昨夜から降り出した雨は、早朝には止んでいたが、霧が立ち込めて、遠くの景色は見えない。7:00 頃から、霧がかかったままで 又 雨が降り始めた。ずーと雨は降り続き、16:00 頃 雷が鳴り、雨も激しくなった。

ホウ(硼)素 B (Boron) 原子番号 5 原子量 10.811
ホウ素とは5つの陽子と5つの電子で構成されている原子。
核の中に陽子5つと中性子が5つのホウ素原子 5B10 (19.9%)と、
6つの中性子を持つホウ素原子 5B11(80.1%) の、同位体と、
3ε の中性子を持つホウ素原子 5B8(電子捕獲→4Be8, 半減期 770ミリ秒)と
4εεεε の中性子を持つホウ素原子 5B9(陽子排出→4Be8, 倍 α崩壊→1H1,
半減期 0.846482アト秒)と、
7β- の中性子を持つホウ素原子 5B12(β崩壊→6C12, 半減期 20.2ミリ秒)と、
8β- の中性子を持つホウ素原子 5B13(β崩壊→6C13, 半減期 17.33ミリ秒))の、
放射性同位体がある。
ホウ素とは、第13族・土類金属で、常温, 常圧では、黒色金属光沢をもった半導体である。 原子価は、+3価である。 同族のアルミニウムより炭素, ケイ素に近い性質を持つ。 水や塩酸などには不溶。 硝酸には溶ける。 空気中では表面が酸化され、300℃以上熱すると六角形の平面構造のホウ素酸素チェーンを作る。 炭素と同じように、架橋還構造でフラーレンの様に立体的な、純粋な単体として、αボロンとβボロンの同素体を作る。
酸素と反応して、酸化ホウ素(B2O3)を、フッ素と反応して、融点 -127.1℃, 沸点 -100.4℃で無色で刺激臭のある 三フッ化ホウ素(BF3)を、水素と反応して、水素化ホウ素(B2H ボラン)を作くる。 ボラン(borohydrides)は、結合が切断されると、熱エネルギーを放出して、毒性の臭気を持つ、ジボラン(B2H6), テトラボラン(B4H10), ヘキサボラン(B6H10), デカボラン(B10H14)になる。
炎色反応は、黄緑色。
非晶質ホウ素-転移点 1190℃→αボロン(菱面体結晶構造)-転移点 1210℃→βボロン(β斜方晶系菱面体結晶構造)-転移点(融点) 2450℃→ 液体ボロン
★普通の非晶質ホウ素は、黒色金属光沢をもったアモルファス粉ホウ素。
★αボロン --- 単位格子中にホウ素原子が12個(B12)からなる、正三角形が二十個の二十面体構造(icosahedral cluster)で菱面体構造。 比重 2.54。
★βボロン --- 単位格子中にホウ素原子が105個(B12を含むいくつかのホウ素の塊がいくつか繋がったバンド構造)含まれ、基本は、β斜方晶系菱面体結晶構造で、αボロンよりも熱力学的に安定で、ダイヤモンドに次ぐ 硬度9.3 のとても硬い黄色の半導体の性質を持つ半金属で、低温では絶縁体であるが、-262℃, 250GPaで超伝導状態になる。 比重 2.37。
融点 2300℃
沸点 3658℃
ホウ素は、地殻中に 10ppm 存在。 硼砂{Na2B4O5(OH)4・8H2O, Na2B4O7・10H2O} やウレックス石{NaCaB5O6(OH)6・5H2O}のホウ酸塩鉱石(かつて塩湖だった場所に存在)に含まれる。 酸化物, 塩化物の マグネシウムによる還元、ホウ素塩の融解塩電解によって単体を得る。 高純度のものは、臭化物を高熱タンタル上で、水素還元して得る。
ホウ素(5B10)は、中性子吸収断面積が大きいので中性子吸収材に使われる。
ホウケイ酸ガラスは、パイレックスに使われる。
ホウ酸(H3BO3)は、弱酸性の水溶液のホウ酸水(消毒用・うがい用), ホウ酸団子(ゴキブリ殺虫剤), ガラス窯業(セラミックス), 白の顔料に使われる。
炭化ホウ素(B4C)は、ダイヤモンドに次ぐ高い硬度を持ち、研磨剤に
窒化ホウ素(ボラゾン)は、淡黄色の硬い立方結晶構造で坩堝に使われる。
金属化合物(TiB2, ZrB3, CrB2)は、耐熱材として、ロケットエンジンのノズルやジェットエンジンのタービンに使われる。
二ホウ化マグネシウム(MgB2)は、-234℃で超伝導状態になる。ニオブ三スズ(Nb3Sn)は、-255℃まで冷却しないと超伝導状態にならない。
超伝導体は、電気抵抗がゼロになり、電線に直流電流を流すと、電流は永久に流れ続け、この電線をコイル状に巻いた電気磁石は、永久に働く超伝導磁石になる。超電導磁石は、リニアモーターカーや、MRIに使われる。
電気が流れるとは、電子が移動することで、この移動を妨げるのが抵抗で、2個の電子が対(クーパー対)を成して移動すると、電気抵抗がゼロになる 二ホウ化マグネシウム(MgB2)では、電気はホウ素が存在している部分を流れている。
ホウ素は、植物の必須元素の一つであり、98%は細胞壁に存在することから、細胞壁の合成、細胞膜の完全性の維持、糖の膜輸送、核酸合成、酵素の補酵素などに関係。 人では、カルシウム、マグネシウム、燐の新陳代謝に必要。脳機能、骨、筋肉、敏捷性を増加させる。
夜 遅く、雲の切れ間に 木製 が見えた。







ホウ素とは5つの陽子と5つの電子で構成されている原子。
核の中に陽子5つと中性子が5つのホウ素原子 5B10 (19.9%)と、
6つの中性子を持つホウ素原子 5B11(80.1%) の、同位体と、
3ε の中性子を持つホウ素原子 5B8(電子捕獲→4Be8, 半減期 770ミリ秒)と
4εεεε の中性子を持つホウ素原子 5B9(陽子排出→4Be8, 倍 α崩壊→1H1,
半減期 0.846482アト秒)と、
7β- の中性子を持つホウ素原子 5B12(β崩壊→6C12, 半減期 20.2ミリ秒)と、
8β- の中性子を持つホウ素原子 5B13(β崩壊→6C13, 半減期 17.33ミリ秒))の、
放射性同位体がある。
ホウ素とは、第13族・土類金属で、常温, 常圧では、黒色金属光沢をもった半導体である。 原子価は、+3価である。 同族のアルミニウムより炭素, ケイ素に近い性質を持つ。 水や塩酸などには不溶。 硝酸には溶ける。 空気中では表面が酸化され、300℃以上熱すると六角形の平面構造のホウ素酸素チェーンを作る。 炭素と同じように、架橋還構造でフラーレンの様に立体的な、純粋な単体として、αボロンとβボロンの同素体を作る。
酸素と反応して、酸化ホウ素(B2O3)を、フッ素と反応して、融点 -127.1℃, 沸点 -100.4℃で無色で刺激臭のある 三フッ化ホウ素(BF3)を、水素と反応して、水素化ホウ素(B2H ボラン)を作くる。 ボラン(borohydrides)は、結合が切断されると、熱エネルギーを放出して、毒性の臭気を持つ、ジボラン(B2H6), テトラボラン(B4H10), ヘキサボラン(B6H10), デカボラン(B10H14)になる。
炎色反応は、黄緑色。
非晶質ホウ素-転移点 1190℃→αボロン(菱面体結晶構造)-転移点 1210℃→βボロン(β斜方晶系菱面体結晶構造)-転移点(融点) 2450℃→ 液体ボロン
★普通の非晶質ホウ素は、黒色金属光沢をもったアモルファス粉ホウ素。
★αボロン --- 単位格子中にホウ素原子が12個(B12)からなる、正三角形が二十個の二十面体構造(icosahedral cluster)で菱面体構造。 比重 2.54。
★βボロン --- 単位格子中にホウ素原子が105個(B12を含むいくつかのホウ素の塊がいくつか繋がったバンド構造)含まれ、基本は、β斜方晶系菱面体結晶構造で、αボロンよりも熱力学的に安定で、ダイヤモンドに次ぐ 硬度9.3 のとても硬い黄色の半導体の性質を持つ半金属で、低温では絶縁体であるが、-262℃, 250GPaで超伝導状態になる。 比重 2.37。
融点 2300℃
沸点 3658℃
ホウ素は、地殻中に 10ppm 存在。 硼砂{Na2B4O5(OH)4・8H2O, Na2B4O7・10H2O} やウレックス石{NaCaB5O6(OH)6・5H2O}のホウ酸塩鉱石(かつて塩湖だった場所に存在)に含まれる。 酸化物, 塩化物の マグネシウムによる還元、ホウ素塩の融解塩電解によって単体を得る。 高純度のものは、臭化物を高熱タンタル上で、水素還元して得る。
ホウ素(5B10)は、中性子吸収断面積が大きいので中性子吸収材に使われる。
ホウケイ酸ガラスは、パイレックスに使われる。
ホウ酸(H3BO3)は、弱酸性の水溶液のホウ酸水(消毒用・うがい用), ホウ酸団子(ゴキブリ殺虫剤), ガラス窯業(セラミックス), 白の顔料に使われる。
炭化ホウ素(B4C)は、ダイヤモンドに次ぐ高い硬度を持ち、研磨剤に
窒化ホウ素(ボラゾン)は、淡黄色の硬い立方結晶構造で坩堝に使われる。
金属化合物(TiB2, ZrB3, CrB2)は、耐熱材として、ロケットエンジンのノズルやジェットエンジンのタービンに使われる。
二ホウ化マグネシウム(MgB2)は、-234℃で超伝導状態になる。ニオブ三スズ(Nb3Sn)は、-255℃まで冷却しないと超伝導状態にならない。
超伝導体は、電気抵抗がゼロになり、電線に直流電流を流すと、電流は永久に流れ続け、この電線をコイル状に巻いた電気磁石は、永久に働く超伝導磁石になる。超電導磁石は、リニアモーターカーや、MRIに使われる。
電気が流れるとは、電子が移動することで、この移動を妨げるのが抵抗で、2個の電子が対(クーパー対)を成して移動すると、電気抵抗がゼロになる 二ホウ化マグネシウム(MgB2)では、電気はホウ素が存在している部分を流れている。
ホウ素は、植物の必須元素の一つであり、98%は細胞壁に存在することから、細胞壁の合成、細胞膜の完全性の維持、糖の膜輸送、核酸合成、酵素の補酵素などに関係。 人では、カルシウム、マグネシウム、燐の新陳代謝に必要。脳機能、骨、筋肉、敏捷性を増加させる。
夜 遅く、雲の切れ間に 木製 が見えた。

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