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ルシアー始めます。アコギ製作への道

念願のアコギ製作者への道を歩き始めようとしてる者の前途多難ブログです。

指板Rを削って、ネックと接着する。

2018-03-21 22:51:33 | 1号機
アコギの指板はわずかにラウンド形状になってます。
クラシックギターなんかはフラットですよね。

martinを参考にRは16インチで削りましょう。



ラウンド形状に成形されたサンディングブロックを使って削るんですけど、荒削りとして先にカンナで削っておきます。

しかし、木目に沿って削らないと逆目で削りすぎたり欠けたりするのでなかなか難しいですね。
欲をかいてあまり削りすぎないほうがよさそうです。
続いてペーパーでサンディング。



60番くらいのペーパーですけど、machiche指板が削りやすいのか、サクサクと削れます。
うーむ、カンナで下削りいらなかったかな。
エボニー指板だったりすると死ぬほど苦労するんでしょうね。



それなりにラウンドがつきましたね。

それでは指板とネックを接着していきます。



この作業に入る前に、ボディとのネックジョイント部をある程度削って仕上げてます。
指板が張り付くとジョイント部のサンディングや削りこみがやりにくそうですからね。

指板が接着時にずれないように、あらかじめ位置合わせをしておきます。
指板裏側に画鋲を突き刺してカットして、針が飛び出た状態にします。
ネックに位置合わせをして指板をネックに押し込むと針が刺さって固定されます。

これで、接着時の位置ズレをふせぎます。
みなさんいろんな手法でズレ防止してるんですね。
フレット溝に1mmの穴を開けて針を刺すやり方もあるそうです。

べったりとタイトボンドを塗りつけて貼り付けます。



今回は、stewmacより、fingerboard band clamp を買ってみました。
ネジの刻まれたバンドを巻きつけて締め込むクランプです。
カムクランプと交互に挟んでみました。

思った通り、ラウンドを削りこんでるのでカムクランプで押し込んでも外周部がイマイチクランプされてません。
気持ち外周部が浮いてしまいそうなんですね。
逆ラウンドのあて木を作ってカムクランプで締め付ければ理想的ですね。

そこで、バンドクランプです。
指板とネックに巻きつけてクランプですから確実に外周部が締め付けられます。
しっかり締め付けると、バンドがものすごくダメージ受けてる感じなんで、これ耐久性高くなさそうですね。
数回の使い捨て感覚かな。

外周はばっちりクランプできたけど、中央部が強くなさそうなのでカムクランプ併用です。



さぁ、この後はネックを仕上げます。
ネックが仕上がったら塗装の段取りをしなければ。

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