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†意識の記録† 理解のブログ

私の私の視点による私の経験の記録。私の視点で見る限り誤りのない認識で記事を書いている。一切の苦情は受け付けない。

レンズの話

2014-12-22 19:09:37 | Camera
どうも、こんにちは。


この前は、久々に専門的な話をしましたけれども、今回はまた趣味の話に戻ります。



と言っても、大した話ではないです。
写真の紹介すらせず、つらつらと書いていくだけ。


先ずは、私の所有する、2本のレンズの話です。

いわゆる、Kマウントのオールドレンズなのですが、
・RIKENON 135mm F2.8
・XR RIKENON 135mm F2.8
この2本を所有しています。ただし、前者はジャンク品です。


この2本、どちらも4群4枚構成で、スペック的には同じレンズに見えます。
しかし、絞り羽根が、前者は7枚で、後者は8枚です。

巷に溢れている中古は、ほぼ全てXR RIKENONの方です。テキトーに買ったら、XRが付いているでしょう。
このXRって何でしょうね?

ということで軽く検索を掛けてみるものの、どうにも分からない。
それどころか、XRが付いてるものしか検索に掛からない。

うーむ。


良く分かりませんが、XRが付いているものは、その他の焦点距離も豊富で、いろいろと出てきます。
どうやら、Kマウントのリコー製フィルム一眼レフカメラで使われていたレンズのようです。そのカメラがXRなんたらというシリーズなので、レンズもXRなんたらという名前になっているようですね。

ということは、絞り羽根も少ないし、XRシリーズのカメラが出る前のレンズなのか?
などと思う方がいらっしゃるかもしれませんが、XRシリーズのカメラというのは、リコーがKマウントに対応した時に出したカメラらしく、それ以前はM42など、別のマウントだったようです。

また、50mmのレンズなどに、見た目が同一スペックで、XRが名前に付いているものと付いていないものなどがあるようなので、発売時期やらが異なっているものと考えられます。


4群4枚構成のレンズなので、バルサム切れの心配がありません。
それだけは、中古を買う時にありがたいですよね。

ただ、買う前に必ず調べるべき点があります。
35mmマクロLtd.のような引出式の内臓レンズフードがあるのですが、これがガタガタになっている個体が多いですね。私も、前者のレンズは問題ないのですが、後者の方はガタガタでした。

ただ、そもそも、このフード。殆ど役に立ちません。(笑
小さすぎる!
お世辞にも逆光性能が高いとは言えない、というかゼロなので、フードが絶対に必要な状況がかなりあるのですが、これがもう、ダメダメ。カメラ・レンズを三脚に任せて自分の手をフード代わりにした方が良いです。


とは言え、このレンズ・・・物凄く良い。

4群4枚なんて、これ以上減らせないぐらいまで減らされている気がしますが、そんな物理的なスペックなどどうでもよいぐらい、画が好みです。
何しろ、今のところ私の写真人生最高の1枚は、このレンズで撮りましたからね。(XRが付いていない方のRIKENON 135mm F2.8で撮りました。)


レンズの性能というのも、勿論、写真の出来に大きく影響するものなのでしょうけれども、下手なら下手なりに、沢山撮れば、たま~にイイ1枚が紛れたりするというものです。後は、その撮りたい対象を、最も美しくというより、撮りたいように撮れる画角、構図、露出というものを、その時に思い付くかどうかですね。

私は、135mmのレンズは、このリケノン姉妹しか持っていないので、135mmという焦点距離が欲しければ必然的にこのレンズになり、結果として、最高の1枚がこのレンズで得られたということです。
(圧縮効果的な意味で、135mmが丁度よい状況だったのです。)

フルサイズ(35mm判)換算では、135mmのレンズは、おおよそ200mmになりますから、70-200mm F2.8(いわゆる大三元)のテレ端と同じですね。なかなか使いやすい画角なのではないですか。




さて、次の話題は、オールドな望遠レンズ。

私、長らく望遠は、キットズームの DA55-300 に任せてきました。
くら~いレンズですけれども、それほど頻繁に望遠を撮るわけでもないので、良いかな、と思っておりました。

それに、100mm、135mmについては、F2.8のレンズがありましたしね。(マニュアルですけど。)

なので、特に望遠単焦点は必要ないと思っていました。
しかし、マニュアルフォーカスで撮影することが多いと、 DA55-300 のフォーカスリングの回転角の小ささには閉口せざるを得ない。というか、マニュアルではピントがなかなか合いません。ほんのちょびっとずれただけで、ぼっけぼけ・・・。

ということで、安いオールドな望遠単焦点を仕入れました。200mm/F4と300mm/F4です。
決して明るくは無いですし、古いものなので、開放では解像が甘いですね。特に、300mm/F4はフリンジがなかなか盛大でして、昼間は開放で使えません。

しかし! フォーカスをじーっくり合わせるのには、非常に向いている。
ライブビューで拡大してフォーカシングすれば、道路を2つ跨いだ先にある電柱の上の方にある小さな字だって読めます。もっと遠くにある自販機の「あったか~い」の字だって読めます。それも、夜に。
まぁ、 DA55-300 には無理な芸当ですよね。
(解像度的には無理ということはないと思いますが、そう簡単にピントが合ってくれない、ということです。)


ちなみに、
smc PENTAX-M 200mm F4は、5群5枚構成。
smc PENTAX 300mm F4は、5群7枚構成です。
なので、200mm/F4はともかく、300mm/F4はバルサム切れの心配がありますね。

まぁ、そんときゃまた買えば良いわけですけどね。


それと、私が最近オールドレンズを買い漁っている理由に、次の懸念があるから、というものがあります。
「ペンタックスが、フルサイズデジタル一眼レフカメラを発売するかもしれない。」
もし、これが現実になると、オールドレンズの価格がどーんと上がることは間違いないでしょう。

特に、PENTAX-A* 300mm F4なんかは、数割の価格上昇が有り得る。
(ただし、DA*300mmF4が、実はフルサイズに対応している噂がありますけどね・・・。フィルター径も77mmで、私の300mm/F4と同じですしね。)

私が所有するAPS-C用レンズは、35mmマクロLtd.の他、キットズーム2本、SIGMA 17-70、SIGMA 8-16など、かなりの数があるので、仮にフルサイズが発売されたとしても、私は購入しません。(追加で、高倍率ズームを買おうかと画策中です。SIGMA 18-200とかどうですかね。逆光耐性次第かな・・・。それか、出ると噂のSIGMA 18-300とか?)
何にせよ、フルサイズの発売は、私にとって、フィルム時代のレンズ(フルサイズ対応のレンズ)の値上がりを招くだけ。デメリットしかないのです。

(まぁ、今こう思っているだけで、いざ出たら考えが変わるかもしれませんけどね。)



特に値上がりするであろうレンズが、smc PENTAX-A 50mm 1:1.2ですね。
今でも、中古の標準価格は約5万円で、状態次第では7万円近いです。

これは、間違いなく値上がりしますよ。

転売屋が出そうで嫌ですねぇ。



と、言ったところで、今日はここまで。



以上。
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