ハーラン・エリスンによって1968年に執筆され、結局映画化はお流れになった方の「I,ROBOT」の脚本です。
内容と挿絵が気になって、英語苦手なのにもかかわらず結局購入してしまいました。
翻訳機に頼りながらえっちらおっちら読んでいるのですが・・・なんか、グレッグとマイク、バーテナハル(主人公・記者)に境遇を哀れまれてる?
私の訳が正しくないのかもしれないけれど、いやむしろ間違っていて欲しいんだが。
まあそれは彼らが90歳の老技術者になってるってことで致し方ないにしても、盛んな時期の”堂々巡り”での見せ場がキャルヴィン女史にかっさらわれてる!?(笑)
そりゃ、彼女とロボットに関わるエピソードを語らなくちゃならないんだから、それが話の筋としては妥当なんだけど・・・!
せっかく2人を出すならもうちょっと活躍させて下さい(涙)
ていうか、キャルヴィン女史とあの2人が一緒にミッションに取り組んでるのって想像し難いんですが!
原作でも接点はあったようだけど、同じ場面にはほとんど登場しないし。
彼らと彼女は上手く住み分けしていたと思っているので。
挿絵は、なるほどとても古典的に美しいです。
自分のイメージと一番違っていたのはロボットたちでした。
ロビイは、原作に外見の記述があるので、それに忠実にして欲しかったところ。ちょっと怖いっす。
あと、人間乗車型ロボットが4足歩行なのはとても乗りやすそうではあるけれども、2足歩行のスピーディより絶対推進速度速そうに見えるのが気になるところ。