撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

近鉄 米野(2024.7.23) ビスタEX 30214F+サニーカー 12601F 特急 近鉄名古屋行き/回送

2024年08月01日 23時57分17秒 | 近鉄
7/23に近鉄名古屋線 米野駅でビスタEX 30000系とサニーカー 12600系が連結された特急を撮りました。
1枚目は、米野駅を通過するモ30264の特急 近鉄名古屋行きです。



2枚目は後追いですが、米野駅を通過するモ12601です。
12600系は行先表示幕がLED化されておらずに赤地幕となっています。



3枚目は、特急として通過してから7~8分後に近鉄名古屋駅から回送として折り返してきたモ12601です。
表示幕も回送に変わっており、渡り線を通過して米野駅の3番線に向かっています。



4枚目は後追いですが、富吉検車区米野車庫に向かうモ12601です。
行先表示幕は次の運用の表示に変更されていると思われますが、特急 五十鈴川に変わって絵いました。



以下の記事は過去に書いたブログの再掲になります。
30000系は10000系、10100系に続いて2階建て車両を連結しており、3代目ビスタカーとして1978~85年に4両編成×15編成が登場しています。
当初はビスタカー(3世)やビスタカーIII世と通称され、1979年に鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞しています。
1996~2000年に大幅なリニューアルが実施され、特に2階建中間車は構体の上半分が撤去されて新製した2階部分に取り替える大掛かりな改造が実施されて、天井部分と床部分がかさ上げされ、側窓は天井部の明かり窓と一体化した曲面ガラスに取り替えられるなど大きく変化しました。
また、愛称もビスタEXに変更されています。
2010~12年には全編成に2回目の車体更新(B更新)が実施され、2016~18年に新塗装に変更されて、現在でも活躍しています。

12600系は、1982年に4両編成×2編成が登場しています。
1977年に登場した12400系は4両編成でしたが、1980年に登場した12410系は3両編成で登場しています。
12600系は12410系の改良型ですが、4両編成として製造されたため新形式となっています。
この後に登場する汎用特急車はACE 22000系にモデルチェンジされたため、12600系の車両デザインはスナックカー12000系をベースとする最後の特急車となっています。
なお、サニーカーの定義が今一つ分かっていないのですが、12400系、12410系、12600系を総称するものと思われます。