2030未来への分岐点(5)
『AI戦争 果てなき恐怖』
えぬえいちけーBSスペシャル
(👨家族で再放送を見た。)
2030 未来への分岐点 (5)
「AI戦争 果てなき恐怖」
2021年7月12日 午前11:43 公開
(2021年7月11日の放送内容を基に。)
『AIと戦争 新たな脅威』
自動運転や物流、医療など、私たちの暮らしを大きく変え始めた「人工知能=AI」。
このAIが戦争に利用されることで、
🔥19世紀の「ダイナマイト」、🔥20世紀の「核兵器」を凌駕する軍事革命が起きると言われている。
10年後の、2030年。
(👩えっ‼️2030年⁉️
今はもう2021年の暮れだよ‼️
あと、たったの9年で⁉️
あたし、まだ生きてるじゃない‼️
👨自分が生きている世界で起きる惨事でなければ知ったこっちゃない、という短絡的な考え方ではダメだよ、ママ。
👩そうじゃないけど❗(シオシオのパー😢、パパに叱られちゃった~😭)
👴それは、まだらのホルスタイン牛が可愛い怪獣になったようなキャラクター、『怪獣○○○○』のセリフではないか❗背中に甲羅を乗せていたが、あれは亀か❔河童か❔
👧怪獣ブースカ。今、そんなこと言ってる場合じゃないよ、おじいちゃん‼️
👩なにしろ、あと9年後なんて、知らなかった‼️
困った‼️困った‼️困った‼️
そういうことを推進させている(させたい)いちばん上の人は誰だ⁉️
やっぱりイルミナティ❔軍事産業の社長さんたち❔
👧知らん。)
世界の大国は、相次いで、軍の中枢にAIを配備する計画を打ち出している。
それでは、
AI兵器にどう立ち向かうのか❔
もしAI兵器に立ち向かうことになったら、
どんな対抗手段があるの❔
『電磁パルス攻撃』
電磁パルス攻撃とは、
高度30~400kmの上空で核爆発を起こさせ、
ガンマ線と空気の分子を衝突させることで強力な電磁パルスを地上に降らせる攻撃のことだそうだ。
『電磁パルス攻撃』によって人を殺したり人に害を与えることはない。
しかし、攻撃を受けた地域全ての電子機器は機能停止してしまう。
アメリカが1962年に北太平洋上空で実施した高高度核実験「スターフィッシュ・プライム」。高度400km上空で核爆発が起こされた。
結果、爆心か1400kmも離れたハワイまでも大規模な停電が発生した。それにより威力が実証された。
現在『電磁パルス攻撃』を使用すれば、全てのインフラが破壊され、1年後にはほぼ人口の9割が餓死すると言われている。
つまり『電磁パルス攻撃』を使えば、敵国のAI兵器の機能を停止させることができる。
がしかし、『電磁パルス攻撃』は、AI兵器を含む全ての電子機器の機能を停止させるため、使い方には注意が必要だ。
(👨使い方には注意が必要だどころではない。全ての電子機器の機能停止だよ‼️
👩航空機・電車などの自動運転がストップ
➡️通勤できない、移動できない、流通がストップ‼️
👧電気系の冷暖房がストップ➡️病院とか、どうするんだ⁉️
👨僕たちは生活のすべてを電気に頼っているから、何をするにも、身動きひとつ出来なくなってしまう。ATMでお金さえおろせない。
なぁ、自分の国は良くて、敵と見なした国をそのようにして攻撃して相手の国の人間を困らせて、徐々に徐々に死に至らしてゆくやり方、ダメだろう‼️
そうしてすぐに自分の国も、やったからやり返されて報復される。その繰り返しじゃね⁉️
AI機器を使った戦争や、サイバー攻撃は、小国でも簡単にできるらしい。
でも最終的には世界一の軍備を誇るアメリカだけが生き残るのだろうか❔
👩そんなんで勝っても少しも誇らしくも嬉しくもない。世界中は破壊されてボロボロだ。
👧歴史的建造物を壊すことや大木を斬り倒すことは簡単だ。でもそれらが何百年も掛けてそこにずっとあり続けていたのをわかった上でやるのか⁉️
👨人間を徐々に徐々に困らせていくやり方の戦争。
👩空軍・宇宙軍は、画面だけを見て、Alが標的を打ち落とす速さに歓喜し目を輝かせてはしゃいでいたが、善いのか❔それで❔画面ではなく、実際にそこには人の生活があるんだよ❤️
👧そこに、あなたの大切なおじいちゃんやおばあちゃん、お母さんやお父さん、弟や妹、愛する恋人、無二の親友が住んでいたらどうするの❔
命令だからやるの❔)
『ドローン捕獲用ドローン』
敵国のドローンを捕獲するためにAI搭載ドローンを利用する流れもある。
AIを使って敵国のドローンを検知し、備えられた網を使って捕獲する。
装備された網で直接捕獲する以外に投網を使ったものもある。
非常にシンプルな方法であるだけでなく、AIを使うことで人がレーダーなどで常に監視する必要もなくなり、コストを抑えられるのもメリットだ。
ただし、こちらの『ドローン捕獲用ドローン』に対して、相手が『ドローン捕獲用ドローン』を捕獲するドローンを繰り出してきて、こちらもそれを捕獲するドローンを繰り出すなど収拾がつかない事態に発展する可能性もあるので注意が必要だ。
またドローンではなく鷲や鷹など猛禽類を使う取り組みもあるそうだ。
フランス空軍では鷲でドローンを捕獲するプロジェクトが始動。
(👩昔、戦争でシェパード犬や伝書鳩を使って可哀想だったな。)
いたちごっこの側面は否(いな)めないが、技術の発展に伴って脅威への対策も高度化していくことになりそうだ。
軍事と技術はいつの時代も常に切っても切れない関係にある。
すでにAIは軍事で利用され今後の成長も予想されている。
AIの軍事利用は賛否が様々あるが、軍事への技術利用はAIに始まったことではない。
🌕️議論する前に現在のAI利用の最新動向に関して知っておく。
🌕️軍事AIをどう倫理的にコントロールするかはこれからの議論する。
🌕️現在主流となっているのは自律的兵器に対する人的判断の介入だ。
🌕️核兵器の発射コードを複数の人間で管理し、発射ボタンを押すしくみ。複数の人間の判断をシステムの判断に組み込む。
🌕️AIこそ最終的には使う人間の判断が役割を果たすようにしなければならない。
👴👨👩早急に、🇺🇸🗽米国のブリンケン国務長官と、
🇺🇳国際連合の中満泉さんとでAl兵器開発をもう終わりにする方法を模索する会合を開いてもらいたいと強く望みます。
そして米空軍・宇宙軍にもうやめてほしいと頼んでほしい。
米国とか日本とか国はもう意味をなさない。
地球という1つの広大なマンションに住む人間の代表として、マンションの住人のなかでマンション設立以来、最高の迷惑行為をする住人たちに「迷惑だから即刻やめてください❗」と話し合いをして頼んでほしい。
ブリンケン宇宙・地球務長官と、宇宙・地球連合の中満泉さん、どうぞ彼らに
『共生』、ともに生きる必要性を説いてください‼️
私たちでは、どんなに地球の平和を願っても、どうするとも出来ないのです。
👨ぼくに大切な家族があるように、
敵と思わされている国の兵士にも一般の国民にも僕と同じように大切な家族がいる。
そういう基本的・根本的なことを軍隊の兵士たちに教えると、
空軍・宇宙軍の兵士たちに教えると、
『軍隊』の役目は相手国の大切な人々を殺し、精神的・肉体的・経済的に苦しめることだから、
究極に言えば、兵士が相手国の人々にとってたいせつなおじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、弟や妹、恋人を殺したり、傷つけたりすることは、
自分の(今回は米空軍・宇宙軍でAI兵器のボタンを押す将校たちの)大切な家族・恋人の命を奪い、または傷つけることと何ら変わらない。
そう教えることが出来たとき、
『軍隊』という殺戮グループの設定自体、成り立たなくなる。
そういうことを教えれば、
空軍・宇宙軍の兵士たちはきっと全員、
📖『星の王子さま』の著者、
サン・テグジュペリになれると思う。
しかし、この時期にえぬえいちけー、よくこのような素晴らしいBSスペシャルを制作して、私たちにAl兵器の恐怖を伝えてくれた。
これは、アメリカ、中ごくにある意味、意見しているわけで、言うべきことは言うという態度は素晴らしいと感じた。
だって、地球滅亡に直結する問題だから、
Al兵器は。
こういう重大なことを世界各国・小国・発展途上国に伝えられるのは、
かつて軍国主義だった日本と、
日本に原爆を落とした国アメリカ、
そしてナチスドイツがホロコーストを起こした国ドイツ
だと思う。
今は3国とも叡知を持つ国だ。
📖『君が戦争を欲しないならば』
岩波ブックレット942
日本人の同調体質。憲法9条がなければ日本人はずるずる体質で戦争に突き進む民族であることを喝破している。空気を読む体質、反対勢力を排除する体質。高畑は読み取っている。
さらに高畑さんは、国民学校(今の小学校)4年の6月29日に岡山市内で受けた空襲体験をもとにこうも言う。「戦争末期の負け戦の果てに、自分たちが受けた悲惨な体験を語っても、これから突入していくかもしれない戦争を防止することにはならないだろう。」
でも高畑さんは一貫した憲法9条改正反対、戦争反対論者だ。
一見、さっきあげた引用の内容と矛盾するとも思われるけど、通読して改めて高畑さんの思いについて深く考えてみると、次のような、ちょっとビックリする考えに突き当たった。
――高畑さんは、実はこう言いたかったのではないだろうか?『14歳の清太と4歳の節子を死に至らしめた直接の原因は、アメリカ人じゃなくて日本人にあるのだ』と。
たしかに戦争の相手国はアメリカで、空襲したのもアメリカ。
でも冷静に考えてみればわかる。アメリカと戦争するように「理性を失って」「突っ走った」のは他ならない日本人である。
この本を読めば、火垂るの墓に出てくる意地悪い親戚のおばさんや、仕方なく野菜を盗んだ清太を殴る大人を持ち出すまでもなく、幼い兄妹を追いつめたのは、当時の日本全体の世相であり、そういう「全員一致」の方向に(無意識であっても)突き進んだ日本人全員にあると直視せざるを得なくなる。
もう一方で高畑さんは、「全員一致」の暗雲が別に戦時中の話だけではなく、戦後70年を経てまだ日本や日本人を覆い続けているのではと表明する。その証拠として、表現者として、火垂るの墓の評価が1つのところに“落ち着いている”ことに一種の警戒感を持っているようだ。
さらに高畑さんは、戦中の「撃ちてし止(や)まむ」「進め一億火の玉だ」というフレーズに、戦後民主主義教育を受けた日本人にとって誰もが違和感を持つのだというのは今更否定できないはずなのに、オリンピックやワールドカップなどの際に、それらと似ているとしか思えないフレーズを平気で日本人の誰もが口にすることに素直な目で疑問を持っている。
いや、そのこと自体に疑問を持つというよりもむしろ、その雰囲気からはみ出る考えや意見を、日本人全体で封じ込めたり消そうとする傾向が今も厳然と残っていることに大きな疑問を持っているという方がより近いのかもしれない。
1つの国の国民が一つの方向に全体的に進む、というのは日本に限った話でもないのは私もわかっている。しかしそういう雰囲気になった時に、そこからはみ出る弱い立場の者(まさに節子など)や異なる考えを持つ者を、有無を言わさず隅に押しやる傾向が特に日本人は強いというのを、高畑さんと同様に、もうそろそろ日本人は自覚すべきではないだろうか。
高畑さんはそれを日本人の「体質」と表現している。体質は容易には変えられないので、高畑さんは日本人が戦争をしない状態を今は保ち続けているものの、ちゃんと考えていかないと、いつか戦争やむなしという雰囲気が大勢となる日が再び来てしまうのでは、と予言している。(そしてそれを防ぐ唯一の方法が憲法9条を改正させないことと高畑さんは言及している。)
良いところだけでなく悪いところも同じように描き込むことで事象の真実に迫るいう高畑流のリアリズムは、火垂るの墓でもいい面で出ていたと私は思うけど、この本での戦争や日本人に対する考え方にもそのリアリズムが顕著に表れているように感じて、好感をもった。