数年前、往生されたお母さんの祥月命日、ご子息さまのお宅2件、それぞれお参りさせていただきました。本家だから、長男だからなどという、はからいを超えてお参りいただく。それは、今ここで多くの方に仏さまのこころを届けてはたらいてくださる。亡きお母さんが最もよろこばれることといえるのではないでしょうか。もうすぐお彼岸(お浄土)です。
今日で22回目のご命日、当時、36歳のご主人さまを亡くされ、葬儀は子供の卒園式と重なりました。子供のいたおかげで、落ち込むひまなく、あっという間に月日がながれました。今は成人した子供たちですが、心配はつきません。いつまでたっても親は親、子供は子供。隣に両親がいてくれていて、私自身も子供しています。と笑っておられました
耳下腺腫瘍(じかせんしゅよう)の傷跡を載せました。
http://www2.ocn.ne.jp/~butti/9501.html
手術から約11ヶ月、現在の傷口です。痛みもほとんどなく、耳たぶあたりのしびれもなくなりました。「死んでしまうのだろうか」という不安や恐怖を感じ、自分が往生した後の準備も整えて入院したこと、その傷をみるたび触るたび、そのときの気持ちを思い出させてくださいます。
ご法事のお約束時間にうかがいましたら、「え来月お願いしました
えーー
。すいません間違えました
」先月、以来を受けた私の間違いでありました。毎日いろいろなことが起こります。だから人生は楽しい。
http://www2.ocn.ne.jp/~butti/10401.html
でも日々年老いているということでしょうか・・・・・。ちょっと寂しい。
成人した息子さんが小学生のとき、「生んでくれてありがとう。」といわれ、とてもうれしかったそうです。でも同時に自分の親には言ったことのない言葉であることにも気づかされた。
「生んでくれてありがとう。」「生まれてきてくれてありがとう。」皆さんもことばで伝えてみませんか。言われたほうは、ああよかったと、おおきな喜びが生まれることでしょう。
私は照れ臭くてできそうにありませんが・・・。チャンスがあったら言えるかなあ・・・。