昨日は建築士事務所協会板橋支部の総会でした。
総会がてら、東京ガスの横浜研究所を見学させていただきました。
バイオプラントを見せていただいたのですが、う~ん、すごいです。
この研究所の食堂から毎日出る生ゴミを微生物により分解させ、その際に出るガスを使って発電する。
生ゴミは、ゴミじゃないですね、もう。
そのほか、風力発電や太陽光発電など、あらゆるエネルギーの研究がなされていて、見応えがありました。
なかでも、蓄電装置には驚きました。
太陽光発電は一般家庭にもだいぶ浸透してきましたが、この「蓄電」ができたら、どんなに効率がよいだろうと思っていました。
ここでは、なんの物質を使うとどれだけ軽くなるか、どれだけ蓄電時間が変わるか、なども研究しているようです。
また、都市の施設同士をつなぎ、ネットワーク化する事で、効率よいエネルギー消費をすることにより、無駄をなくすという考え方にも、びっくり。
なるほどなあ、です。
たとえば、昼間電気を使うオフィスビルと、夜間に電気を使うホテルをつなぐ。
ネットワークが広がれば広がるほど、省エネにつながる仕組みです。
夢みたいな話だけど、実際にできたら、すごい。
太陽光発電装置を各家庭だけでなく、ありとあらゆる面に設置したり、公園の一角にバイオプラントを設置したり、学校の校庭の隅に風力発電装置を設置したり。
そうやって、町ぐるみで設置した発電装置を、町全体で共有できたら、個々にやるより良いに決まってる。
こんな事がどんどん実現したら、発電所も減らせるじゃない!
いま、CMでもやっている「エネファーム」
あのシステムは、計画段階から東京ガスの展示会などで見ていましたが、あれは・・・是非取り入れたいシステムです。
残念ながらまだ実際に設計したお宅に入れたことはないのですが、オール電化より、よっぽどオススメです。
ちなみに、去年は東京電力の発電所に見学に行って来ました。
その記事にリンクさせようと思ったら・・・
このブログを始める前でした(^_^;)
ので、去年某機関紙の記事用に書いた感想文を載せておきます。
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火力発電所を見学してきました~! とあるきっかけで、なかなか見ることの出来ない発電所に行ってきました。 常陸那珂火力発電所は、1973年に米国から返還された茨城県東海村の「水戸射撃場跡地」と、そこから海へ埋め立てられた地に2003年に出来た新しい発電所です。 燃料は石炭。 石炭火力は発電所全体の3%で、あとはご存じのように原子力や、石油・天然ガス・水力などです。石炭は価格が安いが、 CO2の排出量が一番多いので、熱効率を上げて使用量を減らすことが課題となり、世界中から日本のこの技術を見学に来るそうです。 自給率の面では、原料の石炭は100%輸入です。そのうちの95%はオーストラリア産。日本の石炭は水分が多く、使えないそうです。 CMでは「電気はクリーンなエネルギー」と言っていますが、結局は発電所ではCo2が排出されています。 そして、発電するための蒸気タービンを冷やすのは火力でも原子力でも同じ。 海水です。 放水口付近の海水は周りの水温より7度高くなっています。 いっぱい書きたいのですが・・・環境を考えたらCO2排出量だけで比べるのではいけないということ。 海水の温度が上がって。 たくさんの灰を海に捨てて(埋め立てて)。 まあ、原子力よりは・・・という感想でした。 みなさん、地球のためには電気は使わないのが一番です。 電気を大切にね! |
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