一年ぶりの「マニアフェスタ」開催中の折、いかがお過ごしでしょうか。Ranoざんす。
今回もわれわれ多奈崎チーム、出展することになっており、4/30(日)の2日目開催にて出展の予定です。つまりこのあとすぐです。そして今回もひとつ新作があります。
それは……
ZINEです!!!!!!
「空想と地図」と題しまして、多奈崎市に限らず、空想地図全般のよしなしごとを取り扱ったZINEとなっております。
このごろ空想地図を描く人がどんどん増えています。本が出たりTVに出たりメディア露出が増えていく中で、ここ10年ほどで空想地図という趣味がじわじわと広がりを見せている気配を確かに感じています。かなり喜ばしいです。
さて私の興味関心として――これは以前のブログでも少し触れた話ですが――これまでは多奈崎市という街の地図や世界のさまざまな事物をグッズ化する「空想地図マニア」としての活動がメイン(というかそれしか無かった)でしたが、ここのところの界隈の広がりを見て、空想地図をとりまく界隈?を広く知らしめたり盛り上げたりできたら良いな、という思いが少しずつあります。
2019年と2022年に「空想地図学会」というイベントを開きまして、「地図作家」のみならず多くの方々の来場と好評の声をおかげさまでいただいたりして、空想地図にまつわる「場づくり」的なことに片足突っ込んでみるのもいいんじゃないかという心変わりがありました。「空想地図学会」は、地図作家同士や、彼らと空想地図似興味がある広いさまざまな人が交流する文字通り「場」として、そして今回刊行したZINEは、空想地図まつわるさまざまな記事が集積し、蓄積する静的な「場」になってほしいなという願望があります。
ZINE「空想と地図」ですが、表紙に『#1』とあり……年2回ぐらい出す定期刊行物ぐらいにはしたい意気込みでおります。せっかくなので少し紹介します……!
<空想地図入門>
わたくしの(烏滸がましくも)独断と偏見で綴った、これから空想地図を知る人のための3ページに渡る「空想地図」の概説です。多奈崎市の作家として10年間活動した知見(?)と、空想地図作家20人へのアンケートを基に綴っております。これを読めば、空想地図が少なくとも何なのか?はわかる……ハズ。
<インタビュー:田中利直さん(静浜市作者・地理系ブックカフェ『空想地図』店主)>
空想地図を実際に作っている人へ、作り始めたきっかけやこれまでの変遷を伺うシリーズ。第1号の今回は、1985年ごろから手描きで空想地図を描き始めた「ベテラン」作家であり、2022年からオープンした「地理系ブックカフェ『空想地図』」のマスターでもある田中利直さんにお話を伺いました。
<寄稿>地図に浮き出る「経験」を辿って
空想地図xエッセー。空想と現実の地図についての寄稿になります。
<空想地図略年表>
これまでの"空想地図史"(?)をとても簡単におさらい。
以上4コンテンツを収録した『空想と地図』、マニアフェスタVol.7にて発売します。マルシェルでも取り扱いますので、是非に。
Ranoでした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます