出張で北海道の最北の地、稚内に行くことがある。ここ行って泊まると必ず立ち寄る焼き鳥屋さんがそこにはある。かれこれそこに寄るようになってから3年になるが、目当てはお店には失礼だけれど焼き鳥ではなく、看板猫に会うためだ。彼の名前は「てんちゃん」と言う。てんちゃんは雑種で毛はトラ風なのだが背中には目立つ白い斑点がある、だからてんちゃん。くりくり目玉にちょっと太った体型、憎めないヤツなのだ。
稚内の冬は想像にたやすく雪も降るし風が強くてめっぽう寒い。そんな中で顔を見ると気持ちが落ち着くのが、そのてんちゃんの店。そこに入ると自分は店のおばちゃんへの挨拶もそこそこに、店内のどこかにいるてんちゃんを探す。大抵はビールの冷蔵庫の上で寝てるか客席で伸び~をして転がっている。もし彼がしゃべれるならば「あ、あいつまたきやがったな」と言っているに違いない。その店で、生ビールや日本酒を飲みながら一通り”自分が”じゃれた後、てんちゃんの店の向かいにあるビルの一角に消えるのだった。
稚内の冬は想像にたやすく雪も降るし風が強くてめっぽう寒い。そんな中で顔を見ると気持ちが落ち着くのが、そのてんちゃんの店。そこに入ると自分は店のおばちゃんへの挨拶もそこそこに、店内のどこかにいるてんちゃんを探す。大抵はビールの冷蔵庫の上で寝てるか客席で伸び~をして転がっている。もし彼がしゃべれるならば「あ、あいつまたきやがったな」と言っているに違いない。その店で、生ビールや日本酒を飲みながら一通り”自分が”じゃれた後、てんちゃんの店の向かいにあるビルの一角に消えるのだった。
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