目覚め。

チャネリングされたイエスの言葉とACIM。

09-05-09#2

2009-06-06 03:58:55 | Chapter 15
もう一度読みましょう。

“Because of guilt, all special relationships have some element of fear in them. And this is why they shift and change so frequently. They are not based on changeless Love alone. And love – where fear has entered – cannot be depended on because it is not perfect.”

〔罪悪感ゆえに、全ての特別な関係には恐れの要素が潜んでいます。それ故に、特別な関係は常に変質し続け、取り替えられ続けるのです。 特別な関係は、揺ぎ無い愛だけに根差したものではありません。その愛は、恐れを受け入れており完全では無いので、頼れるものではありません。〕

(記憶に頼らない、過去の経験や与えられた定義に基づかない)無垢な感覚で、人や動物や物と共に貴方がいるとき、愛の行為が貴方の中で起こっています。

そこで、急激な知覚のシフト(Sudden Shift of Perception)が起こるのです。


“In His function as Interpreter of what You have made, The Holy Spirit” – That Which is nothing more than Your Right Mind – “uses special relationships, which You have chosen to support the ego, as a learning experience which points to Truth.”

〔貴方が作り上げたものの翻訳者として、精霊(貴方の正気)は(貴方がエゴをサポートする為に選んだ)特別な関係を、真実を指し示す教材として使います。〕

貴方が自分の正気にあえて尋ねたとき、自分の精霊に「これの真理は何ですか?」と尋ねたときにこれが起こります。 「この物の真理は何ですか? この人の真理は何ですか? 私は尋ねます。 私は空の容器になって、新しい事を受け入れられるようになりましょう。」

貴方がそう言ったとき、精霊がその役割を果たす事ができます。
貴方の正気がその役割を果たし、それ(正気、精霊)以外のマインドを持っていると考えている貴方を正すことができます。

精霊(貴方の正気)の役割とは、貴方の、自分一人で分離した意識を持つ事が可能と考えている部分に、神の子供としての(いま生きている神の表現としての)意識的体験を全て取り戻させる事です。

神の子であるとは、貴方が愛として兄弟(やその他全てのもの)と共に存在する事を言っています。


愛とは技能ではありません。愛とは貴方の自然な性質です。それは貴方の聖なる性質です。 
愛は何時でもそこにあり、貴方が自分の愛の定義に夢中になっていない限り、何時でも愛を感じる事が出来ます。 貴方の愛の定義とは、全ての人に心地よく対処して、彼らから富や名声や尊敬や待遇など(その他考えられる限りの善良でプライベートな特別性)を引き出す事です。


“In His Function as interpreter of what You have made, the Holy Spirit uses special relationships, which You have chose to support the ego, as a learning experience which points to Truth.”

〔貴方が作り上げたものの翻訳者として、精霊(貴方の正気)は(貴方がエゴをサポートする為に選んだ)特別な関係を、真実を指し示す学習教材として使います。〕

真実を指し示す?  より詳しくは、「真実を(愛として)体験できるよう、貴方の注意を真実へと指し示す学習教材として使います。」です。 

それは、貴方が自己の存在を自分でもたらしてはいないと知る体験です。
貴方は、自分自身を創造した訳ではありません。貴方を創造したものは、今でも貴方を創造し続けて貴方をもたらし(存在させ)続けています。  今も今も今も。 (神は)貴方の全ての瞬間を、神の新しさで創造し続けています。


“Under His Teaching,” – the Holy Spirit’s – “every relationship becomes a lesson in”

〔彼の教えの元に、全ての関係は愛のレッスンとなります〕 彼とは精霊の事です。

貴方が知らないのは愛だけです。 孤児という言葉の意味は、愛の不在です。


「神よ、私は自分でいたします。私のやり方でしたいのです。 神は私が個人として独立する自由を下さったのです。」 そこには抱擁がありません。 それは、愛を指し伸ばす行為ではありません。 そこには関わり合いがありません。 そこには統一性(Unity、一つになること)がありません。

(無限の一部が)創造の僅かな一部が、その他の全てから離れようともがいた場合、そこには大きなストレスが掛かります。 なぜなら創造の一部を、その他の部分から分離する事は不可能だからです。

それは、戦争とも呼べるものです。 無限の創造の一部が、他の部分に対して立ちはだかって、傲慢にも独立しようと奮戦しているのです。

そこには愛がありません。なぜなら、そこに関わり合いが無いからです。 そこには関係性がないのです。 わかりますか?

間違えないように、ここでハッキリさせておきましょう。
目覚めるとは、正気を取り戻すとは、貴方の真の資質として愛を自分の中に再度取り入れる事です。 今までもずっと貴方の資質は愛であったのですが。


この事は、全てを自分でこなさなければならない状況に比べて、よりたやすいと貴方にも解るでしょう。

でも、貴方がなにか必要に迫られているとき、でもどうしていいか分からないとき、何も出来る事がないと考えているとき、その時貴方に何かが求められていた場合、貴方はこう言ってしまうかもしれません。

「愛を自分とすることも、それほど簡単ではありません。私にはまだ出来ません。」


そうではないのです。 それを出来ないのは、貴方がそれを出来ないと考えているからです。 そして、それが貴方の資質である事を忘れてしまったからです。 だから、不可能な事を求められていると感じてしまうのです。 

でもそうではありません。 そのとき、難局にあるとき貴方は勤勉でなければいけません。 あえて熱意を持っていなければなりません。 その場面から逃ず、そこに踏みとどまり、不信心から抜け出て、それを凌駕する貴方の真の資質へシフトしなければいけません。


もう一つ覚えていて下さい。 貴方は、これを一人でするわけではありません。 貴方の正気である精霊が、何時でもすぐ傍に立っています。 精霊が貴方を正気へと連れ戻すために、すぐ隣で待っています。

精霊の役割は、自分の一部を他の部分から切り離そうとしている貴方に、それを諦めさせる事です。 そして、貴方の全てが一つに統合され、統一性(Unity、唯一性)と統合性(Integrity)が体験できるようにすることです。 

UnityとIntegrityは影響されずに健全なまま貴方を待っています。 それが精霊の役目です。



“Under His Teaching every relationship become a lesson in Love.”
〔彼の教えの元に、全ての関係は愛のレッスンとなります〕 

愛のレッスンを通して貴方は孤児である事をやめるのです。 より優れた思考能力のレッスンではありません。 より早くより完全に記憶へアクセスするレッスンでもありません。

それは、知らない能力(定義をせずにいる度量)です。 衝動的に物事のあり様を自分で断定しようとしない度量です。 なぜ衝動的に物事を断定しようとするのでしょうか? 貴方は、それをすることで安全を得ていると考えているからです。 

でも、それを放棄したとき、貴方の永遠で無限の統合性(Integrity)が、統一性(Unity)が貴方に明らかになります。


安全とは本来言葉にはできないものです。 何故なら、存在(Being、あること)は永遠に変えようがなく完全だからです。 創造の動きは永遠に完全で、どの様な恐れも知りません。


“The Holy Spirit knows no-one is special. Yet He also perceives that you have made special relationships, which He would purify, and not let you destroy.”

〔精霊は誰も特別ではないと知っています。 だけれども、精霊は貴方が特別な関係を作った事を感知しており、貴方にそれを破壊させず、それを清めます(純化します)。〕

以前も言いましたが、貴方がどの様に世界をとらえていたにしろ、貴方の目の前にあるものは天の王国、天国です。 貴方は天国を取り違えているのです。 貴方はどこか別の場所に行って天国を体験する訳ではありません。

ですから貴方は、いまこの地点で、物理的世界と貴方が考えている宇宙で、より意識的にならなければいけないのです(allow Yourself to be present)。 そして、現在の定義を放棄し、天国が存続し続けている、今ここに自分を委ね、それを純粋に体験するのです。 貴方の世界に対する概念ではなく、世界そのものをありのままに、天国として体験するのです。


“perceives that You have made special relationships, which He would purify and not let You destroy.”

〔精霊は貴方が特別な関係を作った事を感知し、貴方にそれを壊させず、それを清めます。〕 

貴方は、この世界この宇宙を放棄して、目覚め天国へ行く訳にはいかないのです。 なぜなら、この世界この宇宙が、間違って受け取られた天国だからです。

精霊は、貴方に関係を壊させず、貴方の関係を純化します。 関係こそがリアルなものなのです。

貴方は関係を乗り越えてそれを超越することは出来ません。 何故なら、関係は(関わり合いは)リアルなものだからです。 ですから、貴方が関係を悪用していたとしたら、貴方は何か神性なものを使って酷い事を行っているのです。 貴方はリアルなものを無知から誤用しているのです。

だから、精霊は貴方に関係を放棄したり、飛び越えたり、超越したり、無視したりする事はさせません。 


“He would purify” them “and not let You destroy”

〔精霊は関係を貴方に壊させず、それを純化します。〕 何故なら、そこに救済があるからです。


“However unholy the reason why You made them may be, (small laugh) He can translate them into Holiness by removing as much fear as You will let Him.”

〔貴方がその関係を作った理由がどの様に間違っていたとしても、精霊はその関係から(貴方が許可しただけ)恐れを取り除き、その関係を神性なものに変換する事ができます。〕

貴方の正気でしかないものの目的は恐れを減らし取り除く事です。 その理由は? 恐れが無くなったとき、罪もなくなるからです。 それらは、切り離す事ができない、一心同体のものです。