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旅行・スイーツ・お茶犬が大好き( *´艸`)

★オスマン帝国外伝2 第7話「イブラヒム邸の彫像」、第8話「死の呪い 」

2020年02月17日 | 映画&TV



第7話「イブラヒム邸の彫像」


この回のスタートは、陛下と王女とイブラヒムでしたー。
イブラヒムは、王女と陛下の通訳をしていますが、凄いですね。
何処で覚えたのかしら?



さてさて。
ヒュッレムはヤコップ師と話しているが、どうやらその毒に片時も手離さない物を持ってくるように言われたけれど、はてさて。どうするのだろうか…?
ヒュッレムが行けば目立つしねぇ。

それよりも前回逆鱗に触れて怒りを買ってしまったハティジェ宅にどうやっていくのか、と思ったら…。
そっか。ギュルフェムか。
陛下に頂いたお守りをハティジェに渡したいので、一緒に来てもらえないかしら? っていうのは、良い案ですね。
けれど、隣にいたマヒデブランは、やはり嫌みな女よね。
「許しを乞う手段?」
なんていうのよね。自分の時は必死になっていたのにねぇ。
ギュルフェムは、明日行きましょう、と言ってくれた事にホッとしたヒュッレム。

そして、翌日。
ハティジェ宅に行くと、中庭に彫刻が設置されている事に驚くヒュッレムとギュルフェム。
玄関前で待ち構えていたハティジェに簡単に説明を受けていると、ヒュッレムが陛下から頂いたお守りを渡す。
それを快く受け取ってくれました。よかったね~。
そして、屋敷内へ案内された2人は、楽しくお話をしていると、イブラヒムが帰ってきた。
ニギャールに筆記帳を手渡したのに気付いた。

あれ? 若しかしてそれを使うのかなぁ?

っていう所で今回の物語はおしまいでした。
終わりは珍しくヒュッレムお一人だけでした。

さてさて。次の物語も楽しみですね。



*§*―――――*§*―――――*§*―――――*§*―――――*§*―――――*§*


第8話「死の呪い」


イブラヒムの中庭には三体の彫像がおいてあって、街では物議をかもしている、という。
これが、どんな騒動になるのかな? とちょっとドキドキしていますワタクシ。

さてさて。そんな事よりも。
ヒュッレムは、ニリュフェルとミフリマーフにハティジェ宅に向かわせるのよね。
ご機嫌伺いを名目に、肌身離さずに持っているものを手に入れるために。
ニリュフェルも思ったより、大胆な子だこと。
勿論、大成功。

途中で…というか布に包んでから、ニギャールに見つかっちゃったけど。
その時の瞬間がワタクシ、もうチョードキドキしちゃったわ

無事に手に入った筆記帳をヤコップ師に渡り色々と施して貰い、再びヒュッレムの手に戻ってきたけど。
さて、どうやってハティジェ宅に戻すのかしら?
と思ったら、何のことはなかった。
料理長のお菓子をもって来ただけだった~。考えすぎだったわ、ワタクシ。あははは。

中庭に仲睦まじく座っていると、ヒュッレムがやって来て仲良く談笑している最中に、突然産気づいたハティジェ。
テキパキと指示を出しているヒュッレム。
流石に4人も子どもを生んでいるから手慣れたものなのかしらね。

そして、イブラヒムは、相変わらず当たるだけ。
頑張れ、ハティジェ。

部屋の外に追い出され、廊下で1人うろうろ、うろうろとしているイブラヒムの様はやはり心配している父親を感じますね。
いいわ~。とってもいいわ~。
部屋の中では頑張って出産したハティジェの悲鳴に似た声が聞こえて、イブラヒムが部屋の中に入る。

その光景は…。
生まれたばかりの赤ちゃんの両足を掴んで、お尻のあたりをぺちん、ぺちん、と叩いている。
ハティジェは産気づくが、生まれた赤子は息をしていなかった。

えぇっ!!
イブラヒムは正直どうだっていいけど、ハティジェ…もいいけど、赤ちゃんが可哀想。
(ひどい言い様だわね。ごめんなさい。あくまで、ワタクシの感想ですから)
しかも、ヒュッレムは…。

息をしていない、なんて言ってちょっと茫然?
こんなシーンで終わっちゃうのね

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オスマン帝国外伝 第5話「皇妃と皇女」、第6話「囚われの王女」

2020年02月17日 | 映画&TV


第5話「皇妃と皇女」

前回は物凄い怒りを皇女さまに浴びせられましたね。
でも、よく考えれば、マヒデブランだってそんな事、ありましたね。
なので、気にしない気にしない。

さて、今回の物語のスタートは…。
陛下でしたー。

中庭で母后さまとハティジェ、マヒデブランとヒュッレムが集まっている。
ハティジェは、ぱくぱくとつまんでいるその姿をみて、「食事に気を使っているのか」と問うと「体調もいい」とニッコリ。対して、ヒュッレムは、というと。
どんより、という言葉が今のヒュッレムにはお似合いのようです。
「部屋に戻ってもいいですか? 皇子たちが待っていますので」
と、何も口にしないでいる事に逆に母后さまは心配をする。

部屋に戻ったヒュッレムは激昂したハティジェの言葉を忘れられずにいるんだけど、余程突き刺さったんだろうね。
娘であるミフリマーフに「いつか私より強くなる。誰も命令できず誰もがひれ伏す」と言い聞かせるくらいに、悔しかったんだろうなぁ。
ギュルに再びヤクップ師を呼ぶように命令をしていたのには、何かするのかな?


この回に他の国の王女さまが、しかもお風呂シーン。
あれ? この国は湯船につかるのね? 
船の中でどうやってお湯とか…まぁいいや。考えてはイケナイ事もあるか。
あはは(*´∀`)
この王女さまは、カスティーリャ王女のイザベラさんというらしい。
王女さまは、今後どんな感じで活躍(?)するのかな。
楽しみですね。(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪

そして、遠征から一応無事に帰還した陛下。
ハティジェにヒュッレムからの吉報を受け、戦地で皆の士気が上がった、と聞かされて内心ホッとしたんではないかしら? ヒュッレムは。ハティジェはイマイチな感じだったかもしれないけど。
しかし…。
マヒデブランは何で言葉を交わさないのかしら? 言葉を交わしているヒュッレムをじと~と見つめているだけなんて。あり得ないデショ。
ムスタファだって、可哀想じゃない。母親のアナタがもう少し図太くならないとイケナイのでは? なんて思ったりして。

その後、やっと二人きりになった陛下とヒュッレム。
ヒュッレムは徐にシャツのボタンを取ったんだけど、きゃー。昼間も明るいのに~。
ま、そのお陰で陛下の胸の傷がある事を発見したんだけどね。
化膿するくらいの傷なんだから、心配だよね。


という訳で今回の物語はここで終わり。
2人のキスシーンで終わるなんて、珍しいわ。
次回も期待したいでーす。


*§*―――――*§*―――――*§*―――――*§*―――――*§*―――――*§*


第6話「囚われの王女」 


さて、この物語のスタートは誰からかしら?
う~ん、グリッティでした。まぁ、どうでもいいっか。

どうやら、イザベラ王女はハプスブルグ家(神聖ローマ帝国皇帝カール5世の家柄)のオーストリア大公フェルディナントの従弟フリードリヒの婚約者らしいですね。
そして、このままでは国家紛争の火種となりかねない、と1人心配しているグリッティ。
王女に合って間違いなく本物だと確認すると言い値で買うと交渉を持ちかけるが、海賊は帝国のトプカプ宮殿に売ると言ってきかない。
さて困った、とイブラヒムに相談するけれども、そのイブラヒムはスンビュルに言いつけて秘密裏に王女を買い受けては狩猟の館へと案内する。

流石、イブラヒム。姑息だよね。

その後、陛下に王女を買い受けた事を報告し、丁寧なおもてなしをするように命令をしている。


その頃の母后さまは、どうしても妊娠中のハティジェが心配でたまらない。
経験豊富な側女をつけました、と報告するダイェの言葉を聞いても心配らしい。
可哀想な経験豊富な側女たち。
ならば、とダイェはニギャールを出産までの間お世話をするのは如何でしょう? と母后さまに提案をすると、何故か快諾する母后さま。
後宮には、そんなに頼りにならない側女しかいないのかしら? と、言う訳でニギャールは大宰相邸付きになった。

かなりつらいかもしれないけど、頑張れ、ニギャール。
賢い貴女なら耐えられる筈よ。

そして、漸くヤクップ師に合えるヒュッレム。
何を頼むのだろうか…とドキドキしてみれば…。何と!!
「誰にも原因も治療法も分からない、ゆっくりと死に至らしめる毒」の手配を依頼する。

流石ヒュッレム。
誰にも治療法も分からない毒を作るように依頼するとはっっ。
そして、救いようのない薬を要求するとはね。

しかも、ヤクップ師。
「その者は改宗者でしょう?」と、ヒュッレムが殺したい人を見当つけるとは、凄い。
それの回答が、「八つ裂きになればいい」というのも凄い。

もう、この回は、「スゴイ」が合言葉のようだわ。

そして、この物語の終わりもやっぱり陛下。
イザベラ王女と話をするために狩猟の館に来た訳ですが、中々王女が野蛮人なんかと、
と言って会いたがらないのをイブラヒムが半ば挑発するような言い方をしてその気にさせたのは、凄いなぁ、と思う。

という所で、今回の物語はここでおしまいです。


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オスマン帝国外伝2 第3話「疑われた忠誠心」、第4話「モハーチの戦い」

2020年02月17日 | 映画&TV



第3話「疑われた忠誠心」

さて、今回の物語のスタートは、前回に引き続き遠征先の2人からスタート。
そう陛下とイブラヒムですね。

「ヒュッレム妃から、サドゥカを追放したいとご相談があり…」
「他には? それだけか?」

イブラヒムの話を遮って聞いている陛下。
それにどう超えたらよいのかを考えあぐねていると、陛下が敵兵に襲われた。
暫く地に伏せていたけれど、鎧のおかげで命はとりとめた陛下。
良かったぁ~。

けれど、なおも陛下の命を狙おうとしている輩がいて、それをマルコチョールが陛下を
庇いながら大活躍で敵を全滅させる。
あら、よく見たら、このマルコチョール格好いいわ。
ワタクシ好み

陛下には、「バリ・ベイ」って呼ばれているのね。
(ワタクシは、最初マリ・ベイって聞こえたんだけど)
因みにイブラヒムは「パルガム」でしたっけ?


さてさて。
その頃の後宮では、ヒュッレムと不仲になったことをマヒデブランに知られたため、
ギュルシャーはまた調べる事に翻弄する。けれど、マヒデブランは、釘を刺すのよね。
「調べるだけ。浅知恵でかき回すな」といわれてしまうギュルシャーは思わずグッと言葉に詰まってしまう。今回もかき回すのかしらね? うふふ(*´艸`*)

早速、ギュルシャーはエスマにニギャールの話を聞き出している。
けれど、ギュルシャーよ。
エスマが詳しい情報を持っている訳がないじゃないか、とワタクシは言いたいゾ。
そして、マヒデブランは浴場にニギャールを呼び出して直に事の真相を聞き出そうと、
あれこれと言う。

け・れ・ど、流石はニギャール。
賢いわ。
やっぱり、ヒュッレム、この人は手放したらダメだってば。裏切るかも知れないけどね。

躍起になって不仲になった理由を聞き出そうとしているマヒデブランに、一瞬ためらったけれど、マヒデブランの弱い所を突き付けた。
「実は、お気づきに。ギュルニハルの件で私があなた様をお守りした事を」
それに、まんまと引っかかったマヒデブラン。
「話したの?」
「いいえ。ですが、お怒りで私を接近禁止に」

それで、マヒデブランも納得したらしい。流石に、素晴らしいわ、ニギャール。
貴女は、賢いし、本当にヒュッレムを守っているのがよくわかる。
ヒュッレムもきっと、分かってくれるよっっ。

頑張れ、ニギャール。


そして、ハティジェ。
妊娠したけれど、前回のような流産しないかが気がかりで、不安であることをヒュッレムに
漏らしたことで、占星術師を呼んでみたらどうか、と提案する。
ギュルに頼んで、宮殿にこっそりと連れてくるように命令するヒュッレム。

そうして、ハティジェは金色の髪の男の子が無事に出産する事を知りホッとしていた。
ヒュッレムはその後にヤクップ師に色々と聞いていたけれど…。


この後、どうなるのかしらね~?

という所で今回の感想は終わりです。


*§*―――――*§*―――――*§*―――――*§*―――――*§*―――――*§*


第4話「モハーチの戦い」

さて、今回の物語の始まりは陛下の遠征のお話から。

後宮を歩いていると、大部屋に差し掛かった時に、ヒュッレムの前で自分の布団を持ったまま、ズデンッと転んだ1人の側女がいて、その子の事を一目で気に入ったヒュッレム。
側女としておくことにしたんだけど、母后さまにお許しを得ないで勝手にそんな事をしていいのかしら?

と、ワタクシ勝手に1人ドキドキしていました。
あ、違うか。ドキドキはその子もか。
スンビュルにその子を呼びつけて名前や歳や出身を聞いたヒュッレム。
これまた難しいお名前だこと。
漸く、ギュルニハルの名前が手になじんできたっていうのに。

今度の子の名前は、「ニリュフェル」

う~~ん、難しいわ。入力するのには。でも、頑張るね、ワタクシ。
歳は、16歳。自分の年齢を間違えてしまい、手で数えていたけれど、
わわ、この子も可愛いかも。
仕草がね。
所で、ピンクの服を着ているのは、エスマって分かるんだけど、もう1人の子の名前、
ワタクシ知らないわ。
何て言うのかしら? あら~(。´・ω・)?

中庭に行く途中に大部屋の前を通り過ぎるヒュッレム一行。
新しい側女を連れて歩いているのに気が付いたニギャールは、隣にいるスンビュルにあの子は? と聞くと新しい側女だと答えたのよね。
そしてスンビュルがニギャールにニヤニヤしながら聞くんだけど…なんかヤダ。
「ヒュッレム妃と仲たがい?」
原因を作った本人に聞かれるとは思わなかったのだろう。
これにかなりの本人が込められているように感じたわ。

「宦官長のせいでね
と、怒った顔をして見せたニギャールに、スンビュルは表情が固まっていた。


中庭にいる母后さまは、犠牲祭を無事に迎えられた事にみんなから祝福を受けていたのよね。
その時に、祭典の儀式の皇帝代理としてムスタファに務めさせていた事を、この時に始めて知ったヒュッレムに対してマヒデブランは、自慢げに微笑む。
「知っていたら、メフメトとセリムにも出席させましたのに…」
というヒュッレムに対して母后さまは冷たい(?)態度で一蹴りでおしまい。
「必要だったら、知らせた」
その言葉を聞いたマヒデブランの表情が、これまたいいわね~。

そして、その夜の事。
ハティジェが妊娠している事を、まだイブラヒムに伝えていないとこの時に始めて知るヒュッレム。
陛下あてにハティジェの内容を認めた手紙を出したことに、せめて一言言ってほしかった。私の事は私が判断する、と怒りを買ってしまう。
途端に、険悪な雰囲気に…。\(゜ロ\)(/ロ゜)/ どうしよう~

勝手に話された事に、ハティジェのご機嫌が急降下。
目つきも、顔つきも何もかもが、違います。ヒュッレムのせいだけど。
勝手な行動(…になるのかな?)をしてしまったヒュッレムのせいだけど、その場にいる者に八つ当たりって嫌だな~。
マヒデブランなんて、そんなハティジェの怒りに触れたヒュッレムに対してにやり、と笑っているし。
でも、マヒデブラン、そんな所を見つかったら貴女も同罪よ?

新しい側女がやってきたので、ハティジェに紹介したいとギュルが言いに来ても、ぞんざいな物言いで追い返す。
けれど、小間使いだけで、侍女がいません。というギュルフェムの話にヒュッレムが余計な一言を言ってしまうのよね。
「侍女を何人か選んだら? 賑やかになって大宰相殿も喜ぶはず。美女は目の保養にもなる」
この言葉を聞いているハティジェは、不機嫌だったのが、段々と怒りに表情が変わってきているのに、何でかヒュッレムは気が付かない~。余計にあおっているだけですから~~

「一体、どういうつもり?」
「皇女さま?」
と、ヒュッレムが言おうとすると、遂にヒュッレムに怒りという名の雷が落ちる。
「出しゃばるな!!」

その声にその場にいたもの全員が竦みあがる。
「ヒュッレム、何様よ。私と同等だとでも?」
ヒュッレムはビックリして微動だにしない。…というか、出来ないのよね。
「私は生まれて死ぬまで皇女よ。どんな女にもない特権がある」
ヒュッレムへの言葉の攻撃は止まらない。
「あなたは皇子を生んでも地位は同じ。皇帝の奴隷でしかない」

…止まらない、ヒュッレムへの制裁。
「イブラヒムは女を侍らせたりしない。浮気をしたら離縁する。あの人の地位も奪って破滅させる!」
まだまだ続くヒュッレムへの攻撃。ヒュッレムはただ黙って聞いているだけでしかない。
「何故かわかる?」
表情が怖いです。ハティジェさま…。
「私は、オスマン帝国のハティジェ皇女だからよ」

ふるふる、と震えているヒュッレム。ハティジェの逆鱗を一身に浴びている。
他の者は、ただじっと黙って受け入れているしかない。
そう言い残してハティジェが去ると、慌てて他の者も立ち上がり去って行った。

という所で、今回の物語は終わりです。
うーん、後味が悪いわぁ。

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オスマン帝国外伝2 第1話「愛の代償」、第2話「ラヨシュへの報復」

2020年02月17日 | 映画&TV



第1話「愛の代償」

さてさて。
トルコのドラマって、物語の途中でも終わりなんですね。
ワタクシ、ビックリ
そんなこんなで「2」が始まりました~。


物語の始まりは、サドゥカと陛下ですね。
陛下の後ろに回り込んでナイフを首元に突き付けて、衛兵が刀を振り下ろそうとしているのを
けん制しているのですが…。

あのー…サドゥカさんよ。
そのチャンスはたった一回しかないのよね。そして、時間も限られているのよ。
そこまで近づいたのなら、さっさと短刀をひいておしまいよ。
「お前は愛する人の敵だ。命を頂戴する」
とサドゥカはそう言うんだけどね、もう遅いわ。相手に隙を与えたら…。
陛下だって、反撃するでしょうよ。
「アッラー!」
と、叫びながらサドゥカを背負い投げ~
テーブルの上へ落とす。…というか、背負い投げだから、目前はテーブルか。
痛いだろうなぁ…。背中モロだもんね。

それよりも…へ、陛下?
何で「アッラー!」と叫ぶんだろうか。
ワタクシは目が点でございます。

そして、奪い取った短剣を今度はサドゥカの喉元に突き付けて声を荒げて言うんだけど。
「誰が、お前をよこしたッ」
結構深くに刺さっているよね。普通あれくらい窪んでいたら出血していても良いと思うのは、
ワタクシだけなんだろうか。だけどそんな事お構いなし。
「ラヨシュ王」
素直に答えるな~…と感心していましたワタクシ。

陛下の叫び声に気が付いたイブラヒム。
この時までイブラヒムはヒュッレムを追い込んだことに、してやったりとその絶好のチャンスを与えたニギャールを褒めていたんだよね。
でも当然その報いを受けるようになるんだけど。

急いで中庭に走ってきたイブラヒムは、無事ですか? と声をかけるけれども、陛下はお怒り。
まぁ、当たり前なんだけど。
「お前の家の侍女が私を殺そうとした」とね。そしてその場でイブラヒムの取り調べ。
「ラヨシュの手先か」
今までの優しい視線はない。
…けれど、ラヨシュもサドゥカの事は「捨て駒」くらいにしか思ってないのだろうなぁ…と
ちょっと見当違いな事を思いついてしまったわ。

「そうだ。我らが王を恐れるがいい。スレイマンは死ぬのだ」
そうサドゥカが言い放った時に、漸くヒュッレム登場~。

取り調べをしているイブラヒムの動きが一瞬止まる。振り向きたい気持ちを寸での所でとどまった、というカンジ?
「この女は暗殺者だった」
陛下からその言葉を聞いたヒュッレムはふらつき陛下にもたれかかる。
この、陛下にもたれかかるのは、作戦なのか。
…それとも偶然なのか。流石ヒュッレムって思った。
何故ならばっっ。



何故ならばっっ。
ヒュッレムの次の発言を聞いて貰いたい。

「イブラヒムが黒幕なのでは? サドゥカを宮殿に引き入れたわ」

流石、ヒュッレム。
イブラヒムに不利になる事を持っていくのが上手だ。
自分に受けた仕打ちを返していこう、という作戦なのだろうか。
え、どんな仕打ちをされたかって? 
それは、また後程。
今は、イブラヒムとサドゥカ問題でしょう。それに、陛下のイブラヒムへの疑心を誘導させられたよね。
あの疑いの眼差しは、イブラヒム相当ツライんじゃない?

そして、サドゥカを牢へ連れて行くように命じたのと同時に、2人の私兵なのかしら? 
に合図を送りひどい仕打ちをした秘密裏に片付けさせるのよね。

それと打って変わってヒュッレムへの優しい態度。
「具合が悪いのか? 変だぞ?」
そうよねぇ。目が真っ赤になっていて、ふらついていたりするからね。おまけに妊婦だし。
「具合は悪くないし、正気よ」
と、涙目で言われてもねぇ、と思うよ。陛下だって。
それを確認してから、さっきの話の続きになったって事は、陛下も気になっていたのね。

「イブラヒムが黒幕だと?」
「陛下、貴方はあの男を知らないのよ」
と、椅子に座って2人だけで話しているが、聞こえる範囲内にイブラヒムも居るし、ニギャールだっているのよ。
特にイブラヒムは気が気じゃないよね。
だって…。ヒュッレムにさ。

何言われるか分からないじゃない。

口を開こうとした時に、イブラヒムにとっては救いの女神であり、妻であるハティジェが「兄上、ヒュッレム」と言って急いでやって来る。
イブラヒムはさぞかしホッとしたでしょうよ。
けれど、状況はあまり変わらない? 陛下が簡単に今あった出来事を伝える。
「サドゥカが、私の命を狙った」

そう言うと何とも言えない重たるい空気が暫く流れている。
「パルガル」
陛下が、パルガルと言って振り向いたのはイブラヒムだった。
「あの女は、母后とハティジェに仕えた。我が皇子たちの世話もした。ラヨシュの刺客がどのように後宮に?」
「マトラークチュが道端で出会い怪我をしていたので宮殿へ。私が後宮に入れました」
そう報告を聞いた陛下は、静かな声いう。
「尋問は自分でやれ。私も聞かせてもらう。陰謀に関わった者を全て洗い出せ。一人残らず、首を斬り落とす。全員だ」
そう、命令すると、イブラヒムはゆっくりとお辞儀をする。

早速、牢にいるサドゥカを尋問する。
んだど、もうこの人の歯をむき出した尋問方法は見飽きたわ。
何て言うか、見苦しい。
おまけに、手紙を渡したのがボンジュクの後はマトラークチュだと知ると、大声で何と言ったか。
「私は関係ない。知りません」
ですってー。こんな、大宰相いるのかな。

そして、呼び出されたマトラークチュ。何にも知らない彼は幸せいっぱい。
夢いっぱいだし、胸いっぱい。
手紙の入手経路を聞いてから、グーで殴りつけるイブラヒム。

「この愚か者。女ごときに翻弄されおって。あれは、ラヨシュからの手紙。あの女は陛下を狙う暗殺者だぞ」
その衝撃的な事実を聞いたマトラークチュはまだ信じられない。
けれど、イブラヒムはお得意の歯をむき出して怒鳴りつける。
「先ほど、短剣を突き付けた。陛下が危うかったのだぞ。私まで共犯になる所だ」
「俺は…知らなかったんだよ…」

あーっ、と言ってまたマトラークチュを殴るんだけど…。
これって、凄い八つ当たりだと思うんだけど。だって、本音を漏らしちゃっているんだよ?
「私まで、共犯になるところだった」って言ってるんだから。
とにかく、陛下に疑われたイブラヒムは焦燥で怒鳴り散らす様子がいつも以上に目立つなぁ。

陛下は、マトラークチュにも罰を与えると言いそれをイブラヒムが考えるのだ、と命令をする。
イブラヒムが考えたマトラークチュへの罰は、サドゥカを処刑せよ、との事だった。
これは…。キツイなぁ。

深夜。
人気のない港に一層のちっさい船に乗る2人。
サドゥカはうすうす感づいてはいるんだろうね。
大きな袋に入らせてマトラークチュは自分のマフラーで袋の口を縛る。
「生き延びるか、人魚になるかだ」
と、涙声で抱きかかえて海へ投げ入れる。
「神よ。アッラー…お許しください。苦しみと恥辱をぬぐいたまえ。助けてくれ、神よ」

そうして、サドゥカ…ううん。ビクトリアの処刑が行われたのだった。

でも、彼女は最後に、少しだけ…。
本当に少しだけど、マトラークチュを庇ったよね。
そこ、とても嬉しかったな。
さようなら、サドゥカ。



さて…。
イブラヒムから受けた仕打ちですが…。
ロクムを食べようとしているヒュッレムだったが、なかなか口へ運べない。
其処へ、昔の想い人であるレオが言う。
「アレクサンドラ、君は生きて。俺は死んだ身だ」

そう言って、ヒュッレムが持っていたロクムを受け取りまた一言。
「許してくれ、君を愛してた。ずっと…」
意を決して、毒の着いたロクムを口にしたレオは、瞬く間に口から吐血する。
大声をあげて泣きたいけれど、手で覆って何とか堪えているヒュッレム。
夢でもレオの死に顔に起きて、余程参っているように見えますね。
けれど、それはニギャールも同じ。
言いたいけど、自分の上司の命令には逆らえない…。
ワタクシだったら、もう一度彼女を信じてもいい、と思えるんだけどなぁ。

そんなニギャールをどうしても受け入れられないヒュッレムは外で待っている陛下の許へ。
ヒュッレムは陛下から贈られた見事な黒いアラブ馬に「愛(アシュク)」と名付けて、
仲良くお散歩なんですが…。

い、いいんですか?
妊婦さんが馬に乗っても。…しかも跨いでいたけれど。
ワタクシ、そっちの方が心配です。

そして、イブラヒム。
「美しい馬だ」
と突然ヒュッレムが陛下から頂いたアシュクを褒める。
「済んだことをはなしても誰のためにならんぞ」
そうイブラヒムは言うけれど、なんなのね。この態度。
「陛下に言わないの? 私を潰すんでしょ」
「言わぬ。…お前の為ではなく、陛下への忠誠心からだ。くだらぬことで、お心を乱したくない」
「いつか、お前は自分の流した血でおぼれ死ぬ。覚えておけ」

という所でこの回は終わり。
このイブラヒムは、権力を与えたらイカンでしょ。
というオンパレード。
自分のしでかしたことは全て「忘れた方がいい」とかなんとか。
そして、一番言いたいのが命を無駄にする設定はやめて欲しいな、という事。
いくら架空の人物とはいえ、後味悪いって。



*§*―――――*§*―――――*§*―――――*§*―――――*§*―――――*§*



第2話「ラヨシュへの報復」

今回の物語は、イブラヒムの歩いているシーンからでした。

ハティジェは、自分が直ぐ近くにいるのに、通り過ぎてしまった事に心配している。
それに、母后さまは気のせいだと言うのに対して、マヒデブランはハティジェが正しいと
言い出したんだけど、マヒデブランは、何と言いますか、何かとすぐにヒュッレムの
せいにするので、本当に器の狭い女だよね、とついつい思ってしまう。

そこへ、スンビュルがやって来て、「母后さまがお食事に誘っていらっしゃいます」と呼び出しにきたけれど、ヒュッレムは一言だけ。
「失せろ」って発して行ってしまった。スンビュルとの間に何があったのだろう…?
まぁ、いいや。

家族と過ごす神聖な断食月を優先させた陛下は、後から出発しやすいように、と戦地に
一番近い北方のエディルネ宮殿に全員で来ていた。
既に先にイブラヒムは出発しているらしいです。流石働き者ですね。
(あ、断食月って、夜明けから日没まで水一滴も飲まずに、新月から新月への1か月を過ごすイスラム教の慣習のことですって。凄いですよね。)
最後の日没後の食事(イフタール)は断食を無事に終えた感謝を込めて盛大に祝われる。

エディルネ宮殿のギュル宦官は、ヒュッレムの好物のウズラのピラフを特別に用意する。
んん? どこでその情報を手に入れたのかしら?
しかーし。

デザートに出されたロクムを見て、ヒュッレムはレオを殺した状況をふと思い出してしまう。
相当のストレスよね。ヒュッレムにとっては。
そして、産気づくヒュッレムをみて、周りは途端に緊張の渦。
「皇子が…皇子が生まれる」って言った時のマヒデブランの顔はいいわ。
「何が皇子よ」と言った時の毒づきもね。
そうこうして、4度目にして初めて陛下がそばに控えてくれる出産に、ヒュッレムは嬉しさを隠しきれない~
そして陛下は、第四皇子に祖父帝バヤジトに倣って名付ける。
この時から命名式に、ムスタファがいるのよね。……大きくなったものだわ。

そして、ギュル宦官の手腕が気に入ったヒュッレムは帝都トプカプ宮へギュルを
連れ帰ることを、母后さまに願い出るとすんなりと許可が下りた。
母后さまもどうやらその働きぶりがお気に召したらしい。
良かったね、ギュル。

そして、トプカプ宮殿に戻ってきた母后さまご一行。
更にワタクシは、衝撃的な事実をここで知りました。

ギュルニハルがお役御免??

そ、そんな…バカな…。Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン


そんな馬鹿なー!!!!!!


ギュルシャーの言葉にワタクシはくぎ付けになりました。
な、なんで…。
あぅあぅ(ノД`)・゜・。

突然母后さまの前で倒れたハティジェは懐妊していた。
けれど、イブラヒムを思うニギャールは複雑な心境よね。

その事をヒュッレムに報告して、先の事に許しを乞い謝り続けているニギャール。
それでも、ヒュッレムは「一度裏切れば何度でもやる」と耳を貸さない。
ワタクシだったら、このニギャールはもう1度だけ信じて側に置くんだけどなぁ。
だめなのかなぁ…。

その頃の遠征先の陛下。
イブラヒムが話しかけても何の返答もしない。漸く話したと思えば…。
何故か突然あの日の事を言い出した。
あの日、とは。あの日ですよ。

あ、の、日(*´ω`*)

ヒュッレムが1人イブラヒム邸へ行って、陛下がサドゥカに襲われた日。
ずっとくすぶっているものがあったのかなぁ。
「私が命を狙われた時、ヒュッレムといたな」

真剣な眼差しでイブラヒムに詰め寄る。
「私は生涯を陛下に…」
そう話しても、陛下はそういう事を聞きたいのではない、というカンジに聞こえるよ。
「ヒュッレムと何を?」

さぁ、困ったイブラヒム。
身から出た錆だけどね。
まさか、レオについてヒュッレムと言い合いをし、レオを殺害しましたー。
なんて言えないデショ。

さぁ、どうする? このピンチをどう脱出するのかしら?
次回、こうご期待。

と、言う訳で今回の物語のラストはイブラヒムでしたー。
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本日の出来事。「やったー!買えたぁ~(≧▽≦)」

2020年02月17日 | 日常


自転車事故から29日が経過しました。

擦過傷の色素も徐々に薄くなり、少しでも…せめて
目に見えるこれだけでも、早く治って欲しいなぁ、と
毎日、毎日思うことです。


本日、仕事の帰りに、何時ものスーパーに寄りました。
昨日は、半額にならなかったので、
「ひょっとして…」とか、
「若しかしたら…」という一縷の望みをもって(んな大げさな)疲れているけれど、
頑張ってスーパーに寄りました。

そうしたら…。
ありましたぁ。

半額のおチョコ様たちが。
きゃー(≧∇≦)
嬉しいぃ(*'ω'*)
やったぁ(#^.^#)

そんな感じでウキウキして帰りました。

これで、明日も頑張れる。
今の仕事が本当にワタクシには合わないっていうのが、
もう体に出ちゃっているけれど、
そうやって、自分をだまして、ごまかして、
何とかお勤め上げております。

勤続○○年は、こうやって頑張っています。
ワタクシは、そう簡単に転職はしません。

ワタクシは、好まないっていうだけ。
勿論、ワタクシの勤める会社一本ではありますが、
特別、「骨を埋める覚悟」なんてのは、これっぽっちもありません。

ワタクシは、ね。
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