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ルシアー始めます。アコギ製作への道

念願のアコギ製作者への道を歩き始めようとしてる者の前途多難ブログです。

バインディング作業

2018-11-09 12:19:59 | 2号機
ボディが箱になりましたので、バインディング作業に入ります。
まずは、はみ出しているトップとバックの板を削り切ります。

5ミリ程度の細めにフラッシュビットで切り出します。
これ、国内で似たようなものが見つかりませんね。
板を切り落とすということで、刃径が細いほうが板の欠けを防げます。



これをぐるっと外周加工することでこんな感じ。




切り出した後はサイドを研磨して平滑な面を作ります。
バインディング溝加工はサイドをガイドとして加工しますのである程度の滑らかにします。



それでは、恐怖の溝切りです。

数カ所ダウンカットで先行加工して、全体をぐるっと回します。



トップはバインディングの後で、パーフリングの溝を切ります。


溝切りの後は、トップのヘリンボーンです。
今回もヘリンボーンは瞬間接着剤で接着します。



やはり瞬間接着剤を使うとトップの導管に染み込んでしまいますね。
しかし、テープ固定などしなくても固定できるのが楽すぎて瞬間接着剤でつけてしまいますね。


しっかりくっつけて、念のため追加で染み込ませます。



続いてバインディングも瞬間接着剤でいきます。
前回はタイトボンドでしたが、瞬間接着剤の上にタイトボンドは接着力が甘そうなので同じ接着剤でつけてみます。




やはりつなぎ目をきっちり作るのが難しいですね。
トップはボトムしか見えないので気が楽ですが、バックはネック側も見えるので正念場になりますね。

バインディングが接着できましたので、はみ出た部分を削り出します。


ヘリンボーンをカンナがけすると、それはそれは美しい削りカスが出て気分がいいです。



仕上げはサンディングブロックとサンドペーパーで。

サイドもツラを合わせます。


今回はフラッシュビットなしで、スクレーパーでガリガリ削ってペーパー仕上げです。

綺麗にパーフリングとバインディングができました。




バックもこんな感じ。
バックはパーフリングがない分隙間ができやすいので難しいですね。
今後はパーフリング挟んだほうがいいかもですね。





後はボディの合体溝を彫れば、大きな工程は終わりですね。
そろそろネックが始まります。

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