占い師横山順一ブログ。視覚障害者の占い師横山順一のブログです。昭和41年4月生まれ。

元道頓堀占い横町の占い師。
現在、神戸駅付近でうらうラコウベと言う占い点を経営。
数理学で有名な金澤葉香先生門下。

技術を教えるのは難しい。

2021年12月17日 | 占い師の裏話3
 今日、宮城県の弟子が、こんな相談をしてきました。
 何でも、友達が技術を教えてくれと言って来て、教えることになったが、
どこまで、どのように、教えれば良いか判らないと。
 この教えると言う問題は実はケースバイケースなんですよね。
 例えば、占いで例えるなら、どんどん積極的に覚えて行く方でも、
いわゆるおちょうし者の場合は、技術を会得するのにつれて自信過剰になり思い切ったことをする、
で、ドカーンと、大きな壁にぶち当たると、そこでだめになり諦めてしまう方もいます。
 一方、覚える速度は亀さんなのですが、兎に角、寄り道をしながらも、
長年コツコツ努力をつずけて行く方には、教える方も、
間接的な予備知識も、そのつど与えたりもします。
 また、習いに来る方がどのような性格なのか。技術を会得して、
直ぐに商売に投入し、高額のお金をぼったくる方ならだめですし、
楽して、ただで情報をもらおうと企む方も実際います。
 銀行などで多額の借金が在り、返せなくなるような人ほど、
訪問時にお土産を持って来ると言う話を聞いたりもしますが、占いの世界でも、
(これ、いただき物ですけれど、どうかおつかいください。
ところで、命式でこれこれの形のお客様を見たのですが、
チョメチョメするようにアドバイスしたのですが、それで良かったのでしょうか。
他に、方法はあったのでしょうか。また、チョメチョメの命式の形の場合はどうですか。)
 と、僅かな粗品を持参して、ただで聞き出そうと言う弟子もいると、
昔、師匠に聞いたこともあったのですが、本当に、教えるのは難しい物です。
 また、教える側と、教えられる側の相性も在ります。
 後、どこまで深く入れれば良いのかも在ります。
 その辺を、総合的に考慮しながら、技術を教える場合は、
慎重に、相手に合わせて、教え方を変えて行くべきだと私は思います。
 今日は、そのようなことを、思った一日で在りました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする