肩に力を入れて
足並揃え人は行く
肩書きばかりの名誉を
その手に掴むまで
心の扉を
静かに叩けば
まるで
死人のような男が
そこに立っていた
Hold it out
凍えたその手足を
Hold it out
もう一度浴びて
この暖かさ
もっと もっと…
戦う事もしないで
世の中の批判ばかりし
灰色の空と嘆く人!
人の顔色ばかりうかがって
心と違う言葉ばかり
吐き続けるあなたは
愚者になりたいのだろうか…
なぜ、あなたは
そこばかり見るのだろう
もっと高く
見上げてほしい
澄み渡るこの空と
染汚心を
洗い流してくれる風
忘れてしまった?
ただ、それだけで
生きて行ける事を…
聞えない?
天使たちの足音が…
そして、また
あなたもその渦の中に
立っている事を…