ラビフィーのブログ

旭工房オリジナルキャラクター・うさぎの「ラビフィー」がいろんな情報を発信!

アノマロカリスの置土産

2007-03-25 14:06:55 | いろんなうさぎといろんないきもの
最近カンブリア宮殿と云う番組のオープニングに登場するアノマロカリス
この生物をラビフィーは、とっても気に入っている。
エビが好きだからかなあ。。。(くすっ)
それともカニが好きだから?(えへっ)
あっ!アノマロカリスは食べれないこと知ってるよ。
って食べるどころか、ラビフィーがガリガリされちゃうって。。。(爆)

このアノマロカリス、伝説の絶滅種。
過去NHKスペシャル「生命40億年はるかな旅」によって、多くの
ヒトに認識された。
当時アノマロカリス説明の為、ちょっとやそっとじゃあない!ラジコン
模型が作られ特撮によって素晴しい映像が記憶に残るヒトも多いはず。
この番組の放映によって、アノマロカリスの書物が新たに出版されたり
立体物も販売された。
が、特殊な世界だったからかなあ・・・今もって立体物の種類は少ない。

ラビフィーはお仕事で、蔵前という場所に仕入れに行く。
蔵前は東京の玩具問屋さんが軒を連ねる場所だよ。
ここで、とっても不思議なアノマロカリスに出会ったんだ。

。。。これってどうよ。
コドモ向けのバストーイにしても、この色、この形、アノマロカリスと
云うには???
しかし“類は友を呼ぶ”、ラビフィーの周りにはアノマロカリス好きが
多いんだ。
きっとみんな、喜ぶね♪買ってってあ~げよ。

ぴかぴかブルーが「キング」
ぴかぴかピンクが「クイーン」
と名称が付くツガイのアノマロカリスは、それぞれのお家に落ち着いた。
そしてラビフィーの手元に残った1対のアノマロカリス・・・最初はね
ラビフィーも飾っておこうって思ってたの。
でもブリスターパックって、飾りにくいし、しまうにもかさばるし、、
う~ん、モノが多い工房でぐちゃぐちゃになっちゃうよりは、欲しい
ヒトに持っててもらった方がアノマロカリスも嬉しいよね。
そう思ったラビフィーは、アノマロカリスをオークションに出品した。

不思議なアノマロカリスは、特殊能力により?自力でお父さんを
見つけちゃったよ♪(驚)
落札者が、なんとこのアノマロカリスをプロデュースされた方だった。

おもちゃの造形には興味津々のラビフィーだから、質問攻めの
メールに対し解明されたアノマロカリス。

ピープルと云う玩具メーカーから生まれた、アノマロカリスは98年頃の
商品だったんだって。
パッケージからしてもっと古いのかなあって思ったんだけど、これは
今はデザイナーとしてご活躍の、プロディーサーさまの制作傾向に
よるものだった。

パッケージの裏にはこの商品に関わった方々の名前がずらずらと
記されている。これも不思議だったね。
有名な原型製作者を起用して製品化されたフィギュアだと、それを
売りにするからそういった名前は当然の様に表記される。
でも、おもちゃは滅多にないよねえ。。。
しゃちょうが原型を手がけた超星神グランセイザーのホロスナイパーの
箱には旭工房の文字も仲代光希もなかったもん。

それはメーカーによる意図だったと解明した。
パッケージに名前を表記するのは、消費者や問屋へ責任を持って
商品を提供するという意味と、社員への励みの効果を狙ってのこと。
製品デザイン、パッケージのロゴ、パッケージ台紙のイラストを手がけ
られたプロデュースのお名前は、落札者さまのお名前だったよ。

「今までにない目新しいギミック」をコンセプトに考えられたバストーイ
元々は「おふろ虫」というもっとかわいいキャラクターをイメージしていた
という。
会長のおじいちゃんから「NHKで見たアノマロカリスに似ている」という
話しを聞かされ、NHKのVTRや書籍を勉強するうちに結構マニアックな
世界だけどアリかも知れないと思ったんだって。
でもNHKで見るアノマロカリスは幼児用おもちゃとしてはあまりにも
グロテスク過ぎたので、社内で検討した結果男児向けなデザインが
いいということでこのデザインに決定。
メッキ加工はプロデューサーがピカピカしたものが好きで男児玩具らし
いと感じから。
その時製造協力していただいていたTOMY(HK)でメッキ加工が
可能だったことと店頭でも目立つかなという意図。
確かに目立った!
ラビフィーひと目で気がついたもん♪

この商品はFEPサンプルの80%が不良品で、発売日も決まっていましたし
TVCM(CMのナレーションはDr.スランプアラレちゃんのせんべいさんの
声優内海さん)も日程が決まっていたので、最終調整が結構大変だった
思い出深い商品です。TOMYの担当者も泣いてました。
・・・とのご説明も頂いた。

偶然の出会いが、ステキな出会いに変わるね。
モノが溢れている今の社会、出会えない・出会わないヒトやモノも
たくさんあって当たり前。
でもね、みんなこんなふうに生まれるべくして生まれてくるんだ。

すべてにおいて“誕生”するということは、とても意味深いこと。
一人ぼっちで生まれるものは、この世には存在しない。
生むということは、パワーのカタマリ。
ヒトもイキモノも、そしてモノも、、見えないところで支えてくれる
誰かがいるから生まれてこれる。
だからこそ、いのちは尊いとラビフィーは思うよ。

貴重なお話をお聞かせ頂いたアノマロカリスのお父さん、ありがとでした。


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