The Days of Rainbow Drops

●○●ナナイロのつぶつぶのような日々を記録してみたいと思います●○●

おいしいスープができました

2006-02-18 16:12:36 | Drops (ケの日)

香港旅日記はちょっとお休みして、今回はたまたまうまくいった
スープのお話を書きたいと存じます。

ここのところまた少し帰りが遅く、キッチンに立つのが面倒な時
間に帰宅することもしばしば。でも食べないのはいけませんね。

冷蔵庫の中を見ると、あるのはコールスローと書かれたキャベツ
の千切りの袋。そろそろ賞味期限でございます。そこで女将、ち
ょっとひらめいたのでございます。
「こいつをスープで煮込んだらおいしいかも?」
着想は、ドイツで食べた「ザワークラフト」(キャベツの千切りの酢
漬け)とポトフからやってまいりました。

野菜のブイヨンを探しましたが見当たらなかったため、代用として
味の素の「鶏ガラスープ」を使用いたします。ところがこれが大当
たりでございます。”中華あじ”ではなく、ただの鶏スープが◎でご
ざいますよ!

600ccのお湯に「鶏がらスープ」を小さじ4杯。たったこれだけで、コ
クのあるおいしいスープが完成。ここにキャベツの千切りを入れて、
ややしなっとなるまで煮込み、あとは塩・白こしょうで味付けしてで
きあがり。調理時間は本当に5分くらいでございますよ。

温かくてあっさりしていて、それでキャベツがおいしいスープでござ
います。きっとこのスープ、パンにはもちろんのこと、チャーハンやソ
ース焼きそば、パスタ、そして白飯にも合うと思います。

実は今朝、そのスープにフランクフルト・ソーセージを2本入れて3分
ほど煮込み、ポトフ風にしていただきました。ソーセージにもスープ
の風味が程よく移って、またこれがおいしかったでございます。これ
からは常備食として、キャベツの千切りを買っておかなくちゃ。なん
たってこれ、近所のスーパーで1袋100円で売っております。野菜の
値段が下がらない昨今でございますが、キャベツで「早い・安い・う
まい!」が実現できました♪

香港旅日記 ~一人歩きするの巻~

2006-02-18 15:35:54 | Travel (時々、あちこち)

滞在2日目の夜、ホテルに戻って「明日はどこ行くの?」
と旅の仲間に尋ねられた女将。前回の旅で行っていない
ワンチャイ(灣仔)とコーズウェイ・ベイ(銅鑼灣:仲間はトン
ロー・ワンと呼んでおりました)に行きたいと答えると、「あ
たしたち、もう1回中環と上環に行くけど、ワンチャイに用な
いからトンロー・ワンで待ち合わせしよう。確か牛乳プリンは
トンロー・ワンにもあったはず」と言われました。(牛乳プリン
屋さんは、女将のリクエストでございました)
おお、いよいよ女将、香港一人歩きデビューでございます。
とはいえホテルに戻る少し前まで、実は一人、チムサーチョイ(尖沙咀)
のネイザンロード沿いを、母のお土産探しに奔走しておりました。

3日目の朝、仲間と朝ごはんを共にした後、仲間たちはスターフェリー
の乗り場へ、女将は地下鉄の駅へと別れました。
この日の最初の目的地、ワンチャイへはチムサーチョイから地下鉄(M
RT)荃灣線で一駅の金鐘(アドミナリティ)駅へ。そこから地下鉄港島線
に乗り換え、一駅で到着でございます。

香港の交通は非常に発達しており、初心者でもわかりやすいのでござ
います。詳しくは別の回でお話するとして、とにかくワンチャイまではあ
っという間に到着。さて問題はここからでございます。効率よく行きたい
ところに行けるかどうか。たんまり時間のある旅なら「また明日ね~」と
も言えるのでございますが、もう明日は日本に帰らねばなりません。

女将も亭主も海外では極力、地図をジロジロ見ないように心がけており
ます。ま、2人でいる場合はよいのでございますが、一人の場合はでき
るだけ観光客とわからぬよう、地元の住人風を装っております。

でもこうなると背に腹は換えられません。香港は小さな路地が多く、1本
道を見逃すとなかなか目的地にたどり着けない可能性がございます。な
るべく見ないように気をつけましたが、結局しばらくは手に地図を持った
まま、街中を歩きました。

ワンチャイにはおもちゃ街があると聞いておりました。古いおもちゃがある
とか、ないとか…。確かにおもちゃ街があり、Barbieも販売されておりまし
たが、日本でいう「商店街のおもちゃ屋さん」でございまして、残念ながら
出物発見とまではいきませんでした。でも屋台街は迫力があり、他のエ
リアとは一味違う感じでございます。

屋台街を歩いておりましたら仲間から電話が入りました。30分後にトンロ
ー・ワンの”そごう”前で待ち合わせでございます。う~ん、ワンチャイ、
かなりお気に入りエリアになりました。お名残り惜しゅうございます。
これで女将、大きく自信がつきました。もう一人で香港に来られる。次回、
また必ずここに戻ってこよう。
ワンチャイ→トンロー・ワンは、地下鉄でたった一駅。本当はトラムに乗って
みたかったのでございますが勇気なく。よし、これも次回のお楽しみに取っ
ておきましょう。

トンロー・ワン”そごう前”は日曜日の午後だったせいもあって大混雑。まる
で「渋谷駅前 スクランブル交差点」さながらの光景でございました。
ここでは女将の香港での重要な目的の一つ、「牛乳プリン屋さんでプリンを
食べ、そこの器を買って帰る」を実行いたしました。事前のリサーチでこうい
うことができることを知っていた女将は、日本を発つ前から仲間に話しておい
たのでございます。

ところで女将は大の牛乳嫌い。においがダメなのでございます。でもご安心
あれ。「義順牛奶公司」にはいろんなプリンが揃っておりました。女将はたま
ごプリンをいただきました。あっさりと優しいお味。よし次は迷ったコーヒー牛
乳プリンにしよう。そして食べ終わったら、器を買わなくては。レジに出向き、
いい加減な英語を話す女将に、お店の方は少し怪訝そう。それでも熱意(?)
は通じたようでございます。物置から新品、陶器製のお椀、お椀受け、れん
げのプリンセットを出してきてくれました。赤いインクで、牛の絵がプリントさ
れております。近々、写真をアップいたしますね。

*画像はワンチャイの山側、Star St.(St.Francis St.の急坂を上っていったと
ころ)で見つけたレストランです。ごちゃついた屋台街とは別に、こんなかわい
いお店もあり。ぜひここで食事をしてみたいです。

香港旅日記~お買い物三昧~

2006-02-18 01:19:25 | Travel (時々、あちこち)

海外旅行の目的はみなさまそれぞれと存じますが、
こと女将の場合はお買い物がメインでございます。
今回の香港旅行もお人形をはじめ、チャイナな服や
雑貨類を探すことが目的でございました。

旅の仲間はもう何度も香港に行っているので、わざわざ
「買い物」のために街を歩き回る、ということはあまりない
ようでございます。ホテルでダラダラ、ゆっくりお昼寝なぞ
した上で、その日の予定をこなす(コンサートに行ったり、
友だちに会ったり)というパターンのようでございました。
にもかかわらず、今回は初心者の女将のためにずいぶん
心を砕いてくれました。

到着した翌朝は、旅の仲間に連れられて香港島サイドへ
まいりました。(宿泊は九龍サイドでございます)
どうやら旅の仲間には、いきつけのお土産屋さん(パシュミ
ナや革細工、アクセサリーなどを売っております)があって、
そこにいるおじちゃんに日本から持ってきたお土産を渡すの
だ、と申しておりました。スターフェリーで中環(セントラル)
に渡り、目的の屋台へ。「そっか、女将も早々にお土産をゲ
ットしておこう」とはりきってパシュミナを数枚購入いたしまし
た。するとそのおじちゃん、値引きはしてくれるわ、プレゼン
トに水晶の数珠ブレスをくれるわ、大歓迎してくれました。
これは幸先いいかも♪

水晶ブレスで弾みがついてしまったようで、それから中環の
屋台街でスカート、ピアス、チャイナドールなどを次々購入。
旅の仲間は呆れながらも、荷物の入った紙袋を分担して持
ってくれました。(亭主はこんなことしてくれません。感激で
ございます。おろろ~ん)

さらに上環方面へ移動。香港でアンティークものを探すなら
ここよ~とガイドにも書いてある、ハリウッド・ロード、キャット
ストリートを歩いてくれました。ここではすぐ「10ダラー」、どん
なに状態がよくないものでも「10ダラー」と叫ぶおやじの店で、
箱から出ている中古のBarbie(Teresa)とマクドナルドのキャ
ラクター「ハンバーグラー」のおもちゃを2個ほど購入。また別
のガラクタ屋さんではデッドストックの西洋風人形も購入いた
しました。

さらにその夜には、日本にもある「糖朝」で夕食の後、裏原宿
のような通り(グランビルロード)へ。店構えがなかなかかわい
い古着屋さんで、手作りの「キモかわいい」お人形×2個、派手
な刺繍がされているデニムスカート、Rainbow色の長袖Tシャツ
なども買い込んでしまいました。

こんな調子で目につく欲しいものをあれこれ買ってきてしまいま
した。最後には旅の仲間に「女将(本当はここに女将のニックネ
ームが入ります)、おもろいわぁ(⇒関西弁です)」と嘆かせてし
まった程の物欲ぶり。結局、ラゲージに入りきる訳もなく、アメリ
カでの人形買出しさながらに郵便局に駆け込んで箱をゲット。ば
んばん詰めて送ったのでございました。


*画像は中環から上環に行く途中にある「おもしろ通り」でござい
ます。こういう街並み、大好きでございます。