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金魚と暮らす365日

金魚に魅せられた初心者の飼育日記です。

金魚の紹介⑤(ハゴロモ・・・羽衣秋錦)

2006年01月23日 | 金魚の紹介
ハゴロモは近所のホームセンターで買いました。
水槽には『ハゴロモシューキン』と書いてありました。

同じ水槽に『赤黒シューキン』と書いた紙も貼ってありました。
中ではハゴロモよりも一回り大きいサビリュウの秋錦も泳いでいました。
こそ泥が頬かむりをしたような愛嬌のある顔をしています。

そのとき、ぼくはどうしても黒の入った金魚が欲しくて探していたのです。
で、一度に二匹も、黒の入ったかわいい金魚を見つけてしまった。
かといっていっぺんに2匹も増やす度胸は無い。
当時の水量は20数リットル。
1匹増えると4匹目。
酸欠の様子は見えないけれど、さすがに心配。

で、どちらか1匹を選ぶことに。
当時の水槽で威張っていたのは、丹頂。
やや劣勢だったのが琉金のシロ。
身体は大きめだったけど穏やかだったのが(2代目)オランちゃん。
こそ泥ちゃん(赤黒シューキンに勝手に名前を付けた)は丹頂よりもでかい。
ハゴロモはシロと同じくらい。
これ以上、シロを追い掛け回させるわけにはいかない。
大きな金魚は危険だ。
買うなら小さい方。

ということで、ハゴロモが我が家に来ることになりました。
ハゴロモも可愛かったけどこそ泥ちゃんも可愛かった。
こそ泥ちゃんをあきらめるのは非常に辛かった・・・

ハゴロモが来て我が家の水槽は、ちび軍団(琉金のシロとハゴロモ)対でか軍団(丹頂とオランちゃん)という構図になるはずでした。
が、なぜか水槽内の(一方的な)追い掛けっこは収まってしまいました。
やっぱり、金魚同士の関係があるのでしょう。

それにも関係すると思うのですが、ハゴロモは非常に度胸のある金魚です。
水槽内に新しいものが入った時に、真っ先に探索に出るのは決まってハゴロモです。
今ならしませんが、夏にぼくの血を吸おうとした蚊やカタツムリの小さいのを水槽に放り込んでみたことがありました。
『フナなんだから食うんだろ』
という乱暴な気持ちです。
他の金魚は見向きもしません。
必ずハゴロモがパクッとやってくれました。

ハゴロモシューキンとして売られていたハゴロモですが、どんどん褪色し、鰭先を残してほぼ真っ白い金魚になりました。
ほんとに秋錦なのかも怪しいものです。
体型は鰭がちょっとだけ長めのナンキンといった感じです。
頭の幅はあるのに肉瘤が膨らむ気配はありません。
つるんとした顔に黒目がちな目。
最近、ウーパールーパーに似ているな、と思い始めました。
非常に味のある男の子です。





【本日のお世話】
水換10リットル

金魚の紹介④(二代目オランちゃん・・・オランダシシガシラ)

2006年01月19日 | 金魚の紹介
(二代目)オランちゃんは器量良しのオランダシシガシラです。
素赤で鰭先が白くて、尾鰭もすらりときれいに開いた素敵な金魚です。
とても元気でどんどん大きくなっています。
なのに、ちょっとかわいそうな金魚でもあります。

(二代目)オランちゃんはどうしても一代目オランちゃんと比べられてしまうのです。
一代目がとにかく可愛かった。
ちょっとだけ白が混じる更紗でした。
ほっぺたの部分の肉瘤が白くて、すごく可愛い顔をしていました。
水面から出した顔がまるでぬいぐるみのよう。
テディベアカットにしたプードルのようでした。

その一代目を死なせてしまい、どうしてもオランダシシガシラがほしかったのです。
車で行ける範囲のホームセンターを何件も探し回りましたが、なかなか気に入ったのには出会えません。
高望みをしているわけではなくて、健康そうで尾鰭がまっすぐなオランダを探していただけなのに、なかなか見つからない。

ひと月近くかかってようやく見つけたのが、二代目でした。
肉瘤も豊かで立派なオランダシシガシラです。
頭の中では『オランちゃん』と呼びかけ始めています。

うーむ、でも、一代目とは違うんだよなぁ・・・
なんかたくましいんだよなぁ・・・
一代目は可憐な感じだったんだよなぁ・・・
違うのが当たり前なのに、ぼくの中ではいまだに一代目の残像が消えないのです。

二代目は、ダントツ一番の食欲と高頭パールのパールちゃんに次ぐ人懐っこさを兼ね備えたすばらしい金魚なのです。
大きな体をぐいぐいっとゆすって元気に水槽内を泳ぎ回ります。
けっこう美形ちゃん(たぶんメスです)だし・・・
わかってはいるんだけどなぁ・・・

ぼくの未練がなくなるまで、グレたりせずに健やかでいてほしいものです。





【本日のお世話】
水換10リットル

金魚の紹介③(丹頂)

2006年01月18日 | 金魚の紹介
丹頂は2005年の6月頃にやってきました。
今は亡き1代目オランちゃんと一緒に近所のホームセンターから。

ひと月前に来た2匹の琉金で金魚の魅力に目覚めてしまったので、増やす金魚をじっくりと検討しました。
でも、無闇には増やせません。
当時の鉢は小さかった(20数リットル)ので。
『これで最後』のつもりで選んだのが、丹頂とオランダシシガシラでした。
それからも、どんどん増えていったわけですが・・・

種類は丹頂。
なんとなく『ツルコ』とか『ツルオ』とかの名前をつける気でいました。
でも(自分の中で)定着せずに、そのまんま丹頂と呼ばれることになりました。
一緒に来たオランダシシガシラに、その愛くるしい容姿から“オランちゃん”の名前がすぐに定着したことと比べるとちょっと気の毒だったかもしれません。

でも、それには理由というか事情というかがあったように今は思います。
丹頂はとにかく生意気でした。
顔も、行動も。
最近はすっかり穏やかになり、むしろ目立たない感さえあるのですが、来た当初はなかなかの問題児でした。
自分よりも小さい琉金を追い掛け回します。
自分よりも泳ぎの下手くそな琉金を。
これが丹頂に特別な名前が付かなかった理由と思います。

結局、金魚たちのチームワークは徐々に改善されてゆくのですが、丹頂には金魚飼育の難しい一面を教わりました。
金魚にも金魚同士の関係があるんだ、ということを。

尾鰭も体もなかなかの美形です。
肉瘤はあまり大きくなる気配がありませんが、それはそれで可愛いものです。
丹頂もシロと同じくメスのようです。
このまま穏やかなおばあちゃんになってほしいと願っています。





【本日のお世話】
水換10リットル

【シューキン(療養中)のお世話】
水換5リットル

金魚の紹介②(シロ・・・琉金)

2006年01月17日 | 金魚の紹介
琉金のシロは、うちに来た最初の金魚の1匹です。
もう1匹のアカ(琉金)は、夏に死なせてしまいました。

シロは更紗でアカは鰭先に黒が残る金魚でした。
二匹とも琉金なので、区別するためにも名前が必要。
琉金1号、琉金2号というわけにもいかないし。

アカは鰭先が黒いのでクロとしたいところでしたが、うちのウサギの名前が“くろ”なので、ダブらせるわけにもいきません。
で、白い部分があるほうをシロ、ないほうをアカと決めました。

一応、シロという名前になった琉金ですが、いまやもっと白い金魚がいます。
ほとんど褪色の終わった羽衣秋錦のハゴロモのほうがぜんぜん“シロ”っぽい。
ま、ハゴロモにしても、黒オラン(羽衣オランダ)の方がぜんぜん“ハゴロモ”っぽいけど。

シロとアカのおかげで2つの重大なことに気付きました。

ひとつ目は、金魚の尾鰭がものすごくきれいなこと。
ペットショップの金魚は横から見ています。
うちの最初の水槽は睡蓮鉢だったので、上から見ることになりました。
初めて上から見る開き尾の美しさはうっとりするほどでした。
お尻を振り振り泳ぐ愛らしさにもうっとり。
こんなきれいな生き物がいたんだ・・・
と夢中になりました。

ふたつ目は、金魚がひとに慣れること。
メダカが暮らす鉢に琉金を入れたのですが、メダカとはぜんぜん違う。
ひとに気が付き、寄って来る。
エサをあげるのも、覗き込むのも、すごく楽しい。
金魚ってペットなんだ・・・
と感動しました。

そんな大恩あるシロですが、よく見ると尾鰭が内側にカールしています。
これを、まくれというのかな?
でも全く問題なし。

一時期、転覆病のことばかり心配し、
琉金は飼うべきじゃなかった・・・
おれの技術では荷が思い・・・
などと後悔していた時期もあったりするのですが、お構い無しに、どんどん大きくなっているようです。
お腹が太くなったシルエットは、他のオランダシシガシラなどとはずいぶんと別物です。
なるほど、このお腹が琉金の大きな魅力なのだな・・・
うむ、かわいい・・・
とすっかり満足の今日この頃です。

最近ようやく、メスであることがわかってきました。





【本日のお世話】
水換10リットル

金魚の紹介①(はじめに全員を)

2006年01月16日 | 金魚の紹介
これから、我が家の金魚、総勢12匹を紹介していこうと思います。
はじめに、今日は全員を簡単にご紹介します。
順番は買って来た順です。
項目は、①名前、②種類、③我が家に来た時期、④来たときの年齢(多分・・・です)、⑤出身、⑥買われた値段、⑦簡単な特徴、としています。

1匹目
①名前:シロ
②種類:更紗の琉金
③時期:2005年5月ごろ
④年齢:2歳
⑤出身:近所のホームセンター
⑥値段:300円ぐらい
⑦特徴:我が家の最古参。順調に大きくなりつつあり、『転覆しないでくれよ』と毎日祈られている。

2匹目
①名前:丹頂(そのまんま)
②種類:丹頂
③時期:2005年6月ごろ
④年齢:2歳
⑤出身:近所のホームセンター
⑥値段:700円ぐらい
⑦特徴:なかなかの美形。やや気が強い。

3匹目
①名前:(二代目)オランちゃん
②種類:素赤(鰭先は白)のオランダシシガシラ
③時期:2005年7月ごろ
④年齢:2歳
⑤出身:近所のホームセンター
⑥値段:900円ぐらい
⑦特徴:我が家で最大の金魚。どんどん大きくなる。

4匹目
①名前:ハゴロモ
②種類:羽衣秋錦(?)
③時期:2005年7月ごろ
④年齢:2歳
⑤出身:近所のホームセンター
⑥値段:1500円ぐらい
⑦特徴:秋錦なのかどうかは怪しいが、確かに最初は羽衣だった。でも今は尾鰭の先にちょっと黒が残るだけ。顔がウーパールーパーに似ている。

5匹目
①名前:はなげ
②種類:東錦
③時期:2005年8月ごろ
④年齢:当歳
⑤出身:立川の金魚屋
⑥値段:400円くらい
⑦特徴:探して探して探して見つけたお気に入りの柄・・・のはずが、なぜか不本意な名前で定着してしまった。

6匹目
①名前:黒オラン
②種類:羽衣オランダシシガシラ
③時期:2005年8月ごろ
④年齢:2歳
⑤出身:立川の金魚屋
⑥値段:1800円ぐらい
⑦特徴:最近褪色が進みつつある。何色になるつもりなのか?

7匹目
①名前:シューキン(これもそのまんま)
②種類:素赤の秋錦
③時期:2005年9月ごろ
④年齢:当歳
⑤出身:立川の金魚屋
⑥値段:2000円
⑦特徴:お腹の張り具合が左右不対称、でも、尾鰭がひらひらで美しい。

8匹目
①名前:パールちゃん
②種類:更紗の高頭パール
③時期:2005年10月ごろ
④年齢:2歳
⑤出身:近所のホームセンター
⑥値段:1500円ぐらい
⑦特徴:おでこの肉瘤の真ん中あたりにオレンジ色のワンポイント。黒目がちで可愛い。非常に人懐っこい。

9匹目
①名前:茶金(やっぱりそのまんま)
②種類:茶金
③時期:2005年10月ごろ
④年齢:当歳
⑤出身:立川の金魚屋
⑥値段:250円
⑦特徴:地味で素敵。尾鰭がちょっと曲がっている。

10匹目
①名前:メガネくん
②種類:メノウ蝶尾
③時期:2005年11月ごろ
④年齢:当歳
⑤出身:近所のホームセンター
⑥値段:1140円
⑦特徴:ひときわ小さく、泳ぎも下手、視力も悪いようで餌探しも苦手。おまけにエラまくれ・・・。だけど、我が家のアイドル、ダントツ一番人気。

11匹目
①名前:ヤナギさん
②種類:桜出目金
③時期:2005年12月
④年齢:当歳
⑤出身:インターネットオークション
⑥値段:1500円(+送料)
⑦特徴:桜出目金だけど、四つ尾の柳出目金といった感じ。泳ぎが上手。

12匹目
①名前:青琉金(そのまんま)
②種類:青琉金
③時期:2006年1月
④年齢:当歳(もうすぐ明け2歳?)
⑤出身:阿佐谷のペットショップ
⑥値段:450円
⑦特徴:美形。活発。泳ぎも上手。将来有望。

ということで、ぼちぼち紹介していきます。


・・・ちなみに真ん中が青琉金、その上左側がヤナギさん、その右がハゴロモ、下に行ってデカいのがオランちゃん、その左の上の小さいのがメガネくん、その下がパールちゃん(30半ばを過ぎて“○○ちゃん”というのも、我ながら、うーむ、どうなんだろう)

【本日のお世話】
水換10リットル