受験生のための『世界史B』 もくじ
↑ここから各項目に入れます。
全然関係ないんですけど、このフォントあんまり好きじゃないんですよね。明朝体で書くとすごくお説教くさくなる。
あ、報告してなかったかと思うのですが、来年から学校の先生として教壇に立つことになりました。どこの県かは言えませんが、キノコ頭の変な先生が来たら「あ、こいつだわ」と思ってください!
[ヴァイキングはおいしい]
「バイキング」っていう食事の仕方がありますよね。最近じゃ「ブッフェ」とも言うみたいですが。
いっぱい料理が置いてあって、「さあ、自由に食べてくれたまえガハハハハ」みたいなやつ。
昔から家族旅行とかでホテルに泊まると、だいたい朝ごはんて、バイキングなんですよね。
でも、おれ基本的に低血圧で朝に弱いので、朝のバイキングがあんまり好きじゃないんです。だって、取りに行くのめんどくさいし、朝から自分の好きな食べ物を選びに行く元気なんかない。
こんな朝っぱらから自分の好きな料理に向かってまっしぐらに早足で進むお父さんとかおじいちゃんを見てるとなんだかみじめな気分になっちゃって。
……とまあ、こんな話はどうでもいいんですが、今日はそんな「バイキング」の話です。
8世紀から10世紀のあたり、つまりフランク王国が分裂したり、そっからさらに分裂したりしていたころ、北の海から海賊がバンバンやってきます。
今のおれたちからしたら、宇宙人がやってきたようなもんですよ、たぶん。
あ、みなさん『第9地区』って映画観ました? おもしろいので是非。僕は2回観ましたが、もう観たくないっす←
でもね、ただでさえマジャール人とかアヴァール人とかやってきてオットーさんがそいつらを華麗に撃退していたころですよ。
そんなただでさえめんどくさい時代にやってきた彼らは、ノルマン人といいます。
彼らは別名をヴァイキングともいいます。
底の浅い船に乗り、ヨーロッパの豊かな大地から略奪した肉や肉や肉(それこそワンピースでルフィが食べてるみたいなおいしそうな肉だったことでしょう!)を船上で豪快に平らげる……
そんな彼らの姿を描いた絵を見て、後世の日本人は感動したのですね。
「すげえ! この食べ方やってみたい!」
……で、なぜかその食べ方の名前が「バイキング」になってしまった、と。
いや、なんでや。おかしいやん。
[たくさん覚えてください]
まあ、そんな日本人の豊かな想像力は置いておいて。
10世紀はじめ、北フランスに最初のノルマン人が上陸します。ガハハハハ!
彼らのリーダーは、ロロ 。
うん。
「ロロ」だよ。「口口」じゃないよ。「口ロ」でもないからね。
彼らはノルマンディー王国を建国。ガハハハハ!
そこから分かれた一派は南イタリアに向かい、両シチリア王国を建国。
え、なんで「両」かって?
ほら、つま先とかかとで「両方」だ! わかいやすいだろ。ガハハハ!
んで、現在のロシアにあたる地域にはリューリクをリーダーとする一派が進出。
ルーシと呼ばれる彼らはノヴゴロド国とキエフ公国を建設。
ルーシが建てた国々だから、やがてそこは「ロシア」と呼ばれるようになるわけです。これも単純だ。ガハハハ!
いちばん大事なのは、イギリス(ブリテン島)。
ここにはもともと、フランク系のアングロ=サクソン王国があったのですが、やっぱりノルマン人がやってきます。まあ、島国だしね。どっからでも入れるでしょう←
アングロ=サクソンのアルフレッド王ががんばって抵抗するんですが、デンマーク地方のノルマン人(デーン人)の王、クヌートにより征服。ガハハハハ!
その後いったんアングロ=サクソンの国が復活するも、
1066年、ノルマンディー公ウィリアムがイギリスに攻め込みます。
これがノルマン=コンクェストだ! ガハハハハ!
彼はウィリアム1世として即位し、ノルマン朝が立ちました。
ちなみに、彼の呼び名は「征服王」。「ウィリアム・ザ・コンクイアー」! かっちょいいい!!
イギリスの王様って、やたらとかっこいいあだ名がつきます。これからもお楽しみに。
ところで彼がなぜ「ノルマンディー公」なんていう称号を持っていたかというと、さっき出て来たノルマンディー王国の王子様だったからですね(庶子だけど)。
意外と世間は狭い! 海を挟んで征服すれば事足りちゃうんだね! ガハハハハh!
お前ら明日の朝ごはんはバイキングやぞ!
おわり!
◎ 今日のポイント
・ ロロの一派が上陸したのは北フランスの何という地域か。
・ 現在のロシアを形作ることになるノルマン人の王国を建てた一派のリーダーは誰か。
・ ノルマン=コンクェストは何年の出来事か。
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全然関係ないんですけど、このフォントあんまり好きじゃないんですよね。明朝体で書くとすごくお説教くさくなる。
あ、報告してなかったかと思うのですが、来年から学校の先生として教壇に立つことになりました。どこの県かは言えませんが、キノコ頭の変な先生が来たら「あ、こいつだわ」と思ってください!
[ヴァイキングはおいしい]
「バイキング」っていう食事の仕方がありますよね。最近じゃ「ブッフェ」とも言うみたいですが。
いっぱい料理が置いてあって、「さあ、自由に食べてくれたまえガハハハハ」みたいなやつ。
昔から家族旅行とかでホテルに泊まると、だいたい朝ごはんて、バイキングなんですよね。
でも、おれ基本的に低血圧で朝に弱いので、朝のバイキングがあんまり好きじゃないんです。だって、取りに行くのめんどくさいし、朝から自分の好きな食べ物を選びに行く元気なんかない。
こんな朝っぱらから自分の好きな料理に向かってまっしぐらに早足で進むお父さんとかおじいちゃんを見てるとなんだかみじめな気分になっちゃって。
……とまあ、こんな話はどうでもいいんですが、今日はそんな「バイキング」の話です。
8世紀から10世紀のあたり、つまりフランク王国が分裂したり、そっからさらに分裂したりしていたころ、北の海から海賊がバンバンやってきます。
今のおれたちからしたら、宇宙人がやってきたようなもんですよ、たぶん。
あ、みなさん『第9地区』って映画観ました? おもしろいので是非。僕は2回観ましたが、もう観たくないっす←
でもね、ただでさえマジャール人とかアヴァール人とかやってきてオットーさんがそいつらを華麗に撃退していたころですよ。
そんなただでさえめんどくさい時代にやってきた彼らは、ノルマン人といいます。
彼らは別名をヴァイキングともいいます。
底の浅い船に乗り、ヨーロッパの豊かな大地から略奪した肉や肉や肉(それこそワンピースでルフィが食べてるみたいなおいしそうな肉だったことでしょう!)を船上で豪快に平らげる……
そんな彼らの姿を描いた絵を見て、後世の日本人は感動したのですね。
「すげえ! この食べ方やってみたい!」
……で、なぜかその食べ方の名前が「バイキング」になってしまった、と。
いや、なんでや。おかしいやん。
[たくさん覚えてください]
まあ、そんな日本人の豊かな想像力は置いておいて。
10世紀はじめ、北フランスに最初のノルマン人が上陸します。ガハハハハ!
彼らのリーダーは、ロロ 。
うん。
「ロロ」だよ。「口口」じゃないよ。「口ロ」でもないからね。
彼らはノルマンディー王国を建国。ガハハハハ!
そこから分かれた一派は南イタリアに向かい、両シチリア王国を建国。
え、なんで「両」かって?
ほら、つま先とかかとで「両方」だ! わかいやすいだろ。ガハハハ!
んで、現在のロシアにあたる地域にはリューリクをリーダーとする一派が進出。
ルーシと呼ばれる彼らはノヴゴロド国とキエフ公国を建設。
ルーシが建てた国々だから、やがてそこは「ロシア」と呼ばれるようになるわけです。これも単純だ。ガハハハ!
いちばん大事なのは、イギリス(ブリテン島)。
ここにはもともと、フランク系のアングロ=サクソン王国があったのですが、やっぱりノルマン人がやってきます。まあ、島国だしね。どっからでも入れるでしょう←
アングロ=サクソンのアルフレッド王ががんばって抵抗するんですが、デンマーク地方のノルマン人(デーン人)の王、クヌートにより征服。ガハハハハ!
その後いったんアングロ=サクソンの国が復活するも、
1066年、ノルマンディー公ウィリアムがイギリスに攻め込みます。
これがノルマン=コンクェストだ! ガハハハハ!
彼はウィリアム1世として即位し、ノルマン朝が立ちました。
ちなみに、彼の呼び名は「征服王」。「ウィリアム・ザ・コンクイアー」! かっちょいいい!!
イギリスの王様って、やたらとかっこいいあだ名がつきます。これからもお楽しみに。
ところで彼がなぜ「ノルマンディー公」なんていう称号を持っていたかというと、さっき出て来たノルマンディー王国の王子様だったからですね(庶子だけど)。
意外と世間は狭い! 海を挟んで征服すれば事足りちゃうんだね! ガハハハハh!
お前ら明日の朝ごはんはバイキングやぞ!
おわり!
◎ 今日のポイント
・ ロロの一派が上陸したのは北フランスの何という地域か。
・ 現在のロシアを形作ることになるノルマン人の王国を建てた一派のリーダーは誰か。
・ ノルマン=コンクェストは何年の出来事か。
教壇立つんですか!おめでとうございます
是非授業してもらいたかったです。残念。
来年から地方公共団体の犬です! イェイ!
今年受験生なんですかね?
こちらのブログの更新は続けていくつもりですので、もしよければまたのぞいてやってください。
セプテンバーさんは教科書や参考書にも書いてないような歴史の事柄やその内情をとてもよく知ってるように思うのですが、高校時代はどんな風に世界史を学んだのですか?
参考にしたいのでぜひ教えてほしいです
なんとなんと!先生になられるのですね。おめでとうございます!きっと、とても楽しい授業をされるのでしょうね。生徒さんがうらやましいです。
ちなみに私も今年から、夢だったデザイナーとして就職します。新社会人として頑張ろうとおもっています。
これからもブログの更新がんばってください。
うーんと、ここに書いてあるようなことは高校時代に勉強したわけではありません。実際、付け焼刃のところがたくさんあります。
高校時代はとても良い先生に習いました。授業がとてもおもしろかったので、やった勉強といえばセンターの過去問解いたくらいですね……。参考にならなくてすみません。
世界史の勉強をうまく進めるコツは、何よりも楽しむことだと思います。センター試験の問題文とか読んでみると、意外とおもしろいかもしれません。
思えばこのブログも4年目ですもんね。
同じ社会人1年生ですね。
お互いがんばりましょう。
いつもこのブログをみて勉強させてもらってます!!
とても分かりやすく重宝させてもらってるので、できたら更新をお願いしたいです笑
先生のお仕事頑張ってください
そこでこの先もこのサイトでお世話になれば受験で世界史選択も夢じゃないな!?と思い、先を見てみるとここで更新が止まっていらっしゃる(T . T)
今頃は先生のお仕事をお忙しくされているのでしょうね…頑張ってください!
記事があるところまではお世話になります!わかりやすいブログを書いてくださりありがとうございました!
更新がここで止まっているのを見て寂しい気持ちもありますが‥‥
こんな面白い先生に世界史を教えて頂けるなんて羨ましい限りです!!U+2728
頑張って下さい^ ^