行ってまいりました。本年最後のコンサートでございます。
ファンクラブイベントで見た「犬印鞄製作所」の「お散歩バッグ」
を早々にゲットするため、いつもは開場後即、入場することなど
ない女将が、扉が開いた途端、中になだれ込みました。すると
すでにグッズコーナーは黒山の人だかりでございます。
ようやく、お目当てのバッグに辿りつき、お値段見ずに「これ、く
ださい!」と叫んだら、「13,000円です」との声が。あら大変、持
ち合わせは11,000円しかなく、みっともないことに「あっ、お金が
足りない」とのたまう始末。すぐそばに友人がいてくれたおかげ
で、なんとかその場で無事、購入できましたが、いやぁ、あんな
に冷や汗をかいたのは久々でございます。
コンサートは二部形式。まずはお二人だけの演奏(Duo)でスター
トいたしました。最初の曲は「スノーフラワー」。この曲から始まる
のは珍しい、というか初めてじゃないでしょうか。
今夜の演奏で、女将のハートをわしづかみにしたのは「枯葉」。よ
く演奏される曲ながら、三上さんのスタイルが妙に艶かしく、誤解
を恐れずに言うならば「もう、どうにでもしてくれ~」というほど、SE
XYな演奏でございました。さらに大好きな「Acoustic eel」での松
村さんのベースラインが、女将の心を大きく乱す演奏でございまし
て、この曲の最中は松村さんばかり追いかけておりました。とって
も格好よくて素敵。惚れ直しました。
ゲストで出演されたオーボエの宮本文昭さんがすばらしく。残念な
ことに、来年の3月で演奏活動に終止符を打たれるそうでございま
す。それにしてもオーボエの響きが、あんなに丸く、優しく、人を包
み込むような音色だったとは。ライブImageに行っている友人たちに
よれば、宮本さんのオーボエは、また格別の響きだそうでございま
す。この冬はぜひ宮本さんのCDを聴き込んでみたいと思いました。
GONTITIのコンサートに出かけると、一時でも浮世のつらさを忘れる
ことができます。「明日も明日とて、山積みの仕事がぁ」とか、「ああ、
大掃除しなくちゃ」とか、そんな小さいことはすっぱり忘れてしまうの
でございます。
だからやっぱり、GONTITI大好き!