ブログ・オブ・タナザキ

空想地図 多奈崎市を作っている人らのブログです

空想地図作家的旅行③ - やっと組まれる(だいたいの)旅程

2020-04-27 00:32:46 | ある旅行の話

・親孝行
・旅行
・ブログ

この3つはできるうちにしておけ、とは
昔からよく言われているものです。

お待たせいたしました。
旅行の旅程のハナシですね。

書き殴らせていただきました。

ここからは、実際に今回組んだ旅程を見ながら
いろいろお話していきたいと思います〜〜〜〜!!!!
やっとだ〜〜〜〜〜!!!!!!


全体のスケジュールを組み立てる


アイキャッチにと思いフリーの画像を差し込むんだんですが、
こうした途端に"よくあるブログ"っぽくなりますね!!!!


旅行に充てられる日程予算と相談しながら、
さらに今回は3/7に広島にいる、という条件などを加味しながら、
まずは何日にどこで泊まるか
そしてそこまでどの交通手段で行くか、
大まかなスケジュリングをします。

飛行機以外の交通手段で(前回記事参照)、
なるべく多くの街を回りながら、
さらに宿賃の安い宿があるところを拾いつつ…

で、できたスケジュールこちら。

既述の通り、まず決めたのは
だいたいの旅行の日取り、
つまりだいたいの交通手段どこに泊まるか
これを決めれば細かい旅程を詰められますね!やったぜ。


◆交通手段を決める

これに関しては、安い手を使おうと思うと
自ずと限られてきます。

新幹線…はなかなかお財布に痛い。
レンタカー…も長距離使うと一人ではなかなかです。
フェリーは安いながらルートが限られますし、
飛行機は既述の個人的理由で論外。

この時点で、だいたいの行路を
鈍行列車高速バス
身を任せることになることが運命づけられます。

かつ、その(鈍行列車高速バス)両者で考えると、
鈍行列車は多くの駅に止まりながらゆっくり進むもの。
その地域のローカルな人の流れや、
まだ見ぬ地域のその場の空気感を感じるには
高速バスより分があるように思われます。

鈍行列車は進む。列車って景色いいし。朝焼けの街並みとか美しいし。

そんなこんなで、

宮崎までは、
 運よく神戸からフェリーが運行されてたのでフェリーに。

山口県内は、
 大きめの街が分散して存在するのでいろいろ寄り道したい。
 せっかくの初訪問ということもあり、
 回遊しやすいように機動性を考えて、
 ここは奮発してレンタカーで。

●それ以外の
 東京➡︎神戸宮崎➡︎山口県内山口県内➡︎広島広島➡︎東京
 全部鈍行列車でね!!!!
 無限に続く鈍行の旅行!!!!!
 たのしいぞ!!!!!

てな調子に落ち着きました。
方針に愚直に考えた結果、
都合2000キロ弱ぐらい鈍行に揺られ続ける旅になりました。

まあ学生の貧乏旅行らしくてええやん!!!


イメージ

じゃ、宿を決めましょう。



◆宿を決める

どの都市に宿泊するか、
つまりどこをキャンプ地とするかは
全体的な旅の方針が決まってから
(今回であれば東京➡︎宮崎➡︎➡︎広島➡︎➡︎東京という移動の方針
道中にあるめぼしい都市を
宿泊の候補地としてピックアップ。第一段階

続いて候補地にある中から良さげな宿を探し、
いい宿があった都市を最終的な宿泊ポイントとします。(第二段階


で、第一段階たる宿泊都市の決め方は、こんな感じ。
ルートとめぼしい都市を拾っていきます


宮崎・広島はキャンプ地化がすでに決定していたので、
ここの間の宿となる都市を決めることに。

・宮崎➡︎広島は余裕を持たせて間に2泊。
距離を等分するなら大分・小倉あたりで宿をおけばちょうど良さそうですが、
それ以上にやっぱり未訪問の山口県が気になったので、
(さらに山口県にはそこそこの規模の街が沢山あったので)
小倉山口県内の2箇所で宿を探すことに。

・広島➡︎東京は1泊のスケジュールにしている
(そのうえ鈍行なのでかなり時間がシビア)なので、
距離的に中間である大阪・京都・滋賀・岐阜・名古屋のどこかに宿。
そうだ岐阜県は泊まったことないや、というのを思いだし、
(未訪問都市に対するコレクター精神がしばしば顔を)
岐阜市か隣の大垣市を中心に宿探しをすることに。

これにて各6泊の宿泊候補地が、

①フェリー(決定済み)
②宮崎市内(決定済み)
小倉(福岡県)
山口県内
⑤広島市内(決定済み)
岐阜県内

まで絞られました。


続いては
第二段階であるところの
実際に泊まる街宿について。

私の方針。
ゲストハウスがあればそこへ、
それがない場合カプセルホテルへ、
カプセルもない場合はビジネスホテル
みたいな優先順位で探してます。

かつ、宿の基準は、
ベッドがある(当然かつ絶対)
夕食朝食は不要(近場の飲食店に入るので。地元の空気にも染まれてハッピー)
大浴場がある(重要。なければ近所の銭湯探す。体力勝負の旅行で風呂は大事。)
あたりが大切。

お風呂は本当に大事ですね。
旅の疲れは風呂でしか癒えぬ。
風呂のためなら夜にカーシェアぶっ飛ばして足伸ばすのも辞さない構え。

風呂は大切。まず風呂。

あと、貧乏旅行である以上は
公共交通でアクセスしやすいというのは
これまた重要条件になります。

私の理想、コスパのよろしいゲストハウス。
これは競争の激しい大都市圏では
探せばザックザック出てきますが、
政令指定都市じゃないぐらいのスケールの都市になると
中心部にゲストハウスがない、
つまり公共交通でアクセスしやすいゲストハウスが無いという街も
割と存在しますのです。

**********

こうした諸条件を考えながら
旅行予約サイトとにらめっこし続けることしばらく。

①フェリー
宮崎市のビジホ(ゲストハウス見つからず)
③福岡県小倉のゲストハウス
④山口県周南市のビジホ(〃。県内のそれなりの規模の街で宿代が最も安)
広島のゲストハウス
⑥岐阜県大垣市のビジホ(〃。岐阜市よりお手ごろだし未訪問でもあった✌️)

と、宿泊地が最終決定したのであります。

**********


旅行のだいたいの枠組みはこれで決まりました
ブログの記事3本を経てようやく決まりました。
めでたい。

ここまで冗長に書くつもりはなかったのでありますが、
いよいよ旅立ち!!!!!!




……………の前に。


繰り返すようですが、
旅行も何事も準備というものはけっこう大切です。

この旅行もやっと旅程を組みましたが、
旅程意外にも旅行には必要な準備がある。
し、

そもそもこの"旅程"とやらも
移動手段宿しか決めていない。
何時ごろの列車に乗ればいい?
旅行先でどこへ行く?
旅行先で何を見る?
というか何を見に旅行する?

これだけのざっくりした思いつきをスケジュールと称して渡されて、
果たしてその旅行をちゃんとした旅行として(?)実行できる人など
この世にどのくらいいるでしょうか????


散々引っ張りますが。

次回、

旅行の
旅立ち前の
最後の
準備の
記事です。



お楽しみに。



Rano deshita

空想地図作家的旅行② - 旅程を組みたいんですよね

2020-04-19 03:12:40 | ある旅行の話
お久しぶりです。

お待たせしました。
大変長らくお待たせしました。

ダイヤが乱れた時の中央線快速並みに、
それか雪の日の路面電車並みに遅くなっている筆に
ムチ打ちながら書きますのは、
「空想地図作家的旅行」ぬ続きです。

今回は、
主に、
旅程の話をするよ!!

***********

<前回のあらすじ>
①広島行きが決定した
②広島行きの決定に伴い、宮崎に行くことが決定した
 ☝️????????????

いや、広島に行くというのに、
なぜ宮崎が旅程に組み込まれるのか?

お前は東京からに行く時に
わざわざ岡山を経由するようなことをするのか?

というフリみたいなアレがあった気がします。前回。

とはいえ、この理由は単純明快で
何なら前回すでに申し上げています。
つまり、

>私の一人旅、ここ数年は全てこの目的、
>つまり知らない街にとにかく訪れる、という方針にて行なっております。

宮崎を訪れたことがなかった

ただ一点これに尽きます。
以上。☺️
ちなみに山口市も同じ理由。

東京在住の私にとって
西日本に行ける機会はそうそうありませんからね!

その場所が「未訪である」という事実、
これはそれだけで
旅程の長さを都合4倍以上にする寄り道スポットを追加する理由に
十分なり得る物なのです。

地図もいいけど、
実際に歩いてみないと
街の空気感ってわからないからね!
↑これはテストに出ます
 覚えて帰ってください

あと、いくら地図と睨めっこしていたとしても
実際訪れてない街の土地勘は、
訪れた街のそれと比べると
いくら頑張っても
なかなかつかないという事実もあります。

旅ってたのしいね!


特に文脈とは関係ありませんが、旅行中に撮影した写真。
(旅行中、猫を見つけたら撮影するようにしている)  
(どこで撮影したかわかった方、何か素敵なものを差し上げます)

*********

(2)ようやく組まれる旅程

長くなりましたが、
寄るエリア(広島・宮崎・山口)が決まりました。

で、旅程を組みたい。
旅程を組まねば旅行はできぬ。

さて私の場合、
おおむねですが、
旅程は以下の4つの基準をもとに練りに入ります。

①コストパフォーマンスがよい 
②今まで通ったことのないルート(できれば)
③単純な往復にならないルート
④陸路 

ちょっと解説も入れてみましょう。


①コストパフォーマンスがよい 
当然っちゃ当然。
大学生の稼ぎで可能な金銭感覚での旅行が決行されます。
広島まで往復新幹線、あっ当然グリーン車
宮崎はリゾートホテル泊まってあっ宮崎牛も食べたいね
山口と言えばふぐでしょふぐ食べてフグ〜〜〜〜

みたいな計画、これは計画できたとて実行できません。
アンビルト建築ならぬアンビルト旅行が出来上がります。

いや、旅程は「立てた」ので「アンビルト」とは言えないのか??


②今まで通ったことのないルート(できれば) 
これ、結構重要です。

いや、仮に旅行先が初めて行くところなら、
そこまでのルートも自ずと初めてになるので
そう問題にはなりません。
今回で言えば宮崎とかはそう。

ただ、それまでに行ったことのあるところに
再び行くような旅行なら、
そこに至るルートだけでも、
それまで通ったことのない新鮮なルートを
通って開拓したい、というアレです。

コレクターみたいですね。


③単純な往復にならない 
②に割と近い話です。


旅行あるある

行きと帰りで
軽油を変えれば
一度の旅行で
たくさんの地域を観察することが
できる

一粒で2度美味しい
一度の旅行で(往・復、違う景色が)2度楽しめる
そういう旅行に
私はなりたい


④陸路 
これは簡単なことで、


私が、
🛩飛行機✈️が苦手 
だからです。



↑過去のツイート(修学旅行で沖縄に行く前)にも、
その恐怖が見事に滲み出ていますね。

(乗った後は大丈夫ながら
乗るまでの気乗りのしなさがすごい。)

(最後に飛行機に乗ったのは
高校の修学旅行のとき)

(北海道旅行は船で行った)


ありがたいことに、
沖縄県や離島・島嶼部を除けば
日本のだいたいのところって
陸路で行けるんですよね!

ゆえに私、
瀬戸大橋や青函トンネルには
足を向けて寝ることができません

本州と四国、北海道、その台地
繋いでくれてありがとう〜〜〜〜
毎日お礼言ってから寝ています

ありがとう瀬戸大橋、ありがとう土木インフラ


〜〜〜〜というわけで、
以上のポリシーを毎度なぞりつつ
旅程を組み立てて行くわけです。
が、

描写が法律の条文よりも冗長なことで知られる
このブログのことですので、

いかにして此度の旅程を組んだのか、
交通手段、
日程、
どこで泊まるか、
何を見たいか、
etc...

その軌跡を
読めるのは


次の記事です!!!!!!!!





くれぐれも
筆を早めますので

OTANOSHIMINI.......

空想地図作家的旅行① - 準備

2020-04-06 01:28:22 | ある旅行の話
こんばんは。ごきげんよう。今日は書きます。

街や旅行やそのほか色々書き綴ると表明しましたこのブログ、
第2回、いよいよ旅行の話なんざをば。
いち空想地図作家が実際の街を見る旅行、
その全貌を明らかにしていきます。

title
空想地図作家的旅行① - 準備

物事には何事も準備が必要です。
建物を建てるには設計図や作業員の準備、
ソフトウェアを作るには仕様書を作りコーディングする必要があります
まあ当たり前のことですネ
そうです、旅行にも準備が必要になります。

とまあなかなか回りくどい導入ではありますが、
今回は私が先日(例の病気が大爆発的流行するちょっと前)行ってきた旅行、
前回の記事の最後でこの画像とともに

勿体ぶって仄めかしたその旅行の準備について、の記事になります。


<旅行の準備をしよう>

◆旅程のない旅行は具のないおにぎり
いきなり怪文章を提示したことをお詫び申し上げます。

「旅行」という行為には、だいたい「旅程」がつきもの。
つまり旅行の目的地や、その目的地までどのように移動するか、
どこで宿泊して何日かけるか、といった計画。

あえて旅程を組まずに気ままにのんびり行う類の旅行も存在しますが、
まあそういう旅行でも何月何日から何日程度出かけて、
どういう方面に行って〜ぐらいの計画はだいたいの旅行で立てるものと思われます。

で、今回。
目的地は宮崎・山口・広島です。

(画像はOpen Street Mapより)

なにゆえ、
この目的地か????


(1)神は「広島あれ」と言われた。すると広島があった。

この旅行のきっかけ自体に関わる話。
実は私は空想地図作家なのですが(?)、
ある縁で広島の書店にて空想地図にまつわるイベントがあり、
そこにお招きいただいたという経緯があります。
この時点である意味運命的に、広島へ行くことは決定していました。

さて、そして広島はご存知西日本の街。
生まれも育ちも下総松戸(現住所は八王子)、
本土寺で産湯をつかった私にとって西日本は未知なる大陸であります。

旅行好きな人、と一口に申せども、
彼らが旅行を好きになる理由は人によって様々であります。
かくいう私の旅行の目的は−−少なくともひとりで行う旅の目的は−−

ここ数年、だいたい一貫して
「まだ知らない街の土地勘をつけにいく」
これに終始しております。



空想地図作家、たまにこういう質問を受けることがあります。
「実際の地図も好きなんですか?」
ええ好きです、地図も好きですが
私の場合はそれと同じくらい実際の街が好きです。

自分の一度も訪れたことのない街に初めて降り立った時の
えも言われぬ高揚感、
自分が知らないところで自分の知らない人々が
自分の知らない「日常生活」を確かに営んでる様子、
それを五感で以って観察するという行為。

あるいは、(日常生活圏じゃないけど)
自分の知っている街に降り立ったときは、
以前も訪れたこの「どこか」で
以前のように人々がやはり各人の日常を営んでいる様子、
それを確認した時の謎の安心感…

「街」は人一人でなく様々な人、
年齢や性別や職業や境遇問わず、
多種多様な人が多種多様な生活を営んだ結果生まれる空間で、
一つたりとも同じ「街」は存在しないんですよね。



この「街」に対する愛情みたいなもの、
それはもう言葉で表すことのできないところであります。
(このブログ、そういう言語外にあるモノを言語化してみるのも
いい機会かもしれません
旅行の記事の後のネタが生まれた ヨシ)



いやいやいやいやなんだこれは

話が大幅に脱線しもはや別の路線になってしまいました。
つまり何か本能的に「街」という存在が好き、という訳でありまして、
私の一人旅、ここ数年は全てこの目的、
つまり知らない街にとにかく訪れる、という方針にて行なっております。

で、ひとまず「広島に行く」という目的が降りてきました。
ありがたい。

で、頭で申し上げましたが、
この旅行の目的地は「宮崎・山口・広島」。
広島からいかに「宮崎」と「山口」が生まれたか??????

ここからスーパー旅程練り練りタイムが始まります。



が、


ちょっと長くなってしまったので、

今回は一旦ここら辺で。



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Ranoでした