夢のがんワクチン

2009-10-26 | 参考にした癌の知識
本日放送された、NHKの「クローズアップ現代」のテーマは
「実現するか“夢”のがんワクチン」でした。

(以下、NHKホームページより転載)

がん細胞を体の中の免疫システムを利用して攻撃する「がんワクチン」。

手術・放射線・化学療法につぐ第4のがん治療法として注目されている。

ワクチンを注射するだけでがんの増殖を抑え、
臨床試験では余命数ヶ月と宣告された患者が2年以上も生存した例もある。

国内ではすい臓がんのワクチンが臨床試験の最終段階に来ている。

しかし、一方でその他のがんワクチンの臨床試験は進んでいないのが現状だ。

理由は臨床試験を行うための資金不足。

アメリカではがん患者を支援する民間団体が研究資金を提供し、
政府も動かし開発を強力に推進させている。

番組では実用化目前のがんワクチンの日米の研究現場を追い、
その可能性と課題を探る。


(転載終わり)


番組では、和歌山県立医科大学と札幌医科大学が取り上げられていました。

夫の腎細胞ガンが発覚した当時、私もインターネットで色々調べましたが
「がんワクチン」なるものが開発中だとは知りませんでした。

これが実用化されたら、本当に素晴らしいことですね

腎臓がんについては、どうなっているのかな?と思い検索してみると
2009年7月1日に東京大学医学部付属病院の泌尿器科・男性科から
出されたプレスリリースがヒットしました。

「腎がんに対する新規樹状細胞ワクチン治療の臨床研究を開始
~分子標的薬との併用で新たな技術補助療法の確立に向けて~」

(http://www.h.u-tokyo.ac.jp/upload/r20090701190412.pdf)

(以下、東京大学医学部付属病院のホームページより一部転載)

東京大学医学部附属病院では、
株式会社メディネット(代表取締役 木村佳司)と共同で、
転移性腎がんに対する新しい治療として、
新規樹状細胞ワクチン治療の臨床研究を開始します。

この治療では、切除された腫瘍を凍結融解した溶解物を、
今までにない最新の手法を用いて樹状細胞に効率よく導入して
強力な免疫応答を誘導し、オーダーメード型のがんワクチン
(樹状細胞ワクチン)を作成します。

がんワクチンの注射に加えて、
最新の分子標的薬(スニチニブ)の内服も併用し
治療効果を増強します。

このような取り組みはわが国初であり、
腎がんの転移病巣に対する治療成績の一層の向上が期待されます。

東大病院ではこのような新しい治療法の提供に向けた研究開発を
促進して参ります。


(転載終わり)


医学は日進月歩なんですね。
一日でも早く、実用化できますように

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退社時間メモ

PM 22:30 退社

PM 23:40 帰宅

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体調メモ

足のむくみ、頭痛あり。
足裏マッサージと頭皮マッサージをする。



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