりませんね。

人々の価値観が多様化し、複雑化している現代社会の様相に、当然のことながら宗教も影響される。しかし同時に、宗教研究はその成果によって新しい価値観を生み出し、そしてそれらによって再び社会に貢献してゆかなければならないという、きわめて有意義な使命を担っている。
 この雑誌の刊行によって、キリスト教神学の、いやキリスト教神学のみにとらわれることのない、総合的な宗教研究の新しい流れが始まることを、私共は願ってやまない。人類の歴史が始まって以来、宗教が常に人間にとっての希望であったように、この雑誌の刊行が、またひとつの新しい希望への道標となってくれればと願っている。――『黎明』まえがきより抜粋


 松鶴亭事業の目的もまた、このようなところにありました。この先も、このようなスタンスを引き継いでゆきたいです。
 そろそろまた、出版事業再開に向けて活動開始です。(林昌子)