第13話「燃え上がる炎」
さてさて。
今回の物語のスタートは…。
勿論、陛下と王女イザベラでした。フラフラ~と素っ裸の王女の許に歩みよるけれど、
陛下はそっと上着をかけるだけ。
よくやった!!
そして、王女よ。
ごめんなさいっっ。陛下にはヒュッレムっていう女がいるのよ~!!
そんな事とは露知らずな、ヒュッレムは馬車の中で泣き崩れて、やがては過呼吸に。
馬車を止めて森の中で叫ぶ。
あぁ…。毎度ながら可哀想なヒュッレム。
泣きはらして、宮殿に帰って来てスンビュルに彼女は誰だと聞き漸く正体が分かり、
またまた愕然としているヒュッレム。
あぁ、考えすぎは良くないって。
それと、皇女様も反省するのね。
イライラして当たり散らしているって、わかってるんだな、と。
大切な人たちにね、と言ってて。
反省できたなら、出来ればニギャールにもちゃんと謝ってあげて欲しいな。
それだけで、十分なんだから。
そして、王女イザベラ。
身を犠牲にしてまで愛する人の命を守ろうとしたけれど、陛下はそれを無下にしたのよね。
それで自棄になって、自室を燃やそうとするのは、ちょっと早計かなぁ~…なんて思うのはワタクシだけ?
他に何か手立てはないか、とか何かを探そうとしないのは、何でだろう、と思う。
結局、狩猟の館は全焼はしないものの、結構燃えちゃって。
当分の間、ハティジェの屋敷に滞在です。
と、いう所で今回の物語はこれで終わりでーす。
イブラヒムはまだ遠征中~。
*§*―――――*§*―――――*§*―――――*§*―――――*§*―――――*§*
第14話「皇帝の計略」
さてさて。
今回の物語のスタートは誰からかしら?
マルコチョールでした。彼の一目ぼれは叶うのかしらね?
さて、陰湿なヒュッレム攻撃はまだ続きます。
一緒にムスタファを迎えに、と珍しくマヒデブランが誘うので不思議に思いながらも
ヒュッレムは、ハティジェ宅へ付いて行きます。
そこにイザベラがいる事に驚きを隠せなかったヒュッレム。
ただ…。不思議なんだけど。
王女イザベラがね、仮に陛下の妻とかになるべく来たとしたら、ヒュッレムは慌てて色々と工作をしている訳で。
それが普通の動きだと思うのよね、ワタクシ。
それがどうでしょう。
どうして、マヒデブランは落ち着いていられるのでしょう?
ただでさえ、ヒュッレムという後釜が来た訳でもう相手にされていないわけデショ?
ますます、相手にされなくなっちゃうっていう危機感はあるのかしら?
ヒュッレムをいじめて楽しんでいる場合じゃないって、分からないのでしょうかね~。
この回も、ヒュッレム以外では色々とありましたけれど、
ワタクシはヒュッレムと陛下の絡む妄想をするのが好きなのであります。
なので、ここでこの回の感想も終わりです~。