博多長浜らーめん 田中商店
ラーメン 680円
東京でのラーメン行脚、追求していくとより極端なものへ、より濃厚なものへとも進んできたような気がします。
今回は満員のつくばエキスプレスに揺られて、足立区六町にやってきました・・・。
概して東京の九州ラーメンはあまり臭みもなく、まろやかなスープのお店が多いと思います。一部例外を除いて、
フラッと入っても無難に食べられて、また、食べなれている方でもある程度は満足のいく濃度が保たれています。
しかし、この店は「うわさどおり」の本格店です。
臭みももちろんあるし、粘度、濃厚さも尋常じゃないです。ただ、これは一般のお客さんでもおいしいと感じられる、
最大限の博多とんこつだとおもいます。
コンビニ並みのとても明るい店内に、食券機はありません。カウンターのメニューから、ラーメン+味玉を頼みます。
九州のラーメンはそれほど待たずにできてきますが、客席数が多いせいか、込んでいたからか、10分ほど待っていました。
そのわくわく感といったら尋常じゃありません。待ちに待ったスープは、思ったよりも大き目のどんぶりで運ばれてきました。
まず特筆すべきは、スープがダントツにクリーミーです。ポタージュのような粘度で、豚のおいしいところが緩やかに舌に伝わってきます。
めんを食べずに、スープをしばらく飲んでいました。そのぐらいスープとしての完成度が高いです。
すべての命に感謝したくなる、そんな動物スープの究極を感じます。若干の粉っぽさもありますが、
これは髄が溶けている良質なスープこそのものだと思います。
面や具材はかたるべくもありません。おいしいです。ただ、なんといってもスープが旨いです。
確かに東京一番でしょう。
毎日行くには遠すぎることだけが玉に瑕。とんこつ&ラーメン行脚、一区切りつきました。
※とんこつが苦手な人はちょっとお腹を壊すかもしれません。そのぐらい煮込まれたスープです。
いままでは毎日更新を目標としてやってきましたが、ちょっと更新ペースを緩めます。ごめんなさい。
頻繁に食べてはいるのですが、書くペースが追いつかなくて・・。
東京都足立区一ツ家2-14-6
18:00〜翌4:00 無休 座席数 38席
つくばエクスプレス「六町駅」A1出口から徒歩はきついです。
20分ぐらいかかるでしょう。
タクシーで、「田中商店」といえば、たいていの運転手さんはわかります。