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『核心的利益』に『実効支配』で迅速防御(高橋洋一さん)

2021-08-15 13:34:30 | 日記

 

地主殺し    毛●東が農村の秩序破壊によって目指したものとは⁉️

毛●東による農村への共産党の浸透は、大きな破壊をともなっていた。じつのところ、毛●東一派は、その共産主義の理念で農村から歓迎されていたわけではない。農村が毛●東の改革を望んでいたわけでもない。毛●東は農村で下克上(げこくじょう)を無理強(むりじ)いし、古い農村秩序をバラバラにすることで、農村を支配しようとしたのだ。

毛●東が農村でやっていたことといえば、地主、富農殺しである。毛●東は、農村にいるはぐれ者をけしかけ、地主の家を襲わせ、地主を殺させた。そのうえで地主の土地や資産をいったん没収し、毛●東一派が自分のものにすると同時に、残りを村人に再分配したのである。

この手法は、効果があった。再分配によって、これまでより多くの土地を分け与えられた者は、毛●東の支持者となっていく。また、支持者とならなければ、いつまた毛●東によってそそのかされた者に襲われかねない。その恐怖が、毛●東への支持に向かわせたのである。

それは、毛●東による中●における伝統的な農村社会の破壊のはじまりであった。中●の農村で大きな力を持つものは、地主である。地主は、たんなる既得権益層ではない。中●の伝統社会を束ねるような存在である。

元中●人で、日本に帰化した作家・石平(せきへい)氏によるなら、中●は宗族社会である。同じ祖先を持つ彼らが、ひとつの地域に集住し、相互扶助の集団を形成する。それが宗族といわれる。その宗族のリーダーの多くが、地主や富農である。つまり、地主、富農を殺せば、宗族は解体に向かい、農村の伝統的な社会を打ち壊せるのだ。

以上は、📖『日本人のための中●共産党100年史 血みどろの権力闘争と覇権主義の実相』(内藤博文 著   河出書房新社)の「地主殺し」より。

 

👨中●共産党100年記念式典において、世界各国と中●国民に毛●東の再来を思い起こさせる灰色の人民服(毛●東のイメージ)を着て登場した習●平氏だったが、世界史によると毛●東は『地主殺し』の主犯であった。

👴習●平氏は前例のない「第3期国家主席の椅子」に自分から坐ろうとしている。桑原桑原。

 

高橋洋一チャンネル 第116回(全10分21秒)

ユーチューブ検索タイトルは、

『中●が尖閣を取りにくる!日…』

5か月前 #高橋洋一 #中● #尖閣諸島

高橋洋一チャンネル   コメント数 現在740以上

公開日:2021/03/09

 

【インタビュアー】中●のおうき外相は、アメリカに「内政干渉だ‼️」とかいろいろ言ってくるのはなぜですか❔

(👨以下、高橋洋一さんが語る。)

おうきさんって そんなに中●で序列が高くない。まぁ、下っ端なんだけど、ここで吠えておかないとマズいので吠えた。

今の中●で、習●平さんなんかは、1年先の『北京オリンピックをうまくやりたい』という(気持ちの)かたまりでいっぱいです。

それとの関係でいくと、🇺🇸アメリカっていうのは(中●を)ウイグルのジェノサイド認定している国だから、🇨🇳中●が出る平和の祭典オリンピックにアメリカが出場するっていうのは無理なんですよね。

アメリカが無理っていうことになると、🇨🇦カナダも当然無理でしょう。人権の話だから(人種差別する国や人に厳しい)ヨーロッパも無理ということになる。

(いま、)北京オリンピックが出来るか出来ないか⁉️瀬戸際なんですよね。だから(中●は)必死になっていろんなことを言う。

北京オリンピックがもし出来ないことになったら、(中●が)尖閣とか台湾に攻め込んでも不思議じゃないと私(高橋洋一)は思います。

 

北京オリンピックがうまく出来ても そのあとも攻め込むんじゃないかな、と思う。

(中●の)領土拡張の意図はすごく大きいし。皇帝になってるからね、習●平は。怖いもんなしだから。

「『核心的利益』を侵すな‼️」って言ったおうき外相は。

『核心的利益』って結構簡単で、

①ウイグル

②南シナ海

③香港

④台湾

⑤尖閣

なんです。(中●は、)これは俺のものだ‼️と言っているのに等しくて。

①ウイグルについては、もう、まさしくジェノサイドやりつつ、同化政策をして、(ウイグルを)子どもを産むのも駄目にして。(いま居るウイグルの)子どもは全部中●(の教育を施して育てる)ってことになってますね。

(中●は)大量虐殺してるわけだし、それを平気だし、自分の国(のこと)だから内政干渉するなって言いかたなんだよね。

でも、「虐殺はイカン‼️」っていうのが普通の国際社会なんだけど、(中●は)平気だよね。平気で「自分の国だから(なんでもしていい)」と言ってて。もう、「みんな出ていけ‼️」って言って(中●は)人工島で島を作っちゃったんでしょ。

それで、🇵🇭フィリピンや🇻🇳ベトナムなんかは船を沈没させても平気だよね。あそこも「俺のものだ‼️」と言って。

 

香港が今度、「俺のものだ‼️」って、はっきり出た。もともと香港ってイギリス(領だった)だから、比較的民主主義の話があったんだけれど、もうこれからは民主派も選挙に立てなくする(した)という話でしょ。もう完全に(香港は)選挙制度なんか形骸化(かたちだけ)しちゃってる。あれはもう、とんでもない法律を作ってサ、「日本で香港の悪口を言っても、逮捕されちゃう法律、世の中」

=『域外適用』っていう、ものすごい状況です。(香港は。)

だからもう香港の悪口を言ってる人は、香港に行けないですよ。香港の悪口言ってて香港に行った時は、パクって逮捕されるかもしれない。 

💀香港はもう、国際都市としては無理でしょう。だから、どんどんどんどん香港からも(それが嫌な人が❔またはパクられて人が❔)いなくなっているという状況だと思いますね。

(👨なんか、これからは簡単には出国できない法律を作ったみたいです。)

 

で、あと残ったの(『核心的利益』)が台湾と尖閣で(す)。

これは中●ウォッチャーの人がいると、「北京オリンピックまではやらないでしょう」と言うけれど、 反対から言えば「北京オリンピックが終わったら絶対やるでしょう」という話で、終わったらやりそう。

それ(はかつて)、ソチ・オリンピックで🇷🇺ロシアが、ソチ・オリンピックまでは黙っていたが、(オリンピック)が終わったらすぐに『クリミア併合』したのと同じだよね。

そしてもし北京オリンピックが(開催)出来ないことになったら、すぐ来るかもしれないな。「もうどうせ出来ないんだったら‼️」って言って(中●が。)

そうすると、台湾と尖閣は(中●にとって)一緒だから、どっちが先に来るか⁉️って話になるでしょう。

尖閣のほうがくみしやすいから先かな❔これは来そうだなっていう感じがしますよ。だからこれは、北京オリンピックが終わったら確実。

北京オリンピックが無くなっても来るでしょうと、尖閣には。だってこれ(尖閣)は『核心的利益』だから。

おうき外相は「核心的利益は俺たちのものだ」って言ったから「=尖閣は取るゾ」と言ったのと同じ‼️

「海警」っていうのは日本の「海上保安庁」とはちょっと違ってて、はっきり言って「軍隊組織」ですよね。軍隊組織なんだけど、なんか、人の領域に来て平気で武器を使用するって言ってる(中●。)

それは言い換えると、「拳銃を持った人が、わが家の家のなかに来て、『何かあったら撃ち殺すぞ‼️』って言ってるのに近いよね。恐ろしいよね‼️普通の感覚だったらこれは強盗で、

「こんなのは、いけません💢‼️」と言うのが普通なんだけど、彼ら(中●)は平気なんだもん。恐ろしい状況ですね。

だからもう『尖閣台湾』(固有名詞⁉️)はいつでも、もう来ても不思議じゃない状況です。

 

防衛策❔

私(高橋洋一)はいろんな(防衛策を)言ってるほう。ソフトなの(防衛策)から(過激な防衛策まで)いろいろ。

これは、要は『実効支配』とはどんなものかというと、いちばん割り切って言うと、

1)「尖閣にちゃんとした(日本の)公務員が居て、国の施設がある」っていうのが『実効支配』。

2) 尖閣に、南シナ海の人工島のような形で「防御壁(ぼうぎょへき)」をたくさん並べれば実効支配。これが私は一番優れた実効支配だと思う。

3)要するに、海上自衛隊と陸上自衛隊が(そこに)常駐しているってことがものすごい実効支配です。 

(👨なんでもっと早く思いつかなかったんだろう⁉️

👴もうアメリカが常駐させ始めている。)

高橋:これが(以上が)いちばんハードかもしれないね。

それでは、いちばんソフトなの(『実効支配』)は何か❔

4)「島に上陸している」とか、そういうのも、ひとつの実効支配。上陸するときにパスポートが必要でしょ。だから「日本国籍のはんこを ぱしっと押して、いろんな人が居る」というのも1つの実効支配です。

結構、体裁のいいやり方としては、あそこ(尖閣諸島)は海洋資源の宝庫だから、

5)国際的な調査団を置いて、アメリカ人とか学者を入れて、日本国籍のはんこを押して、そこで研究してもらう、という手(方法)もある。(以上は、ソフトなやりかた。)

もうちょっとソフトなのは、人が行けばいいんだけれども、あそこは昔遭難した船とかがあって、其処で埋葬もされてて、そこに↙️

6)「お墓参りに行く」と。こういうのも良い実効支配だよね。 

実効支配というのは、「何か物が置いてある」というのが重要。お墓参りに行ったときに、ちゃんとしたお墓をきちんと建てる。そしてお墓のちょっととなりに、(ここまでの)東京からの距離とか、あのほら、日本橋からの距離があるでしょ。ああいう物を建てる。それに「日本国政府」って書いた石碑をちょっと置いてやる。これは実効支配。

7)「測量する」とかね、そういうようなやりかた(実効支配)だよね。

8)また、昔、灯台を作った人がいる。そこを拡充して、灯台のところに「定点カメラ」を置いて、いろんなまわりの海を年じゅう撮影(うつ)して、年じゅう撮しているってことは実効支配してるってことで、それをネット上で世界じゅうに流して、

「いま、中●の船が(日本の領域内に)入りました‼️ピーピーピー‼️」とかね。「いま、侵犯してます‼️」とかいうのをね、ライブ中継すると、これはネットですごく受けるんじゃない❔……なんていうのを私(高橋洋一)なんかは思ってますけどね。

9)あと、もうちょっと実効支配でいうと、「入ってくんな‼️」と。普通の家で、入ってくんなと言うときに「鉄条網なんかを引く(敷く)」のはあるでしょう❔『防御機雷(ぼうぎょきらい)』っていうのをずっーっと並べる。(そうやられたら、)入ってきたら危ないですよね、っていうのも実効支配です。

防御機雷の話をすると、だから「高橋洋一は過激だ」って言われる。でもね、防御機雷を造るのも、鉄条網を造るのも大して変わらないんだよ。(それは、)「俺のところへ入るな‼️」って意味で。これは一番『専守防衛』なんだけどね。「⚠️入ったら危ない‼️」って言うだけ。

 

10 ) あとね、尖閣の近くに米軍の射爆場(しゃばくじょう)がある。2箇所あるんだけどね。そこの射爆場で訓練する。これも実効支配。そこでそばに来たら、中●の船と間違って訓練しちゃったとか、いろんなやり方があるんですよ。

(インタビュアー:)これは、なにか一歩踏み出した感じはあるんですかね❔

(高橋洋一:) 一歩踏み出さないと、いざという時に来られたら大変ですよ。

(インタビュアー:) (日本)政府は、ヤル気、あるんですか❔

(高橋洋一:) わからん。自民党のなかでは いろんな意見があるんだけど、外務省は「まぁまぁまぁまぁ」と言っている。

率直に言うと、「軍事力がないと、外交って出来ない」んだよね。軍事力がなくて、いっくら強がりを言ってても駄目なんだ。

だからこれ(以上の実効支配)やる前に海上自衛隊と海上保安庁の装備強化が、まず前提になる。万が一来たら、二倍返し、三倍返しする、というのを明らかにしておくことが先だと私は思います。外交努力以前の話としてね。

(北京オリンピックまで)あと少ししかないね、大変です。正念場だね。だから北京オリンピックの話がどうなるか、と共に、この尖閣はどうなるのかってのが出てきますね。

(インタビュアー:) やはり、(台湾尖閣までの)時間稼ぎを考えたら、北京オリンピックを(中●にやってもらうほうがいいですね❔)

かもしれない。 

ここが(日本政府としての)正念場でね、核心的利益というのは、台湾尖閣しかもう残ってないから。

今までもう、ウイグルの話、南シナ海の話、香港の話も時間をかけてじっくりやってきたんだから、それと同じ「台湾と尖閣に来ないはずがない」というふうに思わないといけないですね。

(👴👨👩👧 一同、絶句。しいーん。

 

👨高橋洋一さん、お話、ありがとうございました。

最後に、こういう話題が、一流企業や中小企業でも、うちのような零細家族でもどこでも花盛り、日本にとって、世界にとって、ほんとうに重要な話題が持ちきりになることを望みます。

高橋洋一: 中●に支店を持ってる会社は、中●の悪口(事実)を言うと営業を差し止められちゃうから、言えないんだよ。それがみんなが言えない一番の理由。

👨みんな見て見ぬふりをして生きているんだ。

そんなことしているうちに、そんな自分に慣れてしまう。

👧中●支店の日本人を中●以外の支店や会社に振り分けてあげたらいいのに。

でも、コロナでそんなことも出来ないか……。

👨このままで行くと中●で働き続けるのは身の危険を感じます。捕虜になったらどうするの❔

👩みんな、「中●は世界一恐ろしい国とも感じていなくて、まさか、自分と自分のいちばん大切な家族が、中●からほうほうのていで逃げ帰らなければならなくなるかも、または二度と日本に帰れなくなるかもしれない」なんて、感じていないのかもしれません。

 

🌕ユーチューブの『高橋洋一チャンネル』

高橋洋一の「素朴な疑問」に答えるチャンネル。

北京五輪が終われば必ず中●は、尖閣台湾を取りに来る。

それまでに、どういう備えをすればいいかを考える。

敗戦の日に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


外交の司令塔

2021-08-12 16:36:48 | 日記

 Hanada-2021年8月号

取材 構成    あえば浩明さん  (一般社団法人JCU議長)の記事

ポンペイオ米前国務長官  衝撃の独占インタビュー

より。 

 

トランプ外交の司令塔

マイク・ポンペイオ氏は、まちがいなくトランプ政権における外交の司令塔であった。まず、中央情報局(CIA)長官として閣僚入りし、2018年にはレックス・ティラーソン氏のあとを継いで国務長官に就任した。日本でボンペイオ長官の名前が一躍知られるようになったのは、2017年に、北●鮮の金●恩委員長の排除(暗殺)を示唆したことによる。

国務長官就任後は、トランプ大統領と金委員長との直接会談実現に貢献したが、2018年6月にシンガポールで開催された第一次米朝首脳会談で金委員長本人から自身への「暗殺発言」について質問された際には、「いまも殺害を狙っているよ」と本人に切り返し、大きな話題となった。

政権後半期は、中●に対して実に厳しいスタンスを取った。2020年7月23日に「共産主義の中●と自由世界の未来」と題した講演をカリフォルニア州で行い、日本でも大きく報じられた。この演説でポンペイオ長官は、共産党独裁下の中●と民主主義国家との対立関係を強調し、もはやアメリカによる実質的な"宣戦布告"だとも言われた。

そしてその宣言は、「関与政策」と呼ばれる比較的友好的な対中政策の終わりをも意味した。関与政策にかかわるのは、自由主義の同盟国・友好国による「対●包囲網」だ、というのが、ポンペイオ長官の構想であった。

この講演以降、流れは同年10月のインド洋における日・米・豪・印の合同訓練へとつながった。

台湾周辺による中●での軍事活動が、かつてないほど活発化し、新疆ウイグル自治区における人権侵害への国際的非難が高まるなか、国務長官時代から対中強硬派の代表格であるポンペイオ氏に独占インタビューした。スケジュール調整に携(たずさ)わってくれたのは、全米保守連合(ACU)である。

 

「いかつい」経歴を持つ

インタビューに入る前に、東アジア政策において数々のインパクトの強い成果をあげたポンペイオ前長官のそれ以前の経歴を紹介しておこう。

長官は、1963年12月30日にカリフォルニアに生まれた。「ポンペイオ」というファミリー・ネームからわかるように、一家はイタリア移民の血を引いている。高校を首席で卒業したあとは、ウェストポイント陸軍士官学校に入学し、機械工学を専攻、1986年にここも首席で卒業した。

卒業後、東ドイツ(当時)の陸軍機甲部隊に配属され、5年あまり従軍した。その後、ハーバード大学ロースクールに入学し、1994年に法務博士を取得して卒業した。在学中には、アメリカで最も権威ある法律雑誌である『ハーバード・ロー・レビュー』の編集長も務めた。(中略)2021年中間選挙において、カンザスから連邦下院議員に当選したのである。

 

台湾が侵略される日

-先日行われた先進7ヵ国(G7)首脳会議では、台湾海峡に関して中●を牽制する声明が発表され(※4)ました。これについて、長官はどのようにご覧になりましたか❔

※4    6月13日に発表されたG7首脳宣言では、「台湾海峡の平和と安定の必要性を強調し、平和的解決を促す」と明記された。G7首脳宣言において台湾問題が言及されたのは、今回が初めてのことである。

ポンペイオ :  G7で、台湾に関する声明を出せたのはよいことです。彼らはより強い声をあげるべきでしたが、私は彼らが声をあげたこと自体にひとまず満足しています。バイデン大統領が、私たち(トランプ政権)と同じように決意を固め、私たちと同じように日本との良い同盟国であり、パートナーになることを願っています。

しかし、中●共産党は、常に相手の弱い隙(すき)を見つけようとします。バイデン政権の弱さは、中●を勢いづかせるだけでなく、🇯🇵日本と🇰🇷韓国、🇦🇺オーストラリア、そして🇮🇳を落胆させるでしょう。中●にはアメリカが強力なパートナーを持っていることを知らせる必要があります。そして、私はバイデン大統領が強くあることを願っています。しかし、かれはまだそのようには見えません。言葉だけではなく、具体的な準備とアクションをとることが必要でしょう。

-率直に伺いますが、台湾に対して軍事活動が取られた場合、アメリカは介入するのでしょうか❔

ポンペイオ: それは重要な質問です。台湾の人々にとっても、日本の人々にとっても、地域の人々にとっても重要な質問です。そして、アメリカにとっても同様に重要です。

私たちはトランプ政権で、中●共産党に対して非常に明確なメッセージを送りました。そのメッセージにおいて、中●政府に対する私たちの期待だけでなく、彼らが約束に違反した場合に科すコストについても、私たちは明確にしたんです。

(👨そうなんだ❗国と国にはいろいろな決まりごとがあるのだな。)

兵士、艦船、航空機を用いて、アメリカが何をする準備ができているかを、中●は正確に知っています。

ただし、中●にとって基本装備のひとつにサイバー部隊が存在することは、常に認識しておく必要があります。これによって、台湾その周辺で起こりうる軍事問題は、非常に複雑なものとなります。中●共産党がサイバー戦争を含むいずれの領域で行動するかによって、中●共産党のコストは決まります。

つまり、台湾有事は非常に多くの領域で起こる可能性がある、ということです。そのため、アメリカの介入の仕方について一概に答えることはできません。

●彼らが小さな島を占領した場合、

●台湾の人々に対するサイバー攻撃を行った場合、

●上陸作戦が行われた場合(👨どこに上陸❔)、

(想定される事態の)バリエーションが非常に広いので、

私たちは台湾への脅威がどのように現れても、

🌕リーダーである大統領に必要なツールと、

🌕決定の瞬間に必要な同盟国が存在することに焦点を起きました。

私たちは、中●共産党の様々な手段に対する準備ができています。

🌕そうしておけば、彼ら(中●共産党)にとって、続けるにはあまりにも高価なゲームとなるでしょう。

(👨ゲームじゃない。)

-必要な同盟国として、日本には(アメリカから)どのようなことを求められるのでしょうか❔

ポンペイオ: 日本政府に対して、私たちが期待していることは非常に明確でした。(👨過去形で話しているね。)私たちが行う必要のあった作業は、

🌕(物質などを)調達するだけでなく、(👨必要物質の調達)

🌕調達したものを使用するときに必要なシステムを確認することでした。

🌕そのために、有事(戦争)を想定した訓練をともに繰り返し行いました。

(👨日米で共同訓練したんだ❗

👧新聞に書いてあったよ。)

また、私たちは🇦🇺オーストラリア、🇮🇳インド、🇰🇷韓国といった、この(台湾海峡)地域のパートナーとの合同訓練も行いました。

🌕そうする(台湾海峡地域のパートナー諸国とアメリカが合同訓練を行う)ことによって、様々なかたちで起こるであろう中●の軍事行動に対応するためのツールが、すべて揃っていることを確認したかったのです。

(👨以上、大事だよね。YouTube動画で、「日本政府、台湾有事の準備は大丈夫ですか❔」って言っているよね)

 

 

🇨🇳習●平氏とは何者か❔

-台湾だけでなく、新疆ウイグル自治区や香港でも多くの問題を起こしている習●平とは、どういう人物なのでしょうか。(ポンペイオ)長官は実際にお会いになって、どういうイメージを持たれましたか❔

ポンペイオ:習●平はとても賢い人です。また、高い政治的な能力を持っています。そして、目的のためであれば信じられないほど残虐になれる人です。一党独裁体制にのもと、自らの目的を達成するためであればいかなる犠牲も厭(いと)わないというのが、(習●平を考えるときに)最も重要なことです。

(👨ヒトラーもそうだった。ひたすら「ユダヤ人撲滅」のために突き進んだ。)

たとえば、一帯一路構想のために世界中に影響力を広げようとしていること、日本、アメリカ、オーストラリア、カナダと、世界中から知的財産を盗んでいることからもわかるでしょう。

一方で、習●平はイデオロギーを深く信じており、退廃的で、石頭なところがあゆます。人類を尊重し民主主義を重視する西側社会について、習●平は衰退していると信じています。そして、彼の中●は上昇していると信じています。(香港などで)西側の諸国を蹂躙(じゅうりん)し続ければ、彼(習●平)の中世的な王国は再び世界で支配的になり、政治的に広範囲の支配権を獲得できると、習●平は本当に信じています。私は習●平がこのような世界観を持っていると理解しています。

ですから、西側の私たちは団結しなければならないのです。彼は、自らの王国の実現のために、100万人以上のウイグル人を収容所に入れるのを厭(いと)いません。彼は目標を達成するために、自由を愛する香港の人々に法律(国家安全法)を突きつけ、中●を邪魔しないように強要しました。あらゆる手段で相手を圧迫することを厭わないのです。

(中略)

(また、)世界中に疾病(コロナウイルス)を行き渡らせ、人命を軽視したことについて、中●共産党は責任を負わなければなりません。

 

🇨🇳中●で「平和の祭典」はない

(中略)

ポンペイオ: 中●で「平和の祭典」を行うわけにはいかないでしょう。習●平のようなジェノサイドを起こす人物が、開会式で「平和の祭典」の開幕を宣言しようというのです。(中略)香港の人々を苦しめたりしました。ジェノサイドまで行っています。そのような国家はオリンピックを開催するに値しません。残虐な国家が自国の宣伝のためにオリンピックを利用するのは、あってはならないことです。

 

🇯🇵日本は中●依存脱却を

-これまでの日米中関係から、今後、どのような変化が起きるのでしょうか❔

ポンペイオ: 中●と対抗することで、これまでの日米同盟と何が変わるかについて考えるのは重要なことです。それは、中●との経済的関係を経つことです。日米はともに、中●と密接な経済関係を持っています。私たちは、密接な米中経済関係を薄めようと努力しました。日中でも、特別な経済関係を終わらせることが重要です。

日本は、アメリカとの経済関係をより密接にし、民主主義的で高度に技術的な経済圏を構築する必要があります。特に安保保障において重要な技術や資源について、日本は中●依存から脱却しなければなりません。そのためには、

🌕我々の友好国と同盟国によって、真に安全で、中●に依存しないサプライチェーンを構築する必要があります。

🌕大変困難な面はありますが、中●依存を減らし、アメリカと経済でつながることは、可能なだけでなく必要なことだと思います。

 

🌈「パイプヒッタ」ーであれ

-チャレンジングな目標ですが、必要なことですね。最後に、ポンペイオ長官は、2024年大統領選への出馬などが取り沙汰されています。これからのビジョンについて、ひとことお願いできますか。

ポンペイオ: 私は、人々に「パイプヒッター(※6)であれ」とよく言います。パイプヒッターであるということは、目の前の目標に集中し、恐れを知らず、一生懸命働くことです。

よいチームプレーヤーであるかどうかよりも、常に何かを成し遂げるのを良しとする、ということです。それが私の答えです。とにかく仕事をやり遂げる。みんながそうならないといけません。

(中略)

※6    「パイプヒッター」とはアメリカ軍で使われる言葉で、特殊部隊員など、特別な任務に従事する人々のことを指す。

(👨ポンペイオ長官、日本のぼくたちに、いろいろ教えてくださってありがとうございます。台湾有事の際はよろしくお願いします。

特殊部隊が「パイプヒッター」であるのは当然です。恐れず決断せねば自分がやられるからです。

でも、妻や子のためにぼくはやるかもしれませんが、ぼくの親や妻や子どもに「パイプヒッター」は出来ないし、させたくありません。

ポンペイオ長官から見れば甘いかもしれませんが、ぼくの考えはやはり『世界平和』です。日本の文筆家であり、農業の科学者だった宮澤賢治が囁いたように、「世界じゅうのどんな人々もひとり残らず全員が幸せになるまでは、一人の幸福くらいでは幸福とは呼べない」とぼくも思っています。なぜなら、たとえば、習●平氏が願う彼の幸福とは『世界征服』だからです。習●平氏の世界制覇の陰で、どれだけの人間が不幸におとしめられていることでしょう。ぼくはそれが許せません。

👧パパ、ほんとうにそんなことを宮澤賢治が言ったの❔

👩言ったわよ。

 

👨ママ、今この時、何か伝えたいことはありますか❔

👩あります。❇️映画『地球交響曲 ガイアシンフォニー』という映画です。

習●平さんと中●共産党の、習氏の参謀の方々に観て欲しい映画です。習●平氏は『世界征服』『世界制覇』とかおっしゃるより地球全体の未来のことを考えて、地球をもっと大切に扱ってほしいです。習●平氏、今現在どのくらい中●の水害はひどいのですか❔三峡ダムは決壊したのですか❔それとも人力で放流させたのですか❔フェイクニュースのなかに真相はあるの❔

👧観ても分からないんじゃない❔無理かもよ。

👩そうね。「自分たちだけが助かりたい、万が一の際は自分たちだけが宇宙の月や火星の宇宙ステーションに逃げたい」としか考えていないなら馬耳東風、豚に真珠かもね。

さて、「地球は それ自体が大きな生命体であり、人も動物も 木も水も岩もすべてがつながって生きている。

このガイアの思想を🎥映画『ガイアシンフォニー』は、第1番から第9番まで 変わることなく語りかけてきました。

🎥❇️『地球交響曲』最終章 第9番は、健(すこ)やかなガイア(地球)の未来を、一人ひとりの心の中に呼び覚ます映画です。

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『TED×Tokyo - 龍村 仁 - 05/15/10 - (日本語)』)

 

👩もう一作ご紹介します。

👧新興宗教か何か違うものと誤解されてしまうのでは❔

👩それならそれでいいんだよ。私は間違って避ける人をどうすることもできない。

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短編『コスモス~ワンネスへの回帰~』

2019/7/31

[まとめ]

自分の意識を進化させることで 宇宙全体が進化する。

意識を進化させるには何が必要か。

アーヴィン・ラズロ博士:「もし、まわりの人も同じように進化できれば共にすることができるのです。

結論として、『他人主義』になること。

他人主義とは、個人主義の最も進化したかたちです。

もし本当に覚醒した個人主義であれば、(その人は)他人が良くなるために行動します。

他の人たちが良くなれば自分が良くなるからです。

もしそれを理解できたら、さらに先へと進めます。

「自分を良くするために他の人を良くするのだ」ではなく、

「他の人を良くするのは、それが我々の務(つと)めであり、ミッションであり、

『相互に発展していくことが自然の摂理』だからです。

『他の人を良くする』、それが我々のすべきことで、出来ることです。

「そうなることで、『この宇宙に存在する、知的な存在たちが居る惑星』と連携が取れるようになる」のです。

『(地球を)豊かで平和な惑星にすること』、

「それこそが進化の情報の源(みなもと)なのです。」

 

[まとめ]

進化が出来るか否かは、一人一人の「気づき」にかかっている。

地球を破壊するまで影響を及ぼすようになった今、その分岐点にさしかかっている。

破壊か❔進化か❔

アーヴィン・ラズロ博士 :「私たちは今、変化の時を迎えています。少数派のグループによって、世界を変えることができるのです。

なぜなら、「変化は連鎖反応していく」からです。私たちはみな、相互関係、相互依存にある、世界のホログラム投影の一部だからです。ひとつが起きれば他へ反応していきます。

古いシステムを持つ者たちは、その変化をとどめる力を もう持っていません。なぜなら、変化をとめようとするのは恐怖だからです。

ゆえに、変化は浸透していきます。

[まとめ]今、一人一人、意識改革に何が必要か❔

アーヴィン・ラズロ博士 : 「たとえばなしになりますが、(現在の地球の状態は、)タイタニック号の甲板(かんぱん)で、より良い席を探しているような状態です。

ご存知のようにタイタニック(地球)号は、沈みゆく船です。目の前の利益を知っているだけで、我々が進んでゆく方向は全く見えていません。

 

どうしたらいいか❔

まずは、ガンジーが言ったように、「あなたが、あなた自身が望む変化になりなさい」

(👨その通りだよね❗)

まわりの人々と、ワンネス、ホールネスで繋(つな)がりなさい。

愛で繋がりなさい。(自分と)同じものを他人のなかに見いだしなさい。」(byガンディー)

 

[まとめ]

(自分と)同じものを他人のなかに見つけ出しなさい。

愛でつながりなさい。

 

以上です。

🎥短編映画『コスモス~ワンネスへの回帰~』

(出演)アーヴィン・ラズロ博士

撮影    大久保礼司 さん

制作    三浦知子 さん

音楽   高橋   全  さん 

地球蘇生プロジェクト 

監督    白鳥   哲  さん 

地球蘇生プロジェクト2018より。

 

👨アーヴィン・ラズロ博士が「私たちは今、変化の時を迎えています。

少数派のグループによって世界を変えることができるのです。」と言っているが、ラズロ博士の著書📖『カオス・ポイント』のなかに、マーガレット・ミードという人の言葉が紹介されています。

P.146 マーガレット・ミードの言葉より。

人が作る ごく小さなグループに 世界を変える力があることを決して疑ってはならない。

より進化した意識は新しい考え方をもたらすが、それこそが新しい文明の鍵である。それは人類の幸福の鍵で、人類の存続につながる。

P.147

文化の変異は意図的に起こすことができ、その方向も意識的に決められる。

次に起こる文化の変異を意識的に方向付けできるかどうか、

そして、新しい文明へと転換ができるかどうかは、私たちの意識が変化できるかにかかっている。

今、この意識の変化こそが、私たち全員が生き残るための前提条件になっている。

 

 

深い瞑想、宇宙旅行、臨死状態などの変性意識状態から生還したり、戻ってくると、

近代特有の機械的な、物質的な、分析された世界観を捉(とら)え直し、人生に対する見かた(見解)が変わる。 

自分が存在するということにあらためて感謝し、

また、自然に対する「畏怖の念」も新たにする。

そして、人道的な問題や、生態系に関する問題に深い関心を抱くようになる。

👴習●平氏よ、一度 生死の狭間(はざま)に瀕して来なされ‼️そうして次にぱっと目を開けた時が、あなたにとっての取り返しのつかない懺悔の日々である。

👧そんな、映画のようにハッピーエンドに行けば良いけど……。

 

また、(変性意識状態からの生還後は、)性別、人種、肌の色、言語、政治的な信念、宗教的信条などの違いを、脅威をもたらすものではなく、世界を豊かにする興味深いものとして感じるようになる。

👨ああ、出来ることなら『変性意識状態からの生還に匹敵するマシン』に習●平氏を入れて撹拌してみたい❗

👧とうとう、パパもママと同じようになったか❗

👩もともと祖先の時代から自然に対する感謝とか畏怖の念を持ち併(あ)わせない人間に『変性意識状態からの生還』は起きるの❔可能なの❔

👨そこが問題だ。習●平氏と中●当局の人間には、日本民族のような潔い、卑怯なことを嫌う『集合的無意識』が皆無かもしれない。中●には中●の集合的無意識がある。

👩長恨歌の覇王と姫は、心情的に日本人に近いものを持っていたのになぁ。歌舞伎の『傾城天の網島』とかと似ているものな。

👧中●の帝は、自分と愛人には愛を掛けるけど、国民には掛けないんだよ、きっと。

👨困ったなぁ。

進化した人間は、『自分が大自然に行う行為はすべて、良いことも悪いことも、同時に自分自身にも行っているのだという認識』を持っており、また、自分のすぐ近くにいる隣人であれ、世界のどこか遠く離れた場所に住む人であれ、あるいはこれから生まれてくる世代の人であれ、

そういった人々の運命について無関心であってはならないと、確信するようになる。」(P.149)

 

👧マーガレット・ミードさんもすごい人だし、

アーヴィン・ラズロ博士のご本📖『カオス・ポイント』も素晴らしいね🥰 

パパ、ありがとう❤️

👨みんな、ママの本棚からこっそり読んだんだ。だって会社の人に頭が変になったのか?って言われるのが嫌だからこっそりブックカバーまでして読んだんだ。

👧あらやだ、パパったら❤️持ち歩く書籍の表紙は、『歩く広告塔』よ❗パパ、恥ずかしがらないで☺️ママなんか、自分の読んでる本の表紙を、わざわざ電車のなかで前の座席や左右の座席の乗客によく見えるようにして読んでいるよ。

👨ぼくもそうなれたらな。

 

 

 

 

 

話は変わり、

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『北●鮮が韓国を強く非難「関係改善より対決を選んだ(韓国)」

「同族との融和より、外部勢力との関係を選んだ(韓国)」

「米韓合同軍事演習」』

というニュースが昨日飛び込んできた。

有事で世界が明日終わるかも⁉️という危険性は、今までは国民の耳にまでは聞こえて来なかった。なのに今は聞こえてくる。

 

ドイツはアウシュビッツで大量殺戮をしている時、オリンピックを開催してしまった。ヒトラーがオリンピックを観戦しにくるくらいだから、ユダヤ人たちは自分たちへの迫害が終わったと思い込んでしまった。オリンピックによってそのくらいピタッとユダヤ人への迫害がやまった。だからみんなドイツから逃げるのをやめてしまった。特に📖『アンネの日記』の著者 アンネの家族は、まずアンネの父のピーター・フランク氏がせっかくオランダ行きの船の切符をキャンセルしてしまった。今さら言ってももう遅いが、オリンピックのあとすぐにオランダに逃げていればアンネと姉のマルゴーとお母さんは殺されなくて済んだかもしれない。

今、いちばんこわいのは、中●政府がドイツのホロコーストの時にしたことを真似て、オリンピック開催中は何もしなかったけれども、オリンピックが終わった途端(とたん)にかなり激しい何かしらの迫害を始めるのではないか⁉️という懸念(心配)だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ウイグルの職業訓練施設とは❔

2021-08-11 13:47:28 | 日記

 

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『ウイグルの職業訓練施設とは❔』 (全21:33)

【報道特集】#報道特集#ウイグル

TBS NEWS 

公開日:2021/06/13

https://youtu.be/X-BPHZ8FPoY

 

中●でウイグル族に対する深刻な人権侵害が起きていると、欧米諸国で批判を強めています。

「家族が次々と消えた」「突然拘束された」などと訴える当事者の声を取材しました。

先月9日、東京の国連大学前で、さまざまな旗が掲げられていた。

(大学前にいる男性アナウンサー:)「今ちょうどですね、ミャンマーあるいはですね、中●(政府)から弾圧を受けている香港、ウイグルなど、アジアの人たちは、こうやって集まってですね、道ゆく人に『民主化と自由』』を訴えています」

およそ600人が集まって抗議活動。(デモ隊の声:)「中●は強制収容所を閉鎖しろ‼️」

そのなかにいた青い旗の一団。彼らは中●北西部 新疆ウイグル自治区出身人たちだ。中●政府が住民を強制収容し、弾圧を行っていると、抗議の声を上げている。

デモ隊:「私たちの兄弟たちも強制的に収容されています」

 

(1:31)バイデン米大統領の動画

新疆での人権侵害をめぐり、欧米では中●への非難を強めている。

3月、バイデン政権に変わって初めて🔰米中が直接向き合う。ブリンケン国務長官がこう切り出した。

「新疆ウイグル自治区や香港、台湾の問題、そしてサイバー攻撃、同盟国への経済的な威圧など、中●の行動に深い懸念があります」

(それに対して)中● 楊 氏は、

「アメリカの内政干渉には断固として異を唱えます。そして我々は、毅然とした行動をとります」

(👶「断固として」って❔

👨「断固として妻と子を殴りつけます」って言うかい⁉️

👶言わない。

👧バパと源って、📖『星の王子さま』のサン・テグジュベリと王子さまみたい。)

 

アメリカはその後も、中●の行いは『ジェノサイド』(大量虐殺・文化の抹殺)にあたると、非難の度合いを強めている。

中●の西の玄関となっている新疆ウイグル自治区。その面積は日本の4倍以上にも及ぶ。

この地にはウイグル族をはじめ、少数民族が一千五百万(15,000,000)人暮らしている。その多くがイスラム教徒だ。

新疆ではウイグル族と、中●では多数派である漢民族との間で衝突が繰り返されてきた。

 

「テロ根絶」

『新疆でのテロ根絶』を目標に掲(かか)げた習●平政権が強硬に(👶無理に)推し進めた政策、それが『職業訓練』などの教育(👧教育❔)だった。

 

その『職業訓練』の名のもとに、(大切な)家族が強制収容された人物がいる。都内に住むウイグル人の、レテプ・アフメットさんだ。19年前、東京大学の大学院に留学するため来日した。

日本は世界で最も多く新疆からの留学生を受け入れているという。

 

「10年前に日本に帰化」

(アフメットさんは)妻もウイグル族。アフメットさんたちは10年前に日本に帰化した。3人の子どもをもうけている。

「2人が小学校で、もう1人上に中学生」

(アフメット家にお邪魔したアナウンサー記者):「3人いらっしゃるんだ!」

(アフメットさん):普通の一般の公立校に通っている」

 

(アフメットさんの自宅の居間の棚の上にアフメットさんのご両親の写真が飾ってある。写真の左側がお父さんでウイグル民族伝統の帽子をかぶっている。右側のお母さんはお顔立ちがアフメットさんにそっくりで、頭に🧕スカーフをかぶっている。)

 

「故郷の家族とは定期的に連絡を取り合っていたが、4年ほど前から(両親の様子が変わり始めた」と話す(マフメットさん)。

「お父さんや弟から何度か連絡があって『家族を連れて帰って来い❗』というようなことを父と弟が急に言い出すようになったんですね。(父と弟は自分に)「(こちら中●の)実家に帰って来い❗」と、これまで口にしなかったようなことを、何度も言うようになったんです」

その後、不審に思っていたアフメットさんのもとに、脅(おど)しの電話がかかってきた。相手は(中●の)警察だった。

「警察の人が、電話に替わったんです。「お父さんの言うことを聞いて(こちら中●に)さっさと帰れ❗」と。(👩お父さんの側に警察がいる。警察がお父さんに電話を掛けさせている。)

(アフメットさんが家族の身を案じなからも(中●に)帰ることを拒(こば)んでいると、再び警察から電話があった。(👩警察がご両親のご自宅に来ているんだ‼️)

その時(アフメットさんは、)「母と警察の電話機で話をしました」

(👨中●の警察って、国民のみかたでは決してなくて、中●政府と習氏を護るための組織なんだな。国民を取り締まる組織なんだな。)

 

(アフメットさん:)「お父さんと弟と、あと、お父さんとお母さんのきょうだいや配偶者、子ども含めて親戚12人(が、)。

「今、勉強(=再教育)に行ってます」と、「家に居ないです」と(お母さんは言っていた。👩だからその時アフメットさんのお母さんは独り暮らし❔)

 

「(自分の)お母さんの声を聴いたのはそれが最後です」(と、アフメットさん。)

その後、実家の電話や、家族のスマートフォンに連絡したが、繋(つな)がらなくなったという。(👨アフメットさんの家族は強制収容所に収容されたのだ。)アフメットさんたちの家族が収容されたとみられるのは、中●政府が『職業訓練施設』と呼ぶ場所だ。

 

 

「メディアに公開された『職業訓練施設』」

『貧困の解消』

貧困の解消という名目で、新疆の各地に作られる(施設)。職業訓練に加え、中●語や、中●の歴史・文化などの教育も行う(施設)。

 中●政府はメディアに(この)施設を公開した。(中●政府)当局の監視下にある(訓練施設の)訓練生(に質問して、訓練生から返ってきたこたえは、

「(自分はこの施設に)自発的に来たので人権問題とは関係ありませんし、(この施設には)自由もあります」(だった。)

 

 

母親との最後の会話から1ヵ月後、地元公安当局を名乗る男から(アフメットさんに)、ある映像が送られてきた。 

(それはアフメットさんの)『父親のメッセージ動画』(だった)。

(動画に映る父親の頭の上には、)いつもかぶっていた民族伝統の帽子がない。

(メッセージ動画画面の右手上、)天井には、監視カメラらしきものが写っている。

(父:)「私のことは心配しなくていい。(自分は)悩み事もなく、不自由のない生活をしているから、お前も我が国(中●の)利益を最優先に考え、積極的に協力すれば、私たちも安心してすごせる」

(アナウンサー記者:)「最初はこれ(動画)を見て不自然と(感じた)❔」

(アフメットさん:)「不自然というか……」 

 

(アフメットさんの自宅の絨毯の上にカメラは移る。アフメットさんが絨毯の上に座っている。

アフメットさんは)「この映像は、テロリストによって(人質に)取られている人たちの状況と全く一緒だ‼️」(と思ったという。)

「最初はこの動画を見るたびに、精神的につらくて、毎日泣いてましたね。(自分にとって)非常にショックな、精神的な圧力になりましたね」

(👩と言いながら、今までの経緯をいろいろ思い出し、深い湖のような苦悩の色をたたえるアフメットさんの眼差しが忘れられない。)

 

中●政府の発表によると、2014年以降、1年間に年平均128万人が『職業訓練』をしているから、受けた。そして2019年に、「新疆は発展した」として施設を解散したという。

アフメットさんは人づてに「父親と兄が施設の外に出ることができた」と聞いた。(アフメットさんは)あらためて家族に電話をかけた。

(👧えっ⁉️今、取材撮影中、電話をかけたの❔

👩そうみたい。家族が電話に出て、また電話のそばに中●警察が居て、またアフメットさんを脅したら、それこそ日本でだったらそれは現行犯でしょう。

👨どこの国だってそうさ❗現行犯を取っ捕まえる法律がない国なんかほんとうの国ではない❗そこんとこ、中●警察はよく理解しているのかね❔自分たちのやっている事は犯罪だってことをちゃんと理解しているのかね❔自分たち中●警察は国民を現行犯で逮捕するくせに、自分がやるときは逮捕されないなんて💢‼️

👩今まで私は「中●の上層部は自分たちがやっていることは間違っていると知っていながらやっている。中●の警官のような、いちばん末端で国民に関わる人たちは物事の善悪を分かっていなくてやっていて、ただ中●共産党的教育に忠実にやっている」のではないかと思っていた。

ところが昨日私は、娘の郷美と一緒に、ク・ヘソンとイ・ミンホ主演の🎥📖『花より男子(🍡)』というドラマをたまたま観たの。

🎥『花より男子』第1回で、『F4』の4人のうちのリーダーのイ・ミンホの思考回路を目の当たりにしたの。それで私は「ああやっぱり、中●政府の上層部も『基本的人権』というものを理解していないのではないか」と感じたのよ。

自分には生まれながらにして『基本的人権』があること、それは他人からもらうものじゃないということを理解してない彼の周囲の教育係も友人もまたまた全員悪い。彼らは彼が何をしても叱らないし、たしなめない。周囲の人たちは彼の言うまま御無理ごもっとも。彼が不機嫌な時には周囲は謝っているだけ。

彼らを悪いと言っても彼らには自分では自分を直しようがない(治療しょうがない)。なぜなら彼らも全員同じような環境で育ってしまい、「支配する者と支配される者が存在することは当然である」と思ってしまっているから。ク・ヘソンもイ・ミンホの良心として出演するけれどやはりお金の威力には負け気味だ。一見楽しい映画だが、監督は花売りの女の子の貧困には言及できなかった。

さて中●国民は魯迅に言わせると誰一人「確固とした自分」を持つものが居ない。「ああ言われればあっちに揺れてあっちの意見に付き、今度はこう言われればこっちに揺れてこっちの意見に付くだけ」らしい。(✒️魯迅の📖『阿Q正伝』より。)

自分というものが無いのよ、一党独裁のくにの国民というのは。

その国の党首、彼には自分を正しい方向に導いてくれ、自分で考えるように忠告してくれる人(つまりほんとうの意味で彼をしんそこ愛してくれる人は皆無。彼は結局『この世に起きた事でどんな事象も絶対に自分のせいではない。自分の責任ではない。どんな事、どんな失敗も自分ではなく、自分以外の誰かの責任である‼️』という思考回路を持つ人間に育っていってしまう。

例えば現在でいえばそれが誰かと言うと、習●平氏はじめ中●政府の要人たち全員。だからその国中●はもう、間違って育てられ、間違って教育された人たちが作り上げた国だから、中●政府が教育した中●警察だから、ダメ❌でしょう。日本の警察とは基本理念も一人一人の考え方も全く違う。)

👨そう‼️

👧『共時性(シンクロニシティ)』。『ユングのスカラベ』。🎥『花より男子』を観たことで中●政府の上層部の人たちの精神構造に行き着くとは‼️

 

 

(記者:)出ますか❔

(アフメットさん:)「出ない」

(電話の相手は)出る気配がない。

「海外との通信、電話だったり、メッセージだったり、といったやり取りも、(中●当局に)罪に問われるということも、よく報告されますので、敢えて両親が(そこに居るのに電話機を)取っていない可能性もある」とアフメットさん。

 

(👨アフメットさんのご両親の電話機を中●当局が押収している可能性もある。しかし、電話に持ち主自身を出さないで、電源をオフにしないでおく、オンにしたままにしておく中●警察って、最低に意地悪だな‼️相手の身になって考え行動する気持ちなんて全く持たない中●警察、ということだ。)

 

「先日(6月)、母の日が来て、世界中が自分の母に連絡してお花を贈ってたり、お祝いをしていたと思います。

私たち(ウイグル人)は、そもそもそれどころか、(両親に)電話1本できないまんま、今、何回も何回も母の日が過ぎるわけですよ‼️」

(と、アフメットさん。)

「ここで親子が電話で話をして、私がテロでも起こせると思っているのか⁉️

(これは)精神的な拷問ですよ‼️」

(と、アフメットさんは中●にいる両親と親戚の安否を想像して苦悩する。)

 

(TBS女子アナ:)「家族の安否すらわからない状態が3年以上続いている。

職業訓練施設では何が行われていたのか⁉️2018年、国際人権団体の招きで来日した男性が、私たちに施設の内情を話した。」

 

 

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『ウイグルの職業訓練施設とは❔』 (全21:33)

【報道特集】#報道特集#ウイグル

TBS NEWS 

公開日:2021/06/13

https://youtu.be/X-BPHZ8FPoY

 

中●でウイグル族に対する深刻な人権侵害が起きていると、欧米諸国で批判を強めています。

 

「家族が次々と消えた」「突然拘束された」などと訴える当事者の声を取材しました。

 


学ぼう 産経新聞で

2021-08-08 01:40:20 | 日記

25    特集    12版   

令和3年8月7日    土曜日    産経新聞

学ぼう産経新聞

今月のテーマ 人権尊重 全世界の課題

この記事を読んでみて❗

人としての尊厳や自由、平等。人が生まれながらにして持つ「人権」の大切さについては、みなさんもいじめや差別など身の回りの問題を学んでいるでしょう。人権は国境を超えた普遍的価値ですが、日本では想像しがたいような事例も世界にはあるようです。中●では少数民族が深刻な人権侵害を受けているとされ、国際的な懸案となっています。証言に耳を傾けてみましょう。

⏩突然の強制収容「お前らは動物以下」

中●の新疆ウイグル自治区で約9カ月間、拘束されたウイグル人女性が産経新聞のオンライン取材に応じ、①収容所で暴行や拷問が組織的に行われていたと証言した。※「動物以下」と罵(ののし)られ、人権を主張すると「射殺する」と脅(おど)されたとも語った。深刻な人権侵害の実態が浮き彫りになった。(ロンドン    板東和正さんより)

⏩中●、ランク分けし洗脳

女性はトゥルスナイ・ズヤウドゥンさん(42)。2018年3月から同年12月まで自治区の収容所で過ごした。自宅にいたところ、警察から「再教育施設に入れる」と連絡があり、出向くと、理由を説明されずに拘束、連行された。

収容所では、監視カメラ2台が設置された全長4㍍、幅3㍍ほどの居住房に押し込められた。②一緒に入った20~70代の女性約20人は涙を流していた。※

トイレはなく、1日1回、3分だけ房外のトイレを使うことが許された。3分以上入った女性が殴られるのを見たので、ズヤウドゥンさんらは房のバケツで用を足した。排泄物が居住房に放置されていると抗議すると、警察官は「お前らは動物以下だ」といい放った。「お前らを射殺しても何も文句は言われない」と怒鳴った。

尋問では暴力にも苦しんだ。3日間続くこともあった。尋問中は飲食や睡眠が一切許されず、「(尋問を続けるなら)私を殺してくれ」と叫ぶと殴り倒された。ブーツで胸や腹を踏まれ意識を失った。ズヤウドゥンさんは収容所で、「早朝から、中●共産党をたたえる歌を斉唱させられたと明かす。イスラム教の習慣を捨てることを求められ、中●語などを学ぶ授業への出席も強要された。③授業では中●政府の幹部の名前を暗記させられ、「習●平国家首席と中●共産党を信じろ」とたたき込まれた。※「中●が世界をコントロール下に置くと繰り返し聞かされた」と打ち明ける。

収容者は「一般管理」「厳格管理」「強化管理」の3グループに分けられ、管理

の厳しさが異なった。ズヤウドゥンさんが所属した一般管理の収容者は居住房で手錠と足かせの着用を免除されたが、強化管理の者は24時間つけなければならなかった。

自治区の問題を研究する日本ウイグル連盟のトゥール・ムハメット会長は、「中●当局は従わなければより恐ろしい境遇に陥(おとしい)れるルールを作り、恐怖に怯(おび)える収容者を洗脳している」と分析する。

ズヤウドゥンさんは収容所で「謎(なぞ)の注射や薬」にも苦しめられた。3~4日間に1回、「栄養剤」との説明で薬の服用を迫られ、飲んだ後は意識が朦朧(もうろう)とした。全身に虫が這(は)いずり回っているような感覚になり、夜は寝られなかった。約2カ月で生理が止まった。収容所の多くの女性が不妊手術を強要されている実態も知った。④「ウイグル族が子孫を残せないようにするのが目的」※と断言する。

ズヤウドゥンさんは18年12月に釈放された。その後、カザフスタンに逃れ、20年に米国に渡った。現在はワシントンに住み、亡命を申請している。

英BBC放送が今年2月、ズヤウドゥンさんの証言を報じ、自治区への調査団を、受け入れるよう中●に求める国際社会の声が高まった。ズヤウドゥンさんは国連による自治区の調査に「大賛成だ」とした上で、中●は収容所を別の施設に変えるなどして「人権侵害の証拠を隠滅(いんめつ)している」と懸念する。

⑤中●外務省の●文●報道官は2月、「(収容所での)女性への組織的にな虐待は全く存在しない」と報道内容を否定した。ズヤウドゥンさんは自身の発言を「事実」と強調する。※

令和3年4月3日付 東京発行の朝刊から再構成

 

①~※ 新疆ウイグル自治区では中●当局によりイスラム教徒の少数民族、ウイグル族が強制的に収容されるなどして迫害を受けているとの疑惑が高まっています。国連人種差別撤廃委員会は2018年、収容者数を最大100万人と指摘しました。

②~※ 女性たちの涙に込められた苦しみ、悲しみを想像してみてください。

③~※ 中●当局は「再教育」として、一党独裁体制をとる共産党への忠誠を教え込ませようとしているようです。なぜでしょうか。私たちも教育で民主主義という政治体制や人権が大切であることを学びます。それとの違いはなんでしょう。

④~※ ウイグル族の弾圧は国際法上の弾圧である「ジェノサイド(民族大量虐殺)」「人道に対する罪」に該当するとの意見があります。それぞれどんな行為なのか、過去にも問題化した例はあるのか、調べてみましょう。

⑤~※ 中●政府は疑惑を否定し、調査は難しそうです。ズヤウドゥンさんの訴えを受け、私たちは何をしたらよいのか、何ができるのか、考えてみましょう。

 

✏️新聞教育編集室から

外信部次長    宮下   日出男 (さんより)

新疆ウイグル自治区の収容所での人権侵害については、欧米諸国へ亡命などした、ズヤウドゥンさん以外の人たちも証言しています。

一方で中●は、ウイグル族が入っていたのは、中●語や技能を学ぶ「職業技能教育訓練センター」であり、強制収容や弾圧を否定しています。

かつて自治区で暴動やテロが起きたことがセンター設置の契機でした。多数派民族の漢族との経済格差や差別にウイグル族が不満を高めていたことが背景にあったとされています。中●側は今ではセンターで受講した人が安定した職を得て、テロもなくなったと主張しています。

でも、「安定」のために人権がないがしろにされていいものではありません。中●側は欧米諸国の懸念を「内政干渉」とはねつけ、弾圧の有無を証明するのも難しいですが、国家が国民の保護を果たせない場合、国際社会には保護する責任があるとの考えも広まっています。

 

🌜🌟世界人権宣言

第2条1   すべて人は、

人種、

皮膚の色、

性、

言語、

宗教、

政治上その他の意見、

国民的もしくは社会的出身、

財産、

門地その他の地位またはこれに類するいかなる事由による差別をも受けることなく、

この宣言に掲(かか)げる すべての権利と自由とを享有することができる

(🇺🇳国連広報センターのサイトから)

(国連提供・共同)

 

世界人権宣言は、すべての人と国が基本的人権の尊重・確保のために達成すべき共通の基準を初めて国際的に定めたもので、1948年12月10日、国連総会で採択された。前文と30条の条文で構成。20世紀に入り2度の世界大戦が起こり、第二次大戦では特定の人種に対する迫害などの人権侵害も横行した経験を踏まえ、人権の保障が世界平和の基礎となると謳(うた)っている。

 

(産経新聞は、)読者のみなさんのご意見を募集しています。

出前授業のご相談なども受け付けています。

(以下の質問にもお答えください)

📍「学ぼう産経新聞」で取り上げてほしいテーマは何ですか❔

📍これからの新聞に求められる役割は何ですか❔

📍新聞以外には何でニュースを見ますか❔

 

🌟宛先はこちら

住所、氏名、年齢、性別、職業(または学年)をお書きのうえ、メール(manabou@sankei.co.jp)か、

〒556-8660    大阪市浪速区湊町2の1の57   産経新聞    新聞教育編集室「学ぼう産経新聞」係(御中)へ。

「コトワザQ」の回答も、同じ宛先まで。正解者の中から抽選で5人に特製クリアファイルと500円分のクオカードを差し上げます。(👶…と、書いてあるョ💳)

 

 

同日の産経新聞より

記事『支える 私の仕事』

          🙌

🙌国際協力機構(JICA)職員

途上国の課題解決めざす

世界最大規模の国際協力の実施機関として知られる国際協力機構(JICA)は、先進国に比べて発展が遅れている開発途上国にさまざまな支援を行っています。現在、14カ所の国内拠点と90カ所以上の海外拠点で、およそ2千人弱の職員が働いています。

主な仕事は、政府開発援助(ODA)という日本政府の資金などに基づく支援活動。貧困や飢餓など、途上国が抱えるさまざまな問題の実情を把握し、資金協力や日本の専門技術の提供を通じて、その解決につなげる活動です。いわば、問題解決のプロデューサーなのです。

これまでに累計25万人以上の専門家やボランティアを海外に派遣してきました。2019年度は150カ国・地域で1兆8千億円に近い規模の事業を行うなど、その活動は多岐にわたります。

目指しているのは、自然に優しく格差の少ない持続的な成長、そして全ての人が尊厳を持って生きられる社会です。近年、国連が掲げる持続的な開発目標「SDG s」の達成にも力を入れて取り組んでいます。

JICAの新卒採用試験に特別な資格は必要ありませんが、海外業務が多いため、実際は英語などの語学力があるのに越したことはないようです。入った後は数カ月間の海外研修を行い、数年間の国内勤務を経て、本格的に海外赴任となるケースが多いようです。

またJICAは毎年春と秋、海外協力隊というボランティアを募(つの)ります。最大2年程度、要請のある国へ派遣され、支援活動に携(たずさ)わります。隊員は帰国後、社会人採用枠でJICA職員になるケースも少なくありません。(桑田 朋さんより)

 

JICAで働きたい❗(ならば……)

①JICA海外協力隊や民間企業で実務経験のある社会人

⬇️⬇️⬇️⬇️

選考で合格

✳️TOEIC860点相当などの英語力が必要

⬇️⬇️⬇️⬇️

✨JICA職員に採用✨国内拠点や海外拠点(90カ所以上)で勤務。

 

JICAで働きたい❗

②短大、大学、大学院を卒業、修了

⬇️⬇️⬇️⬇️

選考で合格

✳️語学力は不問

⬇️⬇️⬇️⬇️

✨JICA職員に合格✨

⬇️⬇️⬇️⬇️

全員が開発途上国で数カ月間の海外研修

⬇️⬇️⬇️⬇️

国内拠点や海外拠点(90カ所以上)で勤務。

 

 

 

相手の立場に立った支援を 

JICA企画部イノベーション・SDG s推進室

木村 聖 (きむら せい)さん(36)

国連が掲げるSDG s達成への貢献にも尽力する国際協力機構(JICA)の木村聖さん(写真)

 

-なぜ国際協力に興味を❔

「高校2分の2001年、米国で起きた中枢同時テロを機に国際問題に興味を持ちました。大学・大学院では国際関係、特にアフリカの途上国の農業、農村開発を研究し、ケニアで実地調査もしました。ホームステイ先では農業用水でシャワーするなど地元民と同じ目線の生活は今でも覚えています」

-JICAに入った理由は❔

「途上国の都市と農村の格差を是正したいとの思いからです。例えば🇰🇪ケニアでは、首都ナイロビから少し離れると生活環境が一気に悪くなる。私はアフリカの農村開発担当などが長いのですが、日本の援助が農村まで行き届いているかは常に考えてきました」

入ってみて大変だったのは❔

「英語力もままならない新人の頃、海外研修で🇬🇭ガーナなどに派遣され、式典んで代表スピーチを代読させられたのは苦くて良い思い出です。途上国では人が時間通りに来ないなど不確実なことばかり。それも楽しみながら現地で暮らす経験には学ぶことがありました。

-今はどんな仕事を❔ 

「国連が2030年での達成を掲げる持続可能な開発目標「SDG s」の推進です。今のままでは達成困難なため、従来にない事業のアイデアを職員から募(つの)り、形にします。アフリカのカカオ生産現場で不法に児童を働かせない仕組みをつくった案件などは代表的な事例です」

-子供たちにメッセージを❗

「相手の立場に立って考える人になってほしい。人の痛みが分かれば、国際協力の現場でも相手が本当に必要とする支援が何かわかる。世界のどこで働くにも大切なことだと思います」 

 

(👨産経新聞からは以上です。

👧パパはいつ産経新聞の社員になったの❔会社、クビになったの❔

👨いや。)

 

 

産経新聞

令和3年(2021年)8月8日  日曜日

13版  総合  2

🎐 主    張 〈2021.8.8〉

中●の弾圧はデマではない 

東アジア外相会議

オンライン形式で開催された東アジアサミット(EAS)外相会議で、日本や米国が、中●政府による香港や新疆ウイグル自治区たでの深刻な人権侵害を批判したのに対し中●は内政干渉だと激しく反発した。

(👨妻を殴るのを他人に注意されて「内政干渉だ‼️」と怒るDV男の進化系と何ら変わらんじゃないか‼️中●政府と習氏‼️)

 

茂木敏充外相は「深刻な懸念」を表明した。中●の王●外相は追加の発言を求め、「(日米は)中●内部のことに口出ししてデマを飛ばし、国家主権の平等という原則を破壊した」と非難した。

人権や基本的自由は人類普遍の価値だ。ある国の政府がこれらを損なう弾圧を続けていることを国際社会が懸念し、罪なき人々のために声を上げるのはもっともなことだ。内政干渉と言って退けようとするのは言語道断である。

香港での民主派の排除や言論弾圧は誰の目にも明らかだ。ウイグル人弾圧が嘘だというなら、王氏は国際調査団の受け入れと自由な調査を認めたらどうか。

日米は、中●の一方的な海洋進出への反対も表明した。

ブリンケン米国務長官は南シナ海の人工島のさらなる軍事化を容認しない考えを示した。南シナ海の大部分に主権が及ぶという中●の主張は国際法違反だと断じた2016年の仲裁裁判所の判決に日米が言及したのも当然だ。

EAS外相会議に先立ち開かれた中●と東南アジア諸国連合(ASEAN)の外相会議で、王氏は南シナ海をめぐり、「域外国が公然と介入している」と日米を牽制(けんせい)した。

南シナ海の大部分は公海で、通商上も重要な海上交通路(シーレーン)として日米を含む多くの国々の船舶、艦船が通っている。日米を排除しようとする中●の姿勢はおかしい。中●による南シナ海の軍事化は地域の平和を乱す重大な問題でもある。

中●が人権弾圧や国際法を無視した南シナ海の囲い込みを改めるつもりがないのなら、EASに出てくる意味はない。

王氏はEAS外相会議で、香港問題への懸念に対して「(民主派が勢いを取り戻す) その日が来ることはない」と言い放った。あまりに傲慢な態度は国際社会の反感を生むだけだろう。

中●によるチベット、内モンゴル両自治区での弾圧も忘れてはならない。日米は繰り返し、中●政府の不当な振る舞いを指弾し続けなくてはならない。

(👴👨👩👧

👏 👏 👏 👏)

 

 

 

5  オピニオン  12版   令和3年(2021年)8月8日   日曜日

産経新聞    ✒️オピニオン

日曜経済講座    大阪経済部長   藤原章裕さん

「中●から手を引け」に違和感

米中巻き込み貿易ルールを

「経済安全保障」というキーワードが政官財で脚光を浴びている。新型コロナウイルス禍や日米貿易摩擦を受け、サプライチェーン(供給網)を見直したり、日本が世界をリードする技術や個人情報の国外流出を防いだりするのが柱だ。これらは強権的な「戦狼(せんろう)外交」を展開する中●を念頭にしており、「脱中●依存」を旗印に対中ビジネスから手を引くべきだとの極論まで飛び出している。

ただ、日米欧のグローバル企業の成長は中●市場抜きには描きにくくなっている。現実的な中●対抗策が求められている。

「安全保障上、1国(いっこく)への依存は考えなければならない」

関西経済同好会の「安全保障委員会」委員長を務める鴻池一季(かずすえ)鴻池組名誉会長は産経新聞の取材に対し、こう警告した。

全国の経済同好会では極めて珍しい保安委を常設する関西同友会は今年5月、3年ぶりの提言をまとめ、初めて「経済安全保障」のキーワードを盛り込んだ。

提言では、安保で協力する日米豪印4カ国の枠組み「クアッド」の連携強化とともに、政府に対し企業や大学、研究機関など経済安保の観点から調査し、「圧倒的な優位性を持つ研究成果や技術、製品の実態を公表すべきだ」と盛り込んだ。

鴻池氏は「これまで多くの日本企業が中●企業との取引の条件として技術情報や特許の開示を求められた結果、機密情報が中●側に流出する事態に見舞われていた」と指摘する。

流出しかねないのは個人情報にも及ぶ。今年3月に無料通信アプリ「L●N●(ライン)」利用者の個人情報が中●の関連企業で閲覧可能だったことが発覚した。国内で情報流出への懸念が一気に強まり、各省庁や自治体がラインの利用を相次いで停止。ラインは中●からの個人情報アクセス遮断を迫られた。さらに、楽天グループは中●IT大手のセンテント子会社からの出資受け入れを公表。中●では2017年に「いかなる組織も公民も国の情報活動に協力しなければならない」とする「国家情報法」が施行されたことから、日米両政府は両国の顧客情報が中●当局に流れる事態を懸念し、共同で監視し始めた。

さらに、複数の米軍幹部が今春、中●の台湾侵攻を予測するなど「台湾有事」もにわかにクローズアップされてきた。

りそな総合研究所は6月、製造業のチャイナリスク=企業の売上高全体に占める中●関連取引額(現地売上高と輸出入額)の割合=を算出。(中略) 荒木秀之研究員は「米中の軍事衝突がないとは言い切れない。日中間の取引が全面ストップしてしまう危険性も意識すべきだ」と警鐘を鳴らした。

では、戦狼外交にどう立ち向かうべきか-❔

自民党で経済安保の旗振り役を担う甘利利明税制調査会長は、

「米中と適当にうまく付き合おうという考えでは切り抜けられない」として、企業に脱中●依存を含む対応を求めてきた。

中●は20年12月、安保にかかわる戦略物資や技術の輸出を規制する「輸出管理法」を施行した。対中圧力を強める米国への対抗手段とみられ、中●に頼らないサプライチェーン構築の必要性を唱える声も出てきた。ただ、経済の専門家は「トランプ前米大統領が押し進めてきた米中経済のデカップリング(切り離し)は現実不可能」と分析する。実際、米アップルのアイフォーンは製品の組立工場をアジア各地に分散させつつあるが、まだ多くの部品は日米韓などから中●に集められ、中●で組み立てられている。米中摩擦のなか、昨年10から12月期の米国の中●向け輸出額はコロナ禍にもかかわらず、過去最高を更新した。

日本総合研究所の三浦有史(ゆうじ)上席主任研究員は「中●は産業集積が進み、14億人の巨大市場を抱えている。グローバル企業として中●を外す選択肢はあり得ない」と断言する。

インターネット上では、中●と取引を続ける企業に対し「(👨中●と取引を続ける企業は)もうけが一番。(👨もうけが一番と考えているが、中●政府はいま、香港・台湾を陥落させようとしているし、少数民族にジェノサイドを行っています。中●と取引を続ける企業は)社会正義を考えていない」と批判する声もある。

しかし、安全保障やインテリジェンスに詳しい評論家の江崎道朗氏は「(👨日本)政府自民党や経済界は本腰を入れて経済安保に取り組んでいる。中●に対して警戒心を持ち、具体策を打ち出しているのは日米豪と欧州ぐらいだ。『日本は平和ボケ』みたいな極論に惑わされるべきではない」と反論する。

(👴👨「グローバル企業として中●を外す選択肢はあり得ないと断言する」⁉️中●政府はいま、ナチ・ドイツの『ホロコースト』に匹敵するほどの『ジェノサイド』を新疆ウイグル自治区で行っています。それをやめてもらってからでないと中●政府はグローバル企業の仲間にはなれません‼️そんな国とさまざまな大切な約束を取り付けて大丈夫ですか⁉️中●の企業はもともと全部中●政府の管轄ですし。万が一有事などが起きて法人が中●や台湾から帰国出来なくなったらどうしますか⁉️

👧いま、世界は中●関連でそんなに危ういの❔

👨そうだよ。)

第一生命経済研究所の熊野英生(ひでお)首席エコノミストは米中対立について、「経済を外交の武器や人質にしない」というルールづくりが必要」と分析する。

米国内では経済安保に名を借りて、自国産業を守る「保護主義」強化の動きもみみられるが、結果的に経済力を弱めて国防費の減少を招き、安保が弱体化しかねない。一方、中●も進出する外国企業に多大な機密情報の開示を求める「技術の強制移転」など多くの課題を抱える。

熊野氏はこう指摘する。

「日本は、米中を巻き込んだ貿易ルール作りの主導権を握り、存在感を高めるべきだ」

 

主なチャイナリスク(表)

▼事象①知的財産権の侵害、産業補助金、技術の強制移転。

⬇️⬇️⬇️⬇️

企業への影響①精密情報の中●側への流出。中●企業との不利な競争。

 

▼事象②米中貿易摩擦の激化に伴う経済制裁の応酬。

⬇️⬇️⬇️⬇️

国内企業への影響②対中●貿易や中●向けの投資がやりにくくなる。

 

▼事象③新疆ウイグル自治区での人権問題をめぐる欧米の非難。

⬇️⬇️⬇️⬇️

国内企業への影響③「ユニクロ」製品の一部を米国が輸入差し止め。仏当局が「ユニクロ」の仏法人などを捜査。

 

▼事象④台湾をめぐる米中の牽制(けんせい)による地政学リスクの上昇。

⬇️⬇️⬇️⬇️

国内企業への影響④米中が軍事衝突すれば、日中間の取引が全面ストップする恐れも。

 

 

(👨以上、産経新聞からです。

👴中●政府は、笑顔の仮面を着けて世界各国と友好期間を過ごすが、いつ豹変するかわからないと感じるぞぞっ。

👩👧👶gooブログと産経新聞、

毎日、ためになる記事をありがとうございます❤️)

 

 

 


📖『ホロコースト ナチスによるユダヤ人大量殺戮の全貌』芝 健介 著 (中公新書 1943)

2021-08-05 20:24:33 | 日記

 

👴おはようございます。連日連夜、うだるような暑さが続いておりますが……

👶おじいちゃんの体調が心配です。おじいちゃんはもうコロナの予防接種は済んだよね❔

👴源くん、ありがとう。ああ、コロナの予防接種はおじいちゃんは2回とも済んだよ。1回目の二日目は注射を打った腕が腫れて痛く、身体がものすごくだるかった。2回目の注射は、飛び上がるほど痛かった❗

👧そんなに脅かしたら、みんなが心配しちゃうじゃない。

👴おお、そうだね、ごめんなさい。

👩新疆ウイグル自治区のウイグル人の皆さんはきちんとコロナの予防接種を受けられたのかな❔心配しています。新疆ウイグル自治区という場所は、寒いのかな❔暑いのかな❔

👧YouTubeで見るとウイグル自治区では屋台で「🍉スイカ」を売っていたよ。あと、肉饅頭みたいな食べ物。ウイグル(東トルキスタン)は「🍖シシケバブー」という肉料理が世界的に有名なんだって。地形は広大な山脈があるようだ。

👨中●の新疆ウイグル自治区内の強制収容所に、『民族浄化』の名のもとに中●共産党政府と習氏によって収監されている100万人以上といわれる何の罪もないウイグル人の皆さんは、2017年からずっと今日までまだ助け出されていません。

ウイグル人の皆さんの解放を待ち望んで地団駄を踏んでいる私たち家族であります。今朝は📖『ホロコースト』という書籍を1冊ご紹介します。

👩ヒトラーとナチ・ドイツにより『ガス室送り』になって殺戮された大勢のユダヤ人のかたがた。ドイツが第二次世界大戦に敗戦して、その時までやっとの思いで生き残っていたユダヤ人の皆さんは、シンドラーなどの人々の力を借りてやっと家に戻ることができました。けれども自宅に戻っても、家建物自体が壊されていたり、📖🎥『アンネの日記』のようにユダヤ人でない父だけが生き残り、家族は殺されて欠けていたり……。

疑問はただ1つ。なぜもっと早く助けられなかったのだろう❔

👨戦後、ヒトラーは裁判と罰を受ける前にちゃっかり自殺してしまい、ホロコーストを実行した将校たちは裁判にかけられ今度こそ自分等が死刑になりました。

👧『ウイグル人権弾圧またの名をジェノサイド』をこの2021年のまっただ中に行っている中●共産党政府の人々と習氏、ジェノサイドを手伝った中●人の人々は、いずれ死刑じゃない❔

👩そうだね。

👨それより先に、早くウイグルのかたがたを助けてほしいよ。それが僕たち家族の願いです。

 

 

 

📖『ホロコースト   ナチスによるユダヤ人大量殺戮の全貌 』

芝    健介    著        中公新書1943

中央公論新社刊

600万人殲滅(ざんめつ)の実態

 

まえがき

ホロコースト(holoc

aust)とは何か-。

現在では、特にナチ・ドイツによるユダヤ人大量殺戮を指す。

第二次世界大戦がはじまった1939年9月からナチ・ドイツが敗北する45年5月までのあいだに、およそ600万人のヨーロッパのユダヤ人が殺害された。一民族が、これほど多く、組織的に殺されたケースは歴史上存在しない。

このホロコーストについて、われわれ日本人はどのようにイメージしているだろうか。

全体主義体制のナチ・ドイツで、反ユダヤ主義である独裁者アードルフ・ヒトラーが、「ドイツのユダヤ人」を皆殺しにしろと命令し、「アウシュヴィッツ」で実行された-。大学に入学したばかりの学生たちの話から類推すると、こういったものでは、ないだろうか。

ホロコーストは、日本に限らずヒトラーという狂気に満ちた独裁者が、ユダヤ人への憎悪から発案し、彼の命令によって実行されたととらえられがちである。だが、事実はそのように単純ではない。

その背景には、まずヨーロッパ社会が伝統的に抱えていた反ユダヤ主義があった。一人の独裁者だけでなく、一般の人びとにもユダヤ人を嫌悪する意識が深く浸透していたのである。ヒトラー率いるナチ党(国民社会主義ドイツ労働者党)は、反ユダヤ主義を巧みに政治に取り込み、政権を獲得している。

だが、ヒトラーもナチ党幹部も、当初よりユダヤ人の大量殺戮を考えていたのだろうか。歴史を繙(ひもと)くと、そこから見えるのは、ユダヤ人政策-ドイツでの第二帝制以来の言葉を借りれば、「ユダヤ人問題の『最終(的)解決』の迷走である。

1933年にヒトラーが政権を獲得してはじまったユダヤ人弾圧政策は、当初、ドイツからユダヤ人を「追放」することであった。当時、ドイツ国内のユダヤ人は約56万人である。ナチ党はユダヤ人をゲルマン民族に毒害を振りまく劣った民族と規定し、さまざまなユダヤ人への差別規定を設け、パレスティナのユダヤ人機関とも協定を結び、ドイツからの追放を画策した。のちには、アフリカのマダガスカル島への移送をも真剣に検討した。

しかし、それには限界があった。1938年3月🇨🇿チェコ、そして10月に🇵🇱ポーランドの西半分を支配地に組み込んだことで、さらに多くのユダヤ人を抱えこむことになったからである。このポーランド支配地には200万人以上のユダヤ人が居住していた。ナチスはドイツ人に土地を与えるため、ユダヤ人を「ゲットー」という指定された居住区に集住させていく。このゲットーでは、劣悪な待遇から多くのユダヤ人が飢えや病で倒れることになる。

だが、この時点でもナチスはゲットーに集住させたユダヤ人を、ソ連への侵攻後、「東方」の地に追放しようと考えていた。

しかし、ソ連領内にはさらに300万人に及ぶ膨大なユダヤ人が存在したため、ナチスは、行動部隊(アインザツツグルペン)と呼ばれる約3000人の殺人部隊を組織し、1941年6月のソ連侵攻とともに、同領内のユダヤ人の大量射殺を開始する。年末までに彼らが殺害したユダヤ人は少なく見積もっても約50万人にのぼる。

1942年以降、独ソ戦が混迷を深めていくと、今度はユダヤ系ポーランド人の殺戮(さつりく)が日程にのぼってくる。アウシュヴィッツに代表される6つの「絶滅収容所」-ガスを用いた殺害施設を作り、大量殺戮を行うにいたるのである。ユダヤ人問題の「最終解決」は、紆余曲折を辿(たど)りながら、ガス殺というかたちのホロコーストに行き着くのである。

近年のホロコースト研究では、いつヒトラーがホロコーストの最終決定を出したのか、あるいはそもそもヒトラーはそういった役割を果たしたのか絶えず議論されている。本書は、そういった問題を意識しながらも、一般読者に向け、ナチ・ドイツのユダヤ人政策がホロコーストに行き着く過程の全体像を描くことを目的とする。序章では反ユダヤ主義の背景を説明し、第Ⅰ(1)~Ⅵ(6)章で本書の中心テーマを描く。また終章では、ホロコーストが、戦後どのように認識され、研究されているのかについて言及する。

ホロコーストが、世界的に広く知られるようになったのは、1978年にテレビドラマ『ホロコースト-戦争と家族』が、アメリカNBCで放映されてからである。日本でも同年秋に、翌年にはドイツでも放映され大きな反響を呼んだ。しかし、日本でより広く一般に知られるようになったのはさらに遅く、『シンドラーのリスト』などの映画を通した1990年代以降ではないだろうか。それでもなお、狂気に満ちた独裁者ヒトラーが、ユダヤ人の大量殺戮を命令し、アウシュヴィッツで実行されたといった認識が少なくない。

本書を注意して読んでいただければ、先に述べたようなホロコーストにいたるので複雑なプロセス、ドイツのユダヤ人だけではなく、ヨーロッパ地域のユダヤ人のほとんどが巻き込まれた事実、さらに強制収容所や絶滅収容所が多種存在し、アウシュヴィッツだけではない惨劇が数多くあったことをご理解いただけると思う。

※なお、ドイツ語固有名詞の表記は、原音にちがいないかたちを採用した。

(👨以上が📖『ホロコースト』(芝 研介 著)の まえがきでした。)

 

あとがき

ホロコーストの犠牲者は600万人を超えるが、そのなかには100万人を超える子どもたちが含まれている。以前、『星をつけた子供たち』(デボラ・ドワーク 著)の翻訳を監修したとき、胸を衝(つ)かれたのは、ホロコーストをかろうじて逃れ、生き残ったこどもたちの証言である。

(👧新疆ウイグル自治区で人権弾圧されているウイグル人の子どもたちは、幼稚園児たちは、親が強制収容所に収監されてしまっているので、夕方になっても迎えにくる親はいない。子どもたちは養護施設に入れられ中●共産党の教育をされる。

👩そんな子どもたちが将来、警察や軍隊でまた教育されるのだろう。

👨特に学問的に優秀な子どもは最高学府に行かせて、世界の先端企業に派遣するのだろう。

👴困った。非常に困った😞💦わしが思うに『中●共産党に教育された人間AI 』に育てて戦争の兵隊の代わりに使うのだろう。

👨『スーツを着た兵隊』。)

 

 

 

(あとがきの続き)

両親とともに戦争が終わるまで潜伏した15歳の少女、労働収容所で死の「選別」を免れた14歳の少年、ゲットーでの飢餓や栄養失調による衰弱死をかろうじて逃れた13歳の少年、そして、ユダヤ教徒であることを隠し、キリスト教徒の家に預けられて助かった11歳の少女……。極限状況を生き抜いた彼らの証言は、殺されていった子どもたちの声である。

なかでも8歳でキリスト教徒に預けられたヤナ・レヴィの言葉は心に残る。

自分の本名が何であったのか、もう覚えていませんでした(中略)忘れることが必要だったので、本当に忘れてしまったのです。 両親がいまの私の名前を知らなかったら、私を見つけ出せないことはわかっていました。他の人になりきってしまったら、その下に潜んでいたはずの私のことは誰一人わからないのです。

自らのアイデンティティを消し去ってはじめて、生きることが許される。ナチ体制下のユダヤ人は、子どもでさえ、筆舌に尽くせない苛酷な状況にあった。

ホロコーストは、1990年代以降、歴史学で大きく取り上げられるようになり、

(👩そしてまた、2021年のいま、『ウイグル人権弾圧』をやめてもらうため、ボブ・ディランの🎵『風に吹かれて』を再び歌わねばならなくなりました。)

 

 

📖『ホロコースト』芝    健介 著   中公新書1943

第Ⅳ(4)章

ソ連侵攻と行動部隊(アインザツツグルツペン)-大量射殺

大量虐殺を孕(はら)んだソ連侵攻

(P.109)   「保安警察の特別行動隊(アインザツツグルツペン)が自己の責任において行動する」ことがヴァーグナーとハイドリヒのあいだで確認された。国防軍は補給はするが、住民への執行措置に特別行動隊を投入する命令は、ハイドリヒが発令することとし、1ヵ月後にブラウヒッチュ陸軍総司令官とのあいだに正式協定を行った。

ポーランド侵攻と異なり、国防軍の承認だけではなく協定を組んだことによって、ソ連地域では、親衛隊が住民に対して、より厳しい対応をとれるようになったのである。つまりは、ゲスターボ(秘密国家警察)、親衛隊保安部を軸とした移動殺人部隊である行動部隊をはじめ親衛隊諸部隊の広範囲の行動が可能となったのである。(中略)

(P.110)ソ連民間人のドイツ軍に対する犯罪行為は、軍法会議ではなく直接被害に遭った部隊が報復してよいとされた。だがその一方で、ドイツ軍兵士のソ連住民に対する犯罪行為は、ドイツ軍部隊の風紀・治安保持上どうしても必要とされる場合のみ軍法会議で扱うとしている。(中略)

開戦後のソ連兵士捕虜から共産党委員を見つけ次第ただたちに殺害せよという、いわゆる「コミッサール命令」が国防軍統合指令部から発せられた。

こうした戦時法規を無視した犯罪的秘密指令は、従来の研究では3月以降にヒトラー一人の判断で行われてきたとされてきたが、実は国防軍も決定について積極的にコミットしていたのである。(中略)

(P.114)戦時法規を無視したソ連侵攻を計画していたドイツ軍は、殲滅戦を推進していった。(中略)

また、特にユダヤ人に対しては苛酷であり、1941年末までに成人男子のみならず女性や子どもを含め50万~80万のユダヤ人を殺害した。1日平均2500~4000名を超える計算である。

そして、その先頭に立ったのが、行動部隊(アインザツツグルツペン)である。(中略)

ナチ・ドイツ敗北後に開かれたニュルンベルグ国際軍事裁判では、「D」の指揮者オットー・オーレンドルフが検察側の証人として出廷し、はじめて大量虐殺の実態の一端を証言し、行動部隊の存在が知られるようになった。

先述したように行動部隊は、ソ連侵攻以前にもすでにポーランドで指導的人物だった数千名のポーランド人と多数のユダヤ人を射殺していた。

1941年春になると、親衛隊指導部はライプツィヒ近郊プレッチェの警察学校、やはりライプツィヒに近いバート・デューベン、バート・シュミーデベルクにあらためて4つの行動部隊として再編成し、国家保安本部人事局の責任者ブルーノ・シュトレッケンバッハ親衛隊少尉(1902~77)のもと訓練を行った。

行動部隊の指導官クラスには国家保安部出身で30~40代、大学卒(さらには博士号持ち)のエリートが任命され、大学教授も含まれていた。A~D4つの行動部隊は6月始めにはデューベンに集められ、指揮者たちには6月17日ベルリンでハイドリヒから、口頭で共産党の活動家の一掃、ソ連地域のユダヤ人の殲滅、その他人種的マイノリティの一掃が命じられていたのだった。

 

武装親衛隊による虐殺

一方で、親衛隊の武装部隊も巨大化し、虐殺にあたっていた。当初、強制収容所の監視などを行っていた親衛隊の武装部隊は、ポーランド戦終了後に5万名を超える武装親衛隊(Waffen-SS   ヴァッフェン・エス・エス)として、本格的な部隊に膨張していた。(中略)

(👴このようにナチ・ドイツの📖『ホロコースト』を読み進んでいくと、その『ホロコースト』をいちばん身近に経験した国として、今、ドイツのアンゲラ・メルケル首相とドイツ国民が、いちばん中●共産党と習氏のしている『ウイグル・ジェノサイド』に反対すべきではないだろうか❔いくら現在は中●と輸出入の関係が良好であり、最近大規模な水害も経験されてさぞかし苦しい立場ではあるだろうが、やはりドイツに一番先に、中●のしている残虐な行為に断固として厳しく反対してもらいたい。そうでなくては何のためにドイツはナチ・ドイツ軍による『ホロコースト』を経験したのか❔反省の意味が無いではないか❗

👨核を投下された辛く苦しい経験があるのに、毎年8月6日と8月9日は未来永劫やって来るのに、核の保有に反対しない日本政府と似ている。

広島市    1945年8月6日 午前8時15分 原子爆弾投下。

長崎市    1945年8月9日 午前11時02分 原子爆弾投下。

👩原爆を投下された国民だからこそ言えることがあるだろうと思う。

👴日本政府はアメリカの傘下だからなかなか言えんのじゃ。

👶大人はぼくたちにもっと本当のことを教えてよ❗そうしたらぼくたちがきちんと言うからね❗

👴各国の教科書は、自分の国の都合の良いように、メンツを保てるように書くものじゃ。

👶そんなんじゃ、ダメじゃん❗ぼく、歴史、大好きなのに❗)

 

 

 

(P.121)ある虐殺風景

(中略)

午前5時、二個中隊が町に侵入した。だが兵士たちはパルチザンの駆り出しは行わず、家々からユダヤ人を引きずり出した。大隊指揮官は、総統の思し召し(おぼしめし)で健康回復を図るべく病人と弱者を選び出していると呼びかけたが、老人、子ども、患者だけでなく、「労働可能」なユダヤ人成人男女8000名が集められた。その後、町から郊外まで連れ出され、ウクライナ人によって掘られた長さ25メートル、幅4メートルの巨大な穴の縁に次々に立たされ銃殺されていった。

(👨こんちくしょう‼️彼らが何を悪いことしたってんだ💢‼️

👩パパ❗

👴知れば知るほど腹が立つ‼️

👧みんなおかあさんに似てきちゃったよ❗

それにしても📖『ホロコースト』の本の117ページの写真は悲しくてひどい。

👶おかあさんはこのページを開いて毎晩泣いていたよ。するとぼくも悲しくなっちゃうんだ。この、今にも撃たれそうなおじさんが、ぼくのパパやおじいちゃんだったらどうしようと考えると胸がえぐられるように急に締め付けられ痛くなる‼️ぼく、ひとりぼっちになったら、どうすればいいの⁉️こわいよ~‼️うぇ~ん🌊🌊

👧髪の毛は黒いし、顔立ちは似ている。日本人だということを隠して生きるんだ。

👶えっ❔どういうこと❔)

 

 

(P.117 写真) 行動部隊による殺戮    おそらく行動部隊Dによる.ウクライナのヴィンニッツァ,1942年。

(👨掘られた大きな穴のなかには撃たれた人たちがのけぞったり、あお向けになったり、うつ向いたりしてむざんに落とされている。写真中央には黒いコートを右手 膝の上に持った、背広と白いシャツを着た、少し伸びた髪を二対八に分けた、目鼻立ちの整った、きっと立てば長身そうな40代くらいの男性が、穴の縁に座らされて、カメラで彼を撮(写)しているカメラマンのほうをギョロリとした目で突き刺すように見ている。彼は今にも彼の斜め上、後方に立つ軍服を着た兵士に後頭部を小型の拳銃で撃たれようとしている。兵隊はカメラマンのためにほんの数秒動きを停めたあと、きっとすぐにこのおじさんの頭を撃ち抜いて、おじさんは穴のなかに落ちていったのだろうと写真からは推察される。

👩いま、『ウイグル人権弾圧』も、ナチ・ドイツの『ジェノサイド』に匹敵すると欧米諸国が伝えているから、『ウイグル人権弾圧』の様子もきっと、この写真に匹敵するほど残虐なのだろう。)

 

 

(続き)

巨大な穴の縁に次々と立たされ銃殺されていった。

1名に2名の兵士が付き1名は後頭部を1名は心臓を狙って撃ち、子どもは母親の肩に乗せ母親ともども3名の兵士が撃ち、射殺は繰り返された。

(👩ふざけんじゃねぇ‼️

👨ママ‼️

👩パパだってさっき言ったじゃない‼️

👴まあまあ。

👩何がまあまあよ❗お父さんっ💢‼️

👶うぇ~ん🌊🌊

👧先読みして穴、掘っとくな‼️鬼‼️)

 

 

実は射殺の兵員選定にあたって、殺害に耐えられない者は遠慮なく申し出るようにという指示があり、10名から15名が他の任務に回してほしいと申し出たという。この間ユダヤ人は靴も下着も脱がされ、それらはウクライナ人に配られていた。

そのうちに国防軍将校が現場に現れ、差し迫って必要なユダヤ人職人まで殺害することの無意味さを指揮官に強調し、4時間後に射殺は中止される。だが、この日は少なく見積っても2000名が犠牲になった。さらにオストログのユダヤ人は、9月1日に普通警察の部隊によって2500名が虐殺されることになる。

(👴本来市民を守るための警察が、何を、罪もない人たちを殺害しているのだ‼️なぜ、そうなってしまうのか⁉️)

 

 

 

 

 

 

📖『ホロコースト ナチスによるユダヤ人大量殺戮の全貌 』

芝 健介 著 (中公新書1943)

 

レビュー一覧

 

①ホロコーストの全体像を描き出した一冊。

「いずれにせよ本書を通して、ホロコーストというユダヤ人大量殺戮について、狂気に満ちた独裁者ヒトラーがアウシュヴィッツで行うよう命令し、実行されたといった直線的なものでは決してないことを理解して欲しい」(あとがき、P267)

 

ドイツ国内、ヨーロッパにあった反ユダヤ主義の雰囲気。

ユダヤ人位相→隔離→殺害と進んでいった様子が明らかにされている。強制収容所、基幹と支所、労働収容所、そして絶滅収容所へ。

ゲットーにおける様相の違いなど。

また、ユダヤ人のみならず捕虜・障害者・政治犯など様々な人々が非人間的な扱いを受けた。

「ゲットー」(Ghetto)ユダヤ人強制居住区 約400箇所

起源は中世ヴェネツィア。隔離・移動制限はあるものの、安全だった。

ワルシャワ・ゲットー、ウーチ・ゲットーなど。

ハイム・ルムコフスキ(ウーチ・ゲットーのユダヤ人評議会議長)

対ソ戦での苦戦→東への移送は無理となった。

ゲットーも受け入れられない状況。

ヘウムノ絶滅収容所1491.12ガス殺の始まり

(独:クルムホーフ)

「ラインハルト作戦」「ヴァンゼー会議」

「強制収容所」は1933年ナチ党政権獲得後に作られた。

 

 

②占領地拡大に伴い爆発的に増加するユダヤ人について、移送、ゲットー囲込み、労働での斃殺、行動部隊による処刑、更に絶滅収容所での虐殺へと変遷する「最終解決」政策史を概観。ベーレンバウムとの併読が望ましい。

 

 

③ヒトラー政権によるユダヤ人政策の推移を解説する。

紆余曲折が順を追って解説される他、

ゲットーの仕組みや生活ぶりが興味深かった。

終章であるホロコーストと歴史学では

ホロコーストをどのように捉えるべきか

研究された成果を紹介しており、

より深く学んでみたいと思わされる。

 

 

④ヒトラーが大量のユダヤ人をアウシュヴィッツで殺した、といった単純な理解を超えて、「ホロコーストの全体像を描くことを目的に、ナチ体制という加害者側から見た虐殺にいたる過程と殺戮の様相を記し」(p.265)たもので、反ユダヤ主義の背景から、ユダヤ人問題の「解決方法」が、追放→ゲットー→ソ連のユダヤ人の大量射殺→大量殺戮となっていくいきさつ、過程を詳しく解説している。ゲッベルス、ゲーリング、ハイドリヒ、アイヒマンなどナチ政策や虐殺の現場に深く関わった人物の解説もある。

 絶滅収容所と強制収容所というのがあったり、射殺が心理的負担が大きいとか、ホロコーストに対する歴史学の見方とかが印象的だった。特にゲットーに供給された腐ったジャガイモの話はひどい。マイダネク絶滅収容所の親衛隊員の話は最悪だった。また、掲載されている「行動部隊による殺戮」、「現地人による”ポグロム”」などの写真は衝撃だった。ただ、とても詳しいが、どちらかと言うとホロコースト研究の入門書という感じで、おれには難しかった。(13/08/21)

 

 

⑤新書だったので、手に取りました。

 普通の市民の集まりが、こういう大虐殺を起こす。ある意味、今まで読んだ大量殺人の本より、怖い。

 もう少し、この方面の本を読んで行きたいです。

 

 

⑥ホロコーストの全体像を描き出した一冊。

「いずれにせよ本書を通して、ホロコーストというユダヤ人大量殺戮について、狂気に満ちた独裁者ヒトラーがアウシュヴィッツで行うよう命令し、実行されたといった直線的なものでは決してないことを理解して欲しい」(あとがき、P267)

 

ドイツ国内、ヨーロッパにあった反ユダヤ主義の雰囲気。

ユダヤ人位相→隔離→殺害と進んでいった様子が明らかにされている。強制収容所、基幹と支所、労働収容所、そして絶滅収容所へ。

ゲットーにおける様相の違いなど。

また、ユダヤ人のみならず捕虜・障害者・政治犯など様々な人々が非人間的な扱いを受けた。

「ゲットー」(Ghetto)ユダヤ人強制居住区 約400箇所

起源は中世ヴェネツィア。隔離・移動制限はあるものの、安全だった。

ワルシャワ・ゲットー、ウーチ・ゲットーなど。

ハイム・ルムコフスキ(ウーチ・ゲットーのユダヤ人評議会議長)

対ソ戦での苦戦→東への移送は無理となった。

ゲットーも受け入れられない状況。

ヘウムノ絶滅収容所1491.12ガス殺の始まり

(独:クルムホーフ)

「ラインハルト作戦」「ヴァンゼー会議」

「強制収容所」は1933年ナチ党政権獲得後に作られた。

 

 

⑦占領地拡大に伴い爆発的に増加するユダヤ人について、移送、ゲットー囲込み、労働での斃殺、行動部隊による処刑、更に絶滅収容所での虐殺へと変遷する「最終解決」政策史を概観。ベーレンバウムとの併読が望ましい。

 

 

⑧ヒトラー政権によるユダヤ人政策の推移を解説する。

紆余曲折が順を追って解説される他、

ゲットーの仕組みや生活ぶりが興味深かった。

終章であるホロコーストと歴史学では

ホロコーストをどのように捉えるべきか

研究された成果を紹介しており、

より深く学んでみたいと思わされる。

 

 

⑨ヒトラーが大量のユダヤ人をアウシュヴィッツで殺した、といった単純な理解を超えて、「ホロコーストの全体像を描くことを目的に、ナチ体制という加害者側から見た虐殺にいたる過程と殺戮の様相を記し」(p.265)たもので、反ユダヤ主義の背景から、ユダヤ人問題の「解決方法」が、追放→ゲットー→ソ連のユダヤ人の大量射殺→大量殺戮となっていくいきさつ、過程を詳しく解説している。ゲッベルス、ゲーリング、ハイドリヒ、アイヒマンなどナチ政策や虐殺の現場に深く関わった人物の解説もある。

 絶滅収容所と強制収容所というのがあったり、射殺が心理的負担が大きいとか、ホロコーストに対する歴史学の見方とかが印象的だった。特にゲットーに供給された腐ったジャガイモの話はひどい。マイダネク絶滅収容所の親衛隊員の話は最悪だった。また、掲載されている「行動部隊による殺戮」、「現地人による”ポグロム”」などの写真は衝撃だった。ただ、とても詳しいが、どちらかと言うとホロコースト研究の入門書という感じで、おれには難しかった。(13/08/21)

 

 

⑩新書だったので、手に取りました。

 普通の市民の集まりが、こういう大虐殺を起こす。ある意味、今まで読んだ大量殺人の本より、怖い。

 もう少し、この方面の本を読んで行きたいです。

 

 

⑪恐ろしいタイトルですが、現実を見たいという気持ちがあり購入。

 

【現実、と書きましたが世の中には「ホロコーストはでっち上げだ」という説もありますが、そのあたりはそれぞれの考え方ということで。。。

僕は存在したと考えています】

 

おぞましい歴史、本当に信じられないようなことです。

 

 

⑫[ 内容 ]

ヒトラー政権下、ナチ・ドイツによって組織的に行われたユダヤ人大量殺戮=ホロコースト。

「劣等民族」と規定されたユダヤ人は、第二次世界大戦中に六〇〇万人が虐殺される。

だが、ヒトラーもナチ党幹部も、当初から大量殺戮を考えていたわけではなかった。

本書は、ナチスのユダヤ人政策が、戦争の進展によって「追放」からアウシュヴィッツ絶滅収容所に代表される巨大な「殺人工場」に行き着く過程と、その惨劇の実態を描く。

 

[ 目次 ]

序章 反ユダヤ主義の背景―宗教から「人種」へ

第1章 ヒトラー政権と迫害の開始―「追放」の模索

第2章 ポーランド侵攻―追放から隔離へ

第3章 「ゲットー化」政策―集住・隔離の限界

第4章 ソ連侵攻と行動部隊―大量射殺

第5章 「最終解決」の帰結―絶滅収容所への道

第6章 絶滅収容所―ガスによる計画的大量殺戮

終章 ホロコーストと歴史学

 

 

⑬新書版なので、まず手にとって読みやすい一冊です。ホロコーストの歴史全体を知るためにお薦めです。

 

ホロコーストを「知る」ための必読書。ホロコーストたる複雑的で、複数的で、多頭的な秩序化されたカオスが、見事に整理されており、読みやすい。(ボランティアK)

 

⑭ここに書かれている歴史からまだ100年経っていない。同じ人間が同じ人間いたいしてここまで出来るのか、という辛さを感じる。

運動をしたくなる。ビールを飲みたくなる。そんな感じの後味が読後にある。

 

⑮ホロコーストがよくわかる。ホロコーストの経緯が特に。

少し難しめだった。

2008年05月21日読了 。

 

レビュー以上。