今週、木曜日に行ったコンサートがコレ。
「大切なものを、未来へ。」が、音楽プロデューサー武部聡志氏が音楽監督するこの公演のコンセプト。
武部さんって、“LOVE LOVE オールスターズ”とか、最近は“僕らの音楽”等でもみかける大御所ピアニスト(ミュージシャンというよりプロデュサーかな?)。
昨年は「杜の響き」コンサートのプロデュースとかもしてましたっけ。
葉加瀬さんとか出るから…ちょっと、観に行きたかった記憶あり。
(多分、何かとバッティングしていてNGだったと思う。)
私の中では、わりとアコースティックなイメージが強いかなぁ。
今回の編成は、ポップスのスペシャルバンドと大編成のストリングスが奏でる音楽でした。
大遅刻!!
会社に18時40分くらいまで居たので慌ててタクシーに乗ったんだけど…25日は、道が混んでるよね。
そりゃぁ、“ゴトウビ”だもの。
出演者は、川江美奈子さん、一青 窈さん、中村中さん、大黒摩季さん(出演順)。
残念ながら、仕事でトップバッターだった川江さんを見逃しました。。。
最初、出演者に共通点が見いだせなくて不思議なメンツと思ってました。
でも、トークで語られた『言葉から』―その方向性に共通点が見いだせました。
一青 窈さんは、障害を持った方達の施設を廻っていたころのエピソードを。
自分の歌をより伝えたい気持ちから、風船を持って貰いその振動で音楽を『聴いてもらう』という事を行っていて。それが、“もらい泣き”でのデビューのキッカケになる人とのつながりを作ったのだとか。“人がお互いに思いやれる気持ち”のお話だったように思う。
中村中さんは、ご自身の歌詞の世界観と対人が苦手だった学生時代のお話。中村さんにとっての「歌」は自分表現コミュケーションの“ツール”だったというお話。
みんなにとっての“歌”が、人を結び解けてくれる可能性を持っているといった感じだったかなぁ。
そして大黒摩季さんは、チャリティー等に参加する気持ちになった自分を振り帰り、自分が分かってからこそ、人の事を考える気持ちになったという話。
『気が付いた時点から、ゆっくりでも始めれば良い』といった感じ。
「気づきが遅い、早いじゃない…自分が進むべき道を見つけたら、その時こそ一歩踏み出す時なんだよね」なんて、思いながら聞いていた私。
出番が前後のアーティストが、コラボで1曲歌って次につなぐ方式。
これも、なかなか良かったです♪
私が会場に入った時は、川江美奈子さん+一青 窈さんのコラボでした。
このコンサート、1番素敵だと思ったのは…一青 窈さん。
実のところ、テレビで観る印象―表現的な部分―あまり好きで無かったの。
ですが、今回効いていて“一番心を揺さぶられた歌”だった。
何だろう?凄く“切ない”し“美しい”と表現すればよかったのかな。
CDが欲しくなってます(笑)。
いや、多分来週にはヘビロテかも。。。
お友達に声をかけられてこの公演に行ったのですが、観たいと思っていたのは大黒摩季さん。
まだビーイング所属当時の代々木体育館公演以来かも。久々です。
私が、彼女を観たいと思った理由…「バックバンド」見たさ(笑)。
というのも、先日カラオケに行って…知人が唄った大黒さんの曲がLIVE映像。
その中に、昔良く聴きに行ってた人が映ってて。
武部さんのバンドって事もあって「今回、出そうだな…」って予感。
予感的中!居ました、その方。
自分が“聴きたい音”で無くなってしまうと、接点が無いので(苦)…“業界で生きてるかなぁ”と心配になる事がある。
自分が、好きな“音”を持ってる人には、「ずっと演奏者として(業界に)居て欲しいなぁ~」なんて思うから―何だか、『ほっ』としました(笑)。
大黒さんの「DA・KA・RA」から始まった時には、ちょっと“グッ”ときました。
その後も、ヒット曲連発だったので!初めて彼女を、観る人も楽しめたんじゃないかな、って思います。(結構、初めて観るって人多かったよね…)
大黒さんも!すっかり、大御所の貫録。渡辺美里か大黒摩季って感じかな(笑)。
短いステージでしたが、充分堪能できました。
こんな感じのコンサートも、良いなぁ~って思いました。