占い師横山順一ブログ。視覚障害者の占い師横山順一のブログです。昭和41年4月生まれ。

元道頓堀占い横町の占い師。
現在、神戸駅付近でうらうラコウベと言う占い点を経営。
数理学で有名な金澤葉香先生門下。

大運で7殺と天戦地沖の時期についてのアドバイス。

2015年10月10日 | 四柱推命の解説その1
 大運で7殺と天戦地沖の時期についての質問に対する回答です。
 この大運周期は、例えば日柱が甲子の日生まれだとすると、
庚午の大運周期がそれに当たります。
 そして、巡航運なら庚が初めの5年間、後の5年が午の5年間、
逆行運の場合は、最初の5年間が午の期間、後の5年が庚の期間となります。
 で、この大運の期間は午のエリアで配偶者や恋人とうまく行かないか、
それらのことで苦労が在るか、また、本人自身も
いろんなことで傷害が起きやすい期間となります。
 また、庚の期間は変通星では偏官の期間となりますので、
仕事で残業が多いとか、働いた割に給料が安いとか、
仕事や健康面で支障が出たりもする可能性があります。
 ただ、これだけでは十分な判断はできません。
 命式全体の変通星が何なのか、五行のバランスは、
持って生まれた12運星の強さは、月れいを受け手いるかどうかなど、
それらによって判断は変わってきます。
 ですので、大運周期がそのエリアの方は、
四柱推命の占い師さんの元で鑑定された方が良いと想います。
 後、この甲子の日生まれの例の場合は、近づいてくる人にも注意です。
この大運エリアにおいて、例えば庚午の日生まれなども
近づいて来る可能性が高くなりますので、その様な方と解れば、
少し距離を取った方が良いと想われます。
 また、既婚者の女性がこの大運エリアの場合、不倫に注意です。
 変通星にもよりますが、確率的には近づいて来る男性は、
自分勝手な男性の可能性が高いです。
 ただ、何度も書きますが、生まれた十二支の種類によっても、
微妙に状況は変わりますので、やはり詳しくはお近くの四柱推命の占い師さんの元を
訪ねられた方が良いと想います。
 それと、この例では庚の日生まれで十二支が違う方とか、
午の日生まれで天干が違う方など、
それらの人々にも注意した方が良いかも知れませんね。

 それと、7殺すですが、自分の生まれた日天干を1番目として、
そこから数えて7つ後の天干がこれに当たります。
 甲なら庚、乙なら辛、丙なら壬、丁なら癸、戊なら甲、
己なら乙、庚なら丙、辛なら丁、壬なら戊、癸なら己の天干が7殺に当たります。
 この関係は一般的に悪いとされていますが、四柱推命の占い師によって、
その考え方に違いがあったりもします。
 例えば、日干乙と己は一般の四柱推命では悪いと見ますが、
五行に重きを置く占い師さんは、それほど悪くないと見たりもします。
 その理由は、乙は物に例えれば草花、
己は物に例えれば植木鉢の土や田圃などの土、
つまり、(植木鉢の草花を見て、(土がかわいそう)
と言う人はいないと想いますが、その様な考え方も在るのです。
 ですので、四柱推命の占い師さんによって、
男女の相性の判断が微妙に変わることも在るのです。
 それと、これはとても重要なことなのですが、本に書かれていることは基本で、
本当の占い方、鑑定の仕方はそれぞれの占いの師匠から、
極秘裏に伝えられる物なのです。
 ですので、本を完全マスターしたから占い師でやれると占い師を始めたとしても、
在る程度のところまでしか行けない可能性があります。
 何故、この様に極秘裏に占いの極意を伝承するかについてですが、
占いを悪用されないためでは無いかと想います。
 私も、数理学を教えるのはめったにしません。
 また、本当に大切なことは、簡単には教えない様にしています。
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