「受験生のための『世界史B』」 もくじ
↑ここから各項目に入れます。
はい、ご無沙汰しておりました。
完全にみなさんのテスト期間を無視しておりました、セプテンバーです。
でもさ、だって、
おれだってテストあるんだもん。
[イオニア地方の反乱]
さて、ギリシアのポリスが繁栄の一途をたどっていたころ。
オリエント地方には誰がいたか。
あのアケメネス朝ペルシアです。
王様は、まだダレイオス1世でした。
で、小アジア(あの四角いところ)の東にあったイオニア地方の植民市……つまり、ギリシア支部(笑)が、アケメネス朝に対して反乱を起こしたのです。
それを、ギリシアのアテネは支援しました。
もちろん、ダレイオスさんは怒りますよね。
「お前何やっとんねん」と。
紀元前500年、ギリシアとペルシアの間に戦争が勃発します。
さあ、なんだか歴史がつながってきた気がしません?
オリエント世界の大物、ペルシアと地中海世界のホープ、ギリシアですよ。
ぞくぞく。
[ペルシア戦争]
ペルシア戦争では、4回の激戦がありました。
まず、ペルシア軍がアテネ東岸のある場所に侵攻してきました。
そのある場所とは、マラトン。
これが世に言う、マラトンの戦いです。
ペルシアの大軍を迎え撃ったのは、ギリシア特有の軍隊である重装歩兵。
彼らはギリシアのポリスの市民によって構成されていました。

あんまりカッコいい画像がなかったな←
丸い盾、長い槍、でかい兜が特徴です。
で、この重装歩兵が集まって、

じゃーん。
これが密集隊形。
またの名を、
ファランクスといいます。
カッコいい……(じーん)
なお、「機動戦士Ζガンダム」に登場するモビルスーツや武装の名前は、大部分がこのころのギリシアに由来があります。
「パラス・アテネ」とか「バルカン・ファランクス」とか。。。
まあ、わかんないよね!笑
ああ、それで、話を本筋に戻しましょう(笑)
マラトンの戦い、ギリシアが勝ちました。
それで、とあるギリシアの兵士が勝利の知らせを届けにアテネまではるばる走ったのです。
そして、アテネにようやくたどり着いた彼は「我勝てり」と叫び、絶命したそうな。
この伝説(事実ではない)が、現在のマラソン競技のルーツとなりました。
[テルモピレーの戦い]
さて、アテネがペルシアに勝ちました。
じゃあ、次はスパルタじゃないですか。
まあ、そういうわけでもないんですけど←
今度はペルシア軍とスパルタ軍が激突しました。
テルモピレーの戦いと言うのですが、これはあまり重要ではないかな。
すでにペルシア軍の司令官はダレイオス1世ではなく、その子のクセルクセス1世に引き継がれていました。
迎え撃つのは、スパルタのレオニダス王。
重装歩兵の数は、わずか300でした。

で、この映画が参考資料として出てくるわけです。
すごくカッコいい映画なんですが、ただ、この映画は注意が必要。
ペルシア軍の描き方がひどすぎです。
手がノコギリですもん。
怪物じゃないんだからさ。
しかし、残念ながら(当然か?)スパルタは負けてしまいます。
[サラミスの海戦~プライタイアの戦い]
レオニダス王がペルシア軍の前に散ったころ、アテネでは一人の若者が立ち上がりました。
テミストクレス。
彼は、サラミスの海戦で、ペルシア軍の艦隊をこっぱみじんにやっつけます。
ペルシア軍は船でわざわざギリシアまで来てるわけですから、これは致命的ですよね。
この戦いを含むペルシア戦争では三段櫂船という船が用いられ(画像がなくて申し訳ない……)、その漕ぎ手であった無産市民の発言力が戦後増大しました。
そして、いよいよ最後です。
アテネ、スパルタ、そしてそれに次ぐ第三勢力であるテーベは、プラタイアの戦いで、とうとうペルシア軍をギリシアの地から一掃しました。
よかったよかった。
危機も乗り越えたことだし、これからもアテネとスパルタで協力しながらやっていこうね。
……とはならなかった。
次回、ギリシアは泥沼化します。
↑ここから各項目に入れます。
はい、ご無沙汰しておりました。
完全にみなさんのテスト期間を無視しておりました、セプテンバーです。
でもさ、だって、
おれだってテストあるんだもん。
[イオニア地方の反乱]
さて、ギリシアのポリスが繁栄の一途をたどっていたころ。
オリエント地方には誰がいたか。
あのアケメネス朝ペルシアです。
王様は、まだダレイオス1世でした。
で、小アジア(あの四角いところ)の東にあったイオニア地方の植民市……つまり、ギリシア支部(笑)が、アケメネス朝に対して反乱を起こしたのです。
それを、ギリシアのアテネは支援しました。
もちろん、ダレイオスさんは怒りますよね。
「お前何やっとんねん」と。
紀元前500年、ギリシアとペルシアの間に戦争が勃発します。
さあ、なんだか歴史がつながってきた気がしません?
オリエント世界の大物、ペルシアと地中海世界のホープ、ギリシアですよ。
ぞくぞく。
[ペルシア戦争]
ペルシア戦争では、4回の激戦がありました。
まず、ペルシア軍がアテネ東岸のある場所に侵攻してきました。
そのある場所とは、マラトン。
これが世に言う、マラトンの戦いです。
ペルシアの大軍を迎え撃ったのは、ギリシア特有の軍隊である重装歩兵。
彼らはギリシアのポリスの市民によって構成されていました。

あんまりカッコいい画像がなかったな←
丸い盾、長い槍、でかい兜が特徴です。
で、この重装歩兵が集まって、

じゃーん。
これが密集隊形。
またの名を、
ファランクスといいます。
カッコいい……(じーん)
なお、「機動戦士Ζガンダム」に登場するモビルスーツや武装の名前は、大部分がこのころのギリシアに由来があります。
「パラス・アテネ」とか「バルカン・ファランクス」とか。。。
まあ、わかんないよね!笑
ああ、それで、話を本筋に戻しましょう(笑)
マラトンの戦い、ギリシアが勝ちました。
それで、とあるギリシアの兵士が勝利の知らせを届けにアテネまではるばる走ったのです。
そして、アテネにようやくたどり着いた彼は「我勝てり」と叫び、絶命したそうな。
この伝説(事実ではない)が、現在のマラソン競技のルーツとなりました。
[テルモピレーの戦い]
さて、アテネがペルシアに勝ちました。
じゃあ、次はスパルタじゃないですか。
まあ、そういうわけでもないんですけど←
今度はペルシア軍とスパルタ軍が激突しました。
テルモピレーの戦いと言うのですが、これはあまり重要ではないかな。
すでにペルシア軍の司令官はダレイオス1世ではなく、その子のクセルクセス1世に引き継がれていました。
迎え撃つのは、スパルタのレオニダス王。
重装歩兵の数は、わずか300でした。

で、この映画が参考資料として出てくるわけです。
すごくカッコいい映画なんですが、ただ、この映画は注意が必要。
ペルシア軍の描き方がひどすぎです。
手がノコギリですもん。
怪物じゃないんだからさ。
しかし、残念ながら(当然か?)スパルタは負けてしまいます。
[サラミスの海戦~プライタイアの戦い]
レオニダス王がペルシア軍の前に散ったころ、アテネでは一人の若者が立ち上がりました。
テミストクレス。
彼は、サラミスの海戦で、ペルシア軍の艦隊をこっぱみじんにやっつけます。
ペルシア軍は船でわざわざギリシアまで来てるわけですから、これは致命的ですよね。
この戦いを含むペルシア戦争では三段櫂船という船が用いられ(画像がなくて申し訳ない……)、その漕ぎ手であった無産市民の発言力が戦後増大しました。
そして、いよいよ最後です。
アテネ、スパルタ、そしてそれに次ぐ第三勢力であるテーベは、プラタイアの戦いで、とうとうペルシア軍をギリシアの地から一掃しました。
よかったよかった。
危機も乗り越えたことだし、これからもアテネとスパルタで協力しながらやっていこうね。
……とはならなかった。
次回、ギリシアは泥沼化します。
夏休みの宿題の季節。
今年の社会のしゅくだいは
「人権についての作文」
・・・。
歴史や世界の人権問題をネタに書けばよいのでしょうか?そもそも、世界的に人権が保障されるようになったのはいつ頃からなのですか?
何かアドバイスがあればお願いします(_ _)
見かけ上、世界的に人権が保障されるようになったのは1948年に国連が「世界人権宣言」を唱えてからかな?
ただ、現代に至っても実際に人権が保障されているとはとても言えませんよね。
まあ、アドバイスというか。。。
まずは、
「テーマはしぼりこんだほうがよい」
ってことです。
たとえば、
「黒人差別」
よりも
「黒人差別の中でのキング牧師の役割」
または、さらにしぼりこんで
「キング牧師の生地、アトランタ」
として、アトランタがキング牧師に及ぼした影響について書くとか。
漠然としたものよりも、焦点が定まっているほうが書きやすいし、
だってねえ、考えてみてください。
中学生の作文なんて「人権とは」とか「人権について」とかですよ。笑
そんな中でひとりだけすごくしぼりこんだテーマを書いてる人がいたら、先生は興味をそそられますよね!笑
点数高いっす。笑
あとは、
「とりあえず何か情報を得てからテーマを決める」
ですかね。
本でも映画でもいいし、中学生ならインターネットでもかまいません。
ウィキペディアの「人権」のページをしっかり読んでみるとか。そしたら、興味があるとことか疑問をもったところが出てくると思うので、そこからテーマをしぼる。
または、ウィキの「関連項目」にもいろいろおもしろそうな単語があるので、さらにそこに飛んでみる。
「書けそうだな」っていうテーマを決めてから書かないと、途中で詰まります。笑
まあ、ほかにもいろいろあるのですけど。。。
・段落構成をしっかりする(ここからここまでは事実で、ここからは感想、だとか)
・「です、ます」「だ、である」どちらかに必ず統一する(減点の対象です笑)
・読みやすい字で書く
って感じですかね。
「論文」じゃなくて「作文」ですから、自分が思ったように書けばいい。ただ、まとまりのない文章やめちゃくちゃな文章はダメです。
今のうちからきちんとした文章を書けるようになっておけば、将来、絶対自分の財産になりますよ。
まあ、書いてパソコンで送ってくれれば添削しますし(笑)
↑人の作文読むの大好き
何かわからないことがあったらいつでもどうぞ。
がんばってください。
今年受験生で、教科書や塾のテキストの文書が硬くて、理解するのが難しいと思ってたときにこのサイトを見つけました
ほんとに驚くほどわかりやすくて、これをみてから理解できるようになって、世界史の面白さがわかってきました
本当に感謝してます