らくたこマックの行雲流水

たまには漕ぐかと言いつつ川を離れ、熊と隣り合わせで野山を駆け巡る。なんて外遊びは楽しいんだろうw

誰に似たのやら

2011-02-24 10:48:18 | ボーダーコリー
厳しくも美しい北海道の自然を、アイヌ民族と共に生きてきた北海道犬。同じ町内に住む柴犬のマリちゃんには、そんな忠実な狩猟犬の血が流れている。そして、唯一ルークに教育的指導をしてくれるレディだ。普段は優しく遊んでくれるが、度が過ぎるとガウッ!と一蹴。小型犬の多いご近所にあって、ルークはマリちゃんが気を許した数少ない犬らしい。「マリもとっても楽しそうだ」と飼い主さんに言ってもらうと、逆にイタズラ坊主の相手をしてもらって恐縮してしまう。8才の年の差を越えてキャッキャッと遊ぶ姿に、自然と頬が緩む。マリ様、世間知らずのボンズですので、遠慮せずビシバシやっちゃって下さい。ディスク以外の時はナヨッとしてますが、あれで結構懲りないヤツなんで(笑)

一本の照明を頼りにいつもの広場で遊んでいると、久しぶりにコーギーのモカちゃんに会った。若いご夫婦の愛娘で、散歩デビューのころからの顔見知りだ。初めの頃は人見知りなモカちゃんにガウガウされたが、近頃は優しく挨拶して大人しく遊ぶ仲になった。ところが今夜のモカちゃん、珍しくテンション高いです。Go!Go!!の合図でルークを走らせると、そこは同じ牧羊犬のコーギー。短い足を雪にとられながらも、弾丸娘となって追いかける。いつ見ても思いっきり走る犬は楽しそうだ。病院でダイエットを勧められているようで、後半は息もあがってバテバテだったが満足げなイイ笑顔を見せた。

ところでルーク君。仲良しはみんな女の子みたいなんですけど。ミニダックスのクックちゃんもそうだし。ケッ!女好きなヤツめ。いったい誰に似たのやら(笑)

足元を

2011-02-21 19:21:02 | ボーダーコリー
近頃のルークはジャンプの楽しみに目覚めたようだ。裏手の公園に新雪が積もったときだけに、二人に許されたフリースタイル擬き。こちらも至近距離で絡めるので、躍動感をつぶさに感じ取れて楽しい。一枚目のディスクをキャッチさせてネクスト!カム!!で呼び戻すと、姿勢を低く保ったままで突進してくる。ディスタンスの練習にはないスピードだ。まるで獲物を狙うかのような、鋭い目の輝きにシビレてしまう。こうしてフリースタイルに、のめり込んでいくんでしょうね。雪の積もらない地域では、とても怖くてこの月齢ではできない遊びだ。あれほど降り続いた大雪に、うんざりしていたのにゲンキンなものですね。

室内で覚えたコマンドを外で実践するには、少々時間がかかってしまう。今でこそ当たり前のシットやダウンもそうだった。座ろうが伏せようがボクの勝手でしょ!みたいな、納得のいかない感じなんでしょうね。少し前から教え始めていたアラウンドも、家の中では出来るのに外に出るとダメ。ディスクをジッと見据えて仁王立ち。中腰になってディスクを持ち、何度自ら回ったことでしょう。そして昨日、ついに外でもアラウンド出来たのだ。狭い居間で練習していたので、外でも足元近くを小回りするのはご愛敬。いや~、これでディスクの幅がグッと広がりますね。

『足元を ようやく君が 回ったから 二月二十日は アラウンド記念日』字余り(笑)

返す言葉も...

2011-02-19 21:33:20 | ボーダーコリー
慌ただしい朝の行動は、誰もがパターン化していると思う。コーヒーを飲んでタバコを一服、顔を洗ってと分刻みのスケジュール。そして家を出るときには、ルークをバリケンにハウスさせる。「ボクも連れてって~」とバタバタしないように、アンタは留守番だよと伝えるためだ。ストーブをセーブモードにしてから、いってきますと声をかけてビスケットを一枚。最近はストーブのパネルに手を伸ばしただけで、扉が閉まっていても自ら開けて入っていく。ん~、これって私が出かけることよりも、ビスケットが食べたいという行動ですかねぇ(悲)

以前のエントリーで "袋ごとフードを与えたらどうなるんだろう" と、子供電話相談みたいなことを言ったところ。病院スタッフの方から、丁寧な回答をいただきました。「ボーダーコリーは吐きながらでも食べてしまう」。...懸念していたとおりの愕然とするお答え。さらに「食べることに関しては、おバカちゃんらしいですね」と付け加えた。ハイ、仰せのとおり私も薄々は感じでおりました。返す言葉もございません(拝)

昔かたぎの職人犬

2011-02-17 07:41:13 | ボーダーコリー
除雪が滞っていた自宅周辺の道路は、トレッキングコースのように起伏に富んでいた。この連休でようやく排雪が入り、道路脇からは垂直な雪壁が迫ってくる。ルークが楽しみにしていた雪山登攀も、ハーケンを打たずに登るのは不可能だ。一応、飛び付いてトライはしてましたがダメでした。これで頂上のウンチを、苦労して取らずにすみそうだ。

街中に用事のあるスパイスママを送った足で、自宅を素通りしてドックストックに向かう。ルークがここのランに馴染むかどうか、今まではビジターで利用していた。そんな過保護な父の心配をよそに、今日は受付をしている間も早く早くと急かす。常連犬との相性も悪くないので、今回から晴れてメンバーとなった。下世話ですが毎回2千円というのも高いですしね。

今日のディスク練習はニュースペースから。ムムゥ、北東から吹き付ける風がやけに強いぞ。アッサリと風に負けて、情けなく右に流されていくディスク。そんなへなちょこスローをみかねて、ジャ~ン!と効果音を響かせスタッフ登場。ディスクの傾け方やリリースの方向を手直しされると、ア~ラ不思議!イイ感じで飛ぶようになった。いやはや、ルークがディスク嫌いにならずに済んだかも。

メインスペースではニーズとロンの2頭が、事も無げにロングスローを決めている。風をものともしない両パパさんの、力強いスローはため息ものだ。ロンにとっては迷惑な話だが、両刀使いのロンパパさんが投げるディスクを一緒に追いかける。いつもながらの出足の遅いルークが、ロンの動きにつられて一足早く駆け出した。ヨシヨシ!昔かたぎの職人犬となって、シッカリと見て覚えるんだぞ。ハハァ、他人任せな飼い主です。

ところで、おイタな犬の神様が今回遣わせたのはダルメシアン。さすが馬車の伴走犬として活躍していただけに、そのたくましい体は楽にルークの3倍はありそうだ。丁重に挨拶したあとは、追われ追われて最後にはマウント...。さて、次に控えし使者は誰でしょうね。ルークの苦難はまだまだ続く(笑)

フリースタイルもどきで遊ぶ

2011-02-13 15:48:36 | ボーダーコリー
札幌市内を東西に分ける創成川は、慶応2年に開削された大友堀が前身となっている。札幌村入植者たちの飲料水や田畑の用水路として活用される一方、生活物資の輸送路としての役割も担っていた。当時は南3条から北進して北6条付近で北東に流路を変えていたらしい。明治3年には茨戸に届いた物資を最短ルートで輸送するために、新たに寺尾堀が開削された。現在の麻生町の裏で琴似川に付けられ、篠路からの物資輸送に利用されたという。
寺尾堀の終着点は現在創成川水再生プラザとなり、そこの駐車場が冬場のルークの遊び場となっている。車道からも離れているので、ディスクで遊んでいても安心だ。まわりに住宅もないので、大きな声でコマンドを叫んでも大丈夫。唯一の難点といえばこの辺りを住処としている、コガモの「ピーッピーッ」という笛のような鳴き声。何故だかこの声を聞くとフリーズしてしまうルークです。

休日の日中に自宅裏の公園に行くと、初めて見るルークの公園友だちに出会えて楽しい。この日もディスクで遊んでいると午前中はヨーキーの空ちゃん、午後にはミニダックスのクックちゃんと一緒になった。どちらもルークに比べて体は小さいが、花も恥じらうお姉さんだ。ルークがまわりを飛び跳ねながら、アソボ!とアピールする姿が可笑しい。スパイスママによると、いつも度が過ぎてドン引きされるという。
ここは大きな公園ではないので、ディスクも15m程度しか投げられない。今日は新雪が積もっていたので、ディスクを2枚持ってフリースタイルもどきで遊ぶ。まずは10mほど投げて一気に戻らせ、目の前にトスを上げてジャンプキャッチさせる。1枚目をくわえたままで戻ってしまい、2枚目を呆然と見送る姿が実に間抜けだ。たまにはバッチリと型にはまり、右足を前に出すとレッグオーバーぽくなる。体の近くを走り抜けてジャンプする動きは、こんなチビでもかなりの迫力ですね。フリースタイルにはまりそうですが、その前に凝り固まった体の柔軟体操が必要かもしれません(苦笑)