Cocoさんは、「待て」が上手です。
おやつを前に置いて
おとうさんが「待て」をさせると
じっとおとうさんの顔を見て
「よし」と言われるのを待っています。
その間に、私が横から
いくら「よし」と言っても食べません。
おとうさんに「よし」と言ってもらって
初めて食べに行きます。
けれど、おとうさんが「待て」をさせた時でも
私が名前を呼んで、しっかり目を合わせて
「よし」と言えば
食べに行ってしまいます。
目を合わせたことで
「よし」は自分に対して
言われた言葉だと
Cocoさんは
判断するようです。
ある日のこと。
私が「待て」をさせている間に
ちょっとした用ができて
部屋を出なくてはならなくなりました。
「ちょっと待っててね」
「すぐ戻るからね・・・」
1~2分後、
用を済ませて戻ってみると
ちゃっかりおやつを食べているCocoさんです。
いったい誰が
あなたに
「よし」を言ったのですか?
ずいぶん、都合のいい
耳をお持ちですこと。
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