らくたこマックの行雲流水

たまには漕ぐかと言いつつ川を離れ、熊と隣り合わせで野山を駆け巡る。なんて外遊びは楽しいんだろうw

Emergency

2012-01-26 12:00:15 | ボーダーコリー
冷え込みが戻った水曜日の午前中。ウラの公園ではルークを含め、いつものメンバー犬5頭が遊んでいた。普段から人様が投げるディスクやボールの方に興味が向き、飼い主への忠誠心に乏しいルーク君。この日も他の小型犬を蹴散らし、我先にとボールを追いかけていた。そのくせ他の犬と遊んでいたら、急に割り込んでくるんだからワガママだよな。良くいえば遊んでくれる人だ~い好き!ていう、遊ばせ上手な憎めないヤツなんだけどね。

そんな日常風景を断つ事件は、なんの前触れもなくやってきた。ルークがなにかのはずみで、追いかけていたボールを飲み込んだのだ。いち早く気づいたソラママの声に、すぐにルークママが駆け寄った。実はあ~見えてもママさん、そういった時の救命処置を身に付けてます。あっ、人の場合のね。吐かせようとあれこれ試みるも、出てくるのは胃の内容物ばかり。その間に同じ動物病院に通うくっくかーちゃんが、電話で状況を説明し訪院を伝える。公園に車を横付けすると、みいちゃんパパが雪山を分け乗せてくれた。車中では苦しみもがくルークを、くっくかーちゃんが保定し励まし続ける。状況は思わしくない。

診察を待つ二人の方に割り込み、抱えたまま真っ直ぐ処置室へ入る。大きく口を開かせた院長先生が、ノドの奥に詰まったボールを目視した。器具も使い取り出そうと試みるも、ノドの筋肉を締めるために思うようにいかない。結局、麻酔を打って取り出すことに。酸素を送りながらの処置となるため、ルークは奥の手術室に連れて行かれることになる。ママさんは耳を倒し麻酔のために、よだれをダラダラ流すルークを見送るしかなかった。
待合室で待つこと数十分。無事に取り出せましたとの報告を受ける。しかしノドに傷がついて出血しているという。そして麻酔の切れる夕方まで預け、病院を後にしたのが正午過ぎのこと。

鬼の居ぬ間にガッツシ掃除をして6時頃に迎えに行くと、いつもの耳を倒し腰をクネクネする仕草でルークが寄ってきた。病院からは3日分の止血剤と、消炎鎮痛薬を処方されただけ。これといった注意事項もナシ。
私が帰宅したのが8時頃。で!取り出されたボールが、写真にあるピンクのイボイボのやつ。直径を計ってみたら5cmもありました。普通、こんなデカイの飲み込むかぁ。でもイボイボのおかげで、奥まで達しなかったのよね。もし食道や胃腸まで入ってたら、呼吸困難か開腹手術だっただろう。やれやれひと安心とルークをいたわり撫でると、オモチャ箱からボールをくわえて足元にポイ。コイツまったく懲りてないな(笑)

公園仲間さんたちの献身的な対応と素早い連携プレーで、最後は笑い話のネタにすることができました。心から感謝しています、ありがとうございます。これにめげずこれからも、ルークと遊んでやって下さい(謝)

ボールとカレー

2012-01-24 18:28:18 | ボーダーコリー
一瞬の暖気が入り込んだ日曜日。夕方からはこの時季らしからぬ小雨模様。夜には解けた雪が屋根から滑り落ち、そのたびにルークが耳を立てて身構える。ナンだか変な天気だね。

今日のお出掛けは、安さで知られる家具屋さん。ランに行けると車に飛び乗り、ワクワクしてたのに残念でした。これもアンタがカーペットを、ガジガジしたんだからしゃ~ないね。自業自得です。
昼過ぎに買い物から帰ると、何故かMダックスのくっく嬢が玄関先でお出迎え。ひょっとして帰るのニオイで察した?。だったらアナグマ犬として刻まれた、遠い記憶がよみがえったか。そんな素振りを見せないところがサスガだね(笑)

好みのうるさいお嬢を餌付けしていると、ママさん二人はペットショップのチラシに釘付け。なにやら光るボールが半値だと騒いでいる。知らなかったけどウラの公園で、ちょっとしたブームが訪れているらしい。電池の切れたのを見せられてもワカランて。
初めて行くショップらしく、地図と住所を見ながら首を捻る。そしてひときはトーンをあげ、近くにシバキチカフェがあると大騒ぎ。そして明日行くことが早々に決定したようだ。ホンと遊ぶことには長けてるわ。それよりボールとカレーで、こんなに盛り上がる二人ってナニ(爆)

大人買い

2012-01-20 20:49:42 | ボーダーコリー
写真と本文は関係ありません。新しいオモチャの贈呈式ですが、あっ!というまにアヒル隊長の勇姿は見るも無惨な姿に(笑)

てっきり真冬日を抜けたと思ったら、19日の最高気温はマイナス0.3℃だったらしい。まぁ、家の辺りはマイナス2~3℃だったと思うけど。これで札幌の真冬日は10日連続。大寒とはいえ、今年の寒波もナカナカやるもんだ。
それでも7~8年のブランクがあるとはいえ、この地に生を受けて半世紀。日中は暖かいと思いましたよ。車のヒーター切ろうと思ったくらい。つくずく北国で暮らす人は、耐寒に優れてると思うわ。アザラシ食ってるわけでもないのにね。こて父さんなら間違いなく、汗かいてたな(笑)

雪が降り積もる前に冬場の練習用にと、20枚のCOOLディスクをストックした。しかし年明けからのこの寒波。すでに半分以上が割れてしまい、リサイクル待ちの状態だ。いつも5枚のディスクを持って公園に行くんだけど、一晩で3枚割れた時には涙が出たね。しかも歯形の付いたやつは無事で、ナンデ下ろし立てのばかり割れるかなぁ。あ~!1600円が~!!て感じ。ん?ソロバンをはじく私はセコイ(笑)

確かに去年使った、冬用のファーストバックは割れなかった。いかんせん色がアイボリーなんで、雪の上で探すのが大変なのよ。今年はフリー始めちゃったし、なおさら大変そう。しかも練習はほとんど夜だし。HDXも大丈夫なんだろうけど、ルークにあの重さは酷な気がするのよね。私も上手く投げられないしさ。おまけに7枚揃えたら1万5千円だよ。ブツブツ々々...。
で!思いきってCOOLを、50枚買い足しました。おっ、大人買いじゃん。でも大人買いだったら、普通100枚じゃね。ナニをおっしゃいますやら、私のお小遣いではこれが限界です。いよいよもって、タバコのやめ時が来たみたいだな(爆)

らしさ

2012-01-14 18:48:17 | ボーダーコリー
ルークとの夜の散歩は、決まって9時前後。町内をグルッと一周して、ウラの公園で遊ぶのが日課だ。真ん中に1本ある照明灯だけが頼りだけど、雪が積もってからは光が反射して思いのほか明るい。小山でソリ遊びをする子供たちのおかげで、5×10m位は踏み固められてるかなぁ。地道に拡張造成中だけど、更のところは太股までズッポリ。ちょっと奥までディスクを投げると、着地したルークは雪煙と共に一瞬にして消えます(笑)

そうそう!そんな役に立つ子供たちが冬休みのあいだ、ママさんがケンカの仲裁役だったそうです。「ルークママ~、※※ちゃんが~」と、泣きついてくるんだって。すると例の調子で手加減することなく、両成敗でガッツリ叱りつける。そしてシュンとなる子供たち。アハ、目に浮かぶわ。だからチクる相手を間違えてるって(笑)

近頃、ルークらしさって何だろうと悩んでます。片手で足りるほどのトリックしかできないけど、らしさがなければ楽しみは半減だよね。確かに難易度の高いトリックは、ホォ~!て感じはあるんだけど。それがルークらしくなきゃツマンナイ。単純な動きであっても、ルークらしければ魅力的なはず。ん!多分そう(笑)

ということで、ルークの良いところ考えてみた。まずは「メンコイ」。これは親バカなだけだから関係ないな。続いては「オトボケ」。漫才やるわけじゃないしこれも却下。ん~、あらためて考えると難しいね。
じゃ~「オダツ」。おっ!これはルークらしいぞ。若犬だから当然なんだけど、シニアになっても案外オダッてたりして。ナンだかそんな気がしてきたぞ。確かにウヒャ~!て感じはルークらしいね。全盛期の伊藤みどりみたいにさ、ゴム毬が跳ねるようなフリースタイル。ん!ルークらしいよ。ヨシ!これでいこう。で、ナニ練習すれば良いんだ(爆)

恋敵

2012-01-10 10:30:20 | ボーダーコリー
成人の連休が明けた火曜の朝。空が藍に染まり始めた手稲山の右上には、今にもETが横切りそうなデカイ月が浮かんでいた。ホォ~!と間抜けな感嘆の声をあげる足元には、夜半にかけて深々と降ったであろう20cmを超える雪。除雪車が追いやった雪山は、有に膝丈まで達していた。ルークといえば的を定めるように、首までスッポリ埋めてトレジャーハント。今日も朝から楽しそうで、なによりです(笑)

CSI:マイアミを見ていた時のお話。個人的にはCSI3作品のなかでは、このシリーズが一番好きだ。やっぱラテン系の女性はセクシーよねぇ。オイ、理由はそんなんかよ(笑)
ストーリーはキューバ移民の母を持つ捜査官デルコが、入管法違反容疑で勾留されたところから始まる。からまりあう出生の謎。上司でもあるホレイショの働きかけもあり、ほどなく嫌疑は晴れて保釈された。彼を出迎えたのは、同僚の女性捜査官カリー。
安堵のハグを交わす二人は、ひそかに恋心を寄せる仲でもある。しかし不器用なデルコに、想いを打ち明ける術はない。そしてぎこちない会話の隙間を埋めるように、求めあう互いの唇が優しく重なる。ん~、文才ないわ。安物の官能小説になりそうだぜ。実際はもっと切ない、大人のラブストーリーです(汗)

ソファーで寝そべる私を見習うように、ルークもカウチでだらしなく寝ていた。ところがこのシーンが始まる少し前から、ムンズと起き上がりテレビに釘付け。普段からテレビを気にすることはないので、実に突飛な行動だ。カリスマドッグトレーナーで、犬が吠えようが唸ろうが無関心。唯一自分が映ったビデオだけは、小首を傾げて見るナルシーですが(笑)
画面いっぱいにキスシーンが映し出されると、足を一歩前に進めテレビに大接近。そして二人の間に割り込むように...チューをした(驚)
ん!?、私の視線に気づいたのか、振り返ったルークはバツが悪そうだ。ナンだか成人を迎えた途端、色気づいたようです。ちょっとエロいぞルーク。まぁ、カリーは南部のブロンド娘だから、私とは恋敵にならないからいいけど(爆)