ディスクの空き領域のデータを、復元ソフトで読めないように、完全消去するには
Windowsの場合(NTFS ファイル システムの場合)
スタート→「ファイル名を指定して実行」(注1)から、
次のコマンドを実行する(Windows標準コマンド)
cipher.exe /w:c:
c:ドライブの空き領域を完全消去
cipher.exe /w:d:
d:ドライブの空き領域を完全消去
---------------------
注1:Windows7 では、スタート→「検索BOX」から、行う
cipher.exe とは
Cipher.exe ・・NTFS ファイル システムを使用するドライブ上のデータの暗号化・・解読・・コマンド プロンプトから実行・・Windows 2000(SP3以降)・・ Windows XP・・ オプションとして、削除済みのデータが復元されてデータにアクセスされないようにデータを上書きする機能が追加されています。
ファイルまたはフォルダを削除しても、データはすぐにはハード ディスクから削除されません・・削除されたデータによって使用されていたディスク上の領域が "割り当て解除" され・・新しいデータが書き込まれるときに使用されます。この領域が上書きされるまでは・・データ回復ソフトを使用して、削除済みのデータを回復することが可能です。
---------------------
ディスクの内容を完全に消去する より
cipher.exe
・・利用できるかどうかを調べるには「cipher /?」(cipherコマンドのヘルプを表示させる)を実行してみる・・「/w」オプションの説明が含まれていれば、利用できる。
/w オプションを付けて実行すると、cipherは、ディスクの空き領域いっぱいに・・データを3回ファイルに書込み、最後にそれを消去する。最初の1回はオール0を書込み、次はオール1を書込み、そして最後にランダムなデータを書込む・・米国防総省で決められた消去手順・・
Dドライブを完全削除中の表示↓
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
C:\>cipher /w:d:
できるだけ多くのデータを削除するために、CIPHER /W の実行中
はほかのアプリケーションをすべて終了してください。
0x00 に書き込み中 ……※1
...................... (中略) .............……※2
0xFF に書き込み中
...................... (中略) .............
乱数 に書き込み中
...................... (中略) .............
C:\>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※1 英語モードではこれらのメッセージは「Writing 0x00」となっているので、正しくは「0x00 を書き込み中」と訳されるべきだろう。単純なミスであるので、特に気にしなくてもよい。
※2 作業の進行中は、このように「.(ピリオド)」が少しずつ表示されるので、動作していることが確認できる。
ディスク全体にファイルを3回も書き込むので、かなり時間がかかる・・20ギガ・バイトのディスクで・・終了するまで1時間程度
FATファイルシステムのハードデスク、パーティションは、4Gバイト以上の領域を消去することができない・・しかもこのことについて一切警告をしてくれない。そのため、一見すると正常終了したように見えるが、実は4Gバイト分しか消去されていない
------------------------
Cipher.exeでディスクの中身を消してみる
80GBのHDDを搭載したPCをセーフモードで起動し、消したいファイルをすべて消した上でコマンドプロンプトを呼び出し
cipher /w:c:\
とやってみた。
まず。0x00でディスクの空き領域を埋め、続いて、0xffで同じ領域を埋め、さらに続いてランダムデータで同じ領域を埋めてしまう。
実際にやってみたところ、ものすごく時間がかかることが判明した。
パソコン自体が遅かったのかも知れないが、4時間かかってやっと1回目の 0x00 での空き領域埋めが終わったところ。しかたなく、パソコンを放置して一旦帰宅し、翌日会社に来てみると、いつのまにか3度のデータ上書きが完了していた。というくらい時間(12時間?)がかかった。
-------------------
完全削除(CompleteDelete) の詳細情報 : Vectorフリーソフト
ソフト詳細説明
機密事項の入ったファイルの削除はWindowsの「ごみ箱」や"通常の"削除では不十分です。不正復活を防止するために「完全削除(CompleteDelete)」をお使いください。このプログラムはファイルを完全上書き消去します
完全削除 作者のサイト
ネットワーク経由のファイル、ディスク保護システムが働いているファイルシステムでは効果を発揮しない可能性があります・・NTFSファイルシステム上では効果を発揮しない可能性があります。
このプログラムは・・簡単にいえば、ファイルを上書きしているだけです。
削除回数は3回以上の書き込みをする必要があると思います。
このプログラムの削除方法は、次のとおりです。
上書き1回目 -> 読み込み -> 上書き2回目 -> … -> 上書きn回目
Windowsの場合(NTFS ファイル システムの場合)
スタート→「ファイル名を指定して実行」(注1)から、
次のコマンドを実行する(Windows標準コマンド)
cipher.exe /w:c:
c:ドライブの空き領域を完全消去
cipher.exe /w:d:
d:ドライブの空き領域を完全消去
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注1:Windows7 では、スタート→「検索BOX」から、行う
cipher.exe とは
Cipher.exe ・・NTFS ファイル システムを使用するドライブ上のデータの暗号化・・解読・・コマンド プロンプトから実行・・Windows 2000(SP3以降)・・ Windows XP・・ オプションとして、削除済みのデータが復元されてデータにアクセスされないようにデータを上書きする機能が追加されています。
ファイルまたはフォルダを削除しても、データはすぐにはハード ディスクから削除されません・・削除されたデータによって使用されていたディスク上の領域が "割り当て解除" され・・新しいデータが書き込まれるときに使用されます。この領域が上書きされるまでは・・データ回復ソフトを使用して、削除済みのデータを回復することが可能です。
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ディスクの内容を完全に消去する より
cipher.exe
・・利用できるかどうかを調べるには「cipher /?」(cipherコマンドのヘルプを表示させる)を実行してみる・・「/w」オプションの説明が含まれていれば、利用できる。
/w オプションを付けて実行すると、cipherは、ディスクの空き領域いっぱいに・・データを3回ファイルに書込み、最後にそれを消去する。最初の1回はオール0を書込み、次はオール1を書込み、そして最後にランダムなデータを書込む・・米国防総省で決められた消去手順・・
Dドライブを完全削除中の表示↓
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
C:\>cipher /w:d:
できるだけ多くのデータを削除するために、CIPHER /W の実行中
はほかのアプリケーションをすべて終了してください。
0x00 に書き込み中 ……※1
...................... (中略) .............……※2
0xFF に書き込み中
...................... (中略) .............
乱数 に書き込み中
...................... (中略) .............
C:\>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※1 英語モードではこれらのメッセージは「Writing 0x00」となっているので、正しくは「0x00 を書き込み中」と訳されるべきだろう。単純なミスであるので、特に気にしなくてもよい。
※2 作業の進行中は、このように「.(ピリオド)」が少しずつ表示されるので、動作していることが確認できる。
ディスク全体にファイルを3回も書き込むので、かなり時間がかかる・・20ギガ・バイトのディスクで・・終了するまで1時間程度
FATファイルシステムのハードデスク、パーティションは、4Gバイト以上の領域を消去することができない・・しかもこのことについて一切警告をしてくれない。そのため、一見すると正常終了したように見えるが、実は4Gバイト分しか消去されていない
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Cipher.exeでディスクの中身を消してみる
80GBのHDDを搭載したPCをセーフモードで起動し、消したいファイルをすべて消した上でコマンドプロンプトを呼び出し
cipher /w:c:\
とやってみた。
まず。0x00でディスクの空き領域を埋め、続いて、0xffで同じ領域を埋め、さらに続いてランダムデータで同じ領域を埋めてしまう。
実際にやってみたところ、ものすごく時間がかかることが判明した。
パソコン自体が遅かったのかも知れないが、4時間かかってやっと1回目の 0x00 での空き領域埋めが終わったところ。しかたなく、パソコンを放置して一旦帰宅し、翌日会社に来てみると、いつのまにか3度のデータ上書きが完了していた。というくらい時間(12時間?)がかかった。
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完全削除(CompleteDelete) の詳細情報 : Vectorフリーソフト
ソフト詳細説明
機密事項の入ったファイルの削除はWindowsの「ごみ箱」や"通常の"削除では不十分です。不正復活を防止するために「完全削除(CompleteDelete)」をお使いください。このプログラムはファイルを完全上書き消去します
完全削除 作者のサイト
ネットワーク経由のファイル、ディスク保護システムが働いているファイルシステムでは効果を発揮しない可能性があります・・NTFSファイルシステム上では効果を発揮しない可能性があります。
このプログラムは・・簡単にいえば、ファイルを上書きしているだけです。
削除回数は3回以上の書き込みをする必要があると思います。
このプログラムの削除方法は、次のとおりです。
上書き1回目 -> 読み込み -> 上書き2回目 -> … -> 上書きn回目