らくたこマックの行雲流水

たまには漕ぐかと言いつつ川を離れ、熊と隣り合わせで野山を駆け巡る。なんて外遊びは楽しいんだろうw

少女と戯れご満悦

2010-11-26 08:29:15 | ボーダーコリー
休日の公園での出来事。街道を渡って隣町まで来ると、何故だかカラスの群れが占拠していた。ルークもちょっと気になるようだがフリスビーで遊んでいると、自転車に乗った一人の少女が近づいてきた。小学校の3~4年生くらいだろうか。「わんちゃんナデていいですか?」と丁寧な言葉づかいで話しかけてきた。「いいよ!」と答えてルークを座らせると、彼女は優しく頭をナデて微笑む。ミニチュアダックスを飼っていたが、この10月に死んでしまったそうだ。「フリスビー投げてみる?」と聞くと、照れくさそうに「うん!」と答えた。見よう見まねでディスクを飛ばすと、ルークも期待に応えて追いかけて行く。少女が走り出すと、ルークも負けじと駆け出し追い抜いた。「早いねぇ~」と息を切らした少女に満面の笑みが浮かぶ。子犬にはオジさんより、少女のほうが似合いますね。

来春、所沢から伊達に移住する叔父が、上棟式のために来道した。40数年に渡る首都圏での勤めを終え、半自給自足の夢をかけての移住だ。まったくのお門違いだが、私の方までワクワクしてしまう。実家に一泊していくので、ルーク共々会いに行く。今日の彼はことのほかお利口さんで、皆から口々に褒められナデられた。テーブルのご馳走にも手を掛けず、オシッコも素振りを見せて庭に導く。小さな子供には飛びつかずに、静かにナデられている。少しずつではあるが、社会のルールも覚えてきたようだ。などと褒めちぎってますが、粗相も一回だけやっちゃいました。だから勝手に猫の水を、ガブガブ飲むなぁ!て言ったじゃん(笑)

多国籍テイストが育むオフクロの味

2010-11-23 04:05:19 | ローカルフード
『バカらしいと思うかもしれないが、真の革命家は偉大なる愛によって導かれる。人間の愛、正義への愛、真実への愛。愛のない真の革命家を想像することは、不可能だ。』(チェ・ゲバラ)

少し前の話しになるが、2009年1月公開の「チェ 28歳の革命」をCS放送で見た。「オーシャンズ」シリーズのスティーブン・ソダバーグ監督作品である。若き日のゲバラがカストロと出会って革命を成し遂げるまでと、革命後に出席した国連総会での演説を行った日々まで。まるでドキュメンタリーを見ているかのように、ゲバラの人間性が淡々と描かれた秀作だと思う。ということで、いつもながら唐突ですが今回の「ローカルフードで世界を旅する」はキューバ料理『アヒアコ(ajiaco)』です。

キューバの歴史は「スペインによる植民地化」、「独立後のアメリカによる内政干渉」、「革命後の社会主義体制」の大きく3つの時代に分けることができる。スペインの遠征隊によって植民地化が進められると、先住民らは虐待や強制労働、疫病によってそのほとんどが絶滅した。そして砂糖産業が急速に発展するなかで、奴隷産業も同じく盛んになっていくのだ。地理的にもアメリカのお膝元であるため、常に大国の干渉を受けた悲惨な歴史を歩み続けた。キューバ料理においてもしかり。この複雑な歴史を背景にスペインやアフリカ、南米など、多国籍テイストの食文化が育まれたのだ。

元々、アヒアコはコロンビアの首都ボゴタの伝統料理で、鶏肉にアンデス特産のジャガイモやトウモロコシが入ったスープ。中南米の各地で食べられている料理だが、キューバのアヒアコは様々な野菜が入った "ごった煮" といった味わいである。そこでこの料理に欠かせないのが "ソフリート" と呼ばれる基本調味料。ニンニクやタマネギ、ニンジン、ピーマンなどをみじん切りにしたものに、豚ひき肉とトマトピューレを混ぜて炒めたソースである。味付けはクミンとオレガノ。見た目はほとんどミートソースです。料理の隠し味として使われることが多く、日本で言うところの味噌とか醤油といった感じですね。今回、知る人ぞ知るサルサ通のスパイスママが作ったアヒアコは、完全オリジナルメニューの「サルサ風アヒアコサラダ」。週に2回はサルサを踊るという強者の作品です。意外なことにキューバ人は辛いのが苦手らしいので、現地の人が食べたら間違いなく悶絶することでしょう。カッー!(笑)

一本の照明灯を頼りに

2010-11-18 15:29:53 | ボーダーコリー
腰を痛めてからはご無沙汰になってしまったが、20数年前に始めたゴルフのことを思い出す。出だしは真っ直ぐに飛んでいくものの、その先は右に左に大きく弧を描く。余りにもヘボなスローイングなので、YouTubeでフリスビーの基礎を学ぶことにした。いやはや、握り方からして違ってました。人差し指を伸ばしてリムに添えていたが、握りこんで第一関節を引っ掛けるようにするらしい。中指は立てて親指と挟むようにする。フムフム、これだとディスクとの一体感が生まれますね。お手本通りに投げてみると一目瞭然で、回転がより加わったことで飛行に安定感がでてきた。ワンワン!とルークに文句をつけられる前に、まずは矯正できて一安心。

夜の散歩で見つけた三角形の芝生の広場。民家からも少し離れているので、ディスクで遊ぶには絶好の場所だ。しかも一本の照明灯がそこにはある。半径10数m四方は十分に灯りが届く。まだまだ空中のディスクをキャッチする域には達していないが、それでも果敢にチャレンジしている。もちろんハジキまくりだが、レトリーブはずいぶんと上達してきた。ディスクを持って帰って来て、しかもすぐに放すようになった。たかが一本の照明灯の灯りだが、祖先は夜行性で獲物を捕えてきた歴史がある。若い頃は " ヨタカ " と呼ばれた私以上に、彼にはよく見えているはずだ。とはいえ、ルークに野性動物としての記憶が刻まれていればの話だが(笑)

弧を描いて

2010-11-09 07:46:08 | ボーダーコリー
11月8日、ルーク4ヶ月目の誕生日。朝起きると右腕の肩と肘に違和感が。ハハァ、何のことはない、ただのフリスビー痛です。暦の上では立冬だというのに、この日は最高気温が17℃まで上がる。この陽気につられて年甲斐もなく、朝夕の2回もフリスビーでルークと戯れちゃいました。そもそも、ここ何年もモノを投げるなんて行為は、した記憶がないので当然ですね。
朝は散歩を兼ねて、15分ほどの隣町の公園へ。ここは小さな球場と隣り合わせなので、使われていなければ十分に遊べる広さがある。さすがに日の出間もない早朝7時、周回コースを散歩する人が数人いるだけだ。早速セール中の秀岳荘で買ったばかりの、20mの細引きを付けてフリスビー始めちゃいました。

「go!」の合図でディスクを追いかけ、「come!」で戻って来る。体に比べて大きく感じる正規サイズのディスクをくわえ、一生懸命走る姿は親バカながら愛らしい。今朝のルークは絶好調で、手元までディスクをくわえたまま「out」でキッチリ放す。" 人間の頭脳を持った犬 "と称されるシュナウザーの飼い主さんにも、「ちっちゃいのに偉いねぇ」と誉められルークも上機嫌。この3才のシュナ君とも、オドオドながら挨拶ができた。足元はおぼつかないが、少しずつ大人の階段を上っているようだ。さすがに後半は飽きたのかバテたのか、その場でガジガジやってましたがね。
そうそう、ここ最近になって頻繁に足を上げてオシッコをするようになった。おかげでサークルの中から、緩やかな弧を描いてカーペットにはみ出してしまう。ん~、これは「大人になってきたなぁ~」などと喜んでいる場合じゃないぞ(笑)

ロマンチストだったのね

2010-11-04 15:52:25 | ボーダーコリー
荒れた空模様の文化の日。雨の合間を狙って散歩に出ると、家の角を曲がった途端にみぞれになった。どちらが雨男かは分からないが、まったくもって間の悪い二人だ。公園に着くとハトの群れが餌をついばんでいた。以前、カラスには追って行きそうになったが、今回は3mほど離れて静観している。促すように半歩前に足を進めると、慌てて後ろに隠れてしまった。何が違うんだろう。雨は激しくなる一方で、ルークも立ち止まってはブルブルと水を切る。今日のところは早めに切り上げよう。3週間振りに体重を量ると1kg増の6.5kg。こんな雨の日にはレインコートを着せてやりたいが、もう少し成長が落ち着いてから。と思ってしまうのはセコイ?。

やはりあの程度の散歩では不服らしく、こちらが立ち上がるたびにドアに先回りする。今日はもう行かないと言い聞かせるが、とうてい理解したとは言い難い。部屋の中でのボール投げや引っ張りっこでは、体力を持て余すようだ。そんな君のために今日、ドーンとフリスビーが届いた。一枚294円で送料が無料となる11枚を購入。色とりどりのディスクが入った段ボールをひっくり返すと、いの一番に紫色をくわえていった。スイスの心理学者マックス・ルッシャーは、8色の中から好きな色を選ばせることで、潜在意識や性格を判定するカラーテストを考案した。それによると紫が好きな人は「繊細で感受性が強く、ロマンチストなタイプ」らしい。ハァ~?ルークがロマンチスト?。これって犬にも当てはまりますかねぇ(笑)