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マララ2

2021-11-20 06:49:32 | 日記

 

(👧マララさんの関連書籍をもう1冊❤️)

 

📖『対訳 マララ・ユスフザイ 

国連演説&インタビュー集 』

CNN English Express編集部(編)

 

 

レビュー

 

1.

“ One chiid, one teacher, one book and one pen can change the world. Education is the only solution. Education first. ”ー 本文54ページより

 

(ひとりの子ども、

ひとりの教師、

1冊の本、

1本のペンが

世界を変えうるのです。

教育こそが唯一の解決策。

教育第一です。)

 

私はこの言葉が、

本書のなかでは、

一番好きで、

そして印象に残りました。

そしてこれは

マララさんが訴えたい、

一番重要なメッセージでもあると思います。

 

そして、

マララさんのお父さんの言葉にも

感動しました。

勇気と覚悟にあふれています。

 

“ I can never compromise on freedom.

My approach is, I think that [it's] better to live for

one day to speak for right and...than to live for

100 years in such a slavery.

I will never put my ...

my neck into the yoke of slavery.”

~本文76ページより

 

(自由に関して

妥協することは絶対にありえません。

権利を主張して1日生きる方が

奴隷状態で100年生きるよりもましだと

考えるのが、私の姿勢です。

奴隷のくびきに自分の首を差し出すようなまねは

絶対にしません。)

 

マララさんの言葉にはどれもとても力があり、

読むとたくさんの勇気をもらう事ができます。

 

 

 

2.

ノーベル平和賞を受賞したパキスタンの少女

マララ・ユスフザイさんの言葉を集めたものだ。

様々出版されているが、

文字だけでなくCD でナマの声が聴けるのでこれにした。

ただ残念なことに

ノーベル賞受賞前の声までである。

 

(マララさんは)

2008年(11歳)に教育を受ける権利をタリバンが奪っていると訴え始め、

その後ネットでタリバン支配下の抑圧された生活を訴える。

たくさんのメディアの取材に堂々と応じ、

女性の権利を主張し始める。

 

しかし2012年(15歳)スクールバスで下校中、

タリバン兵に銃撃され頭部に銃弾を受ける。

英国に移送され、奇跡的に回復する。

その後マララ基金の創設など活動を再開し、

各方面から注目を集め各種表彰を受ける。

 

インタビューは銃撃事件前の14歳のとき

CNN が行ったもの。

事件後の国連演説。

そしてその後16歳になって

父親と共にニューヨークでのインタビューである。

 

一貫して彼女は教育の重要性を説き、

女性が教育を受ける権利を主張する。

タリバンに銃撃されてもなお活動を続ける勇気は

どこから来るのか、

マララを育てた父親にもインタビューの焦点は当たる。

ノーベル平和賞にふさわしいマララの勇気と発言であると思えた。

 

(👨レビューは以上です。

どんな国の首相も、

世界共通の教育があることがわかっているのに

自国の国民、特に女性に

教育を受ける権利を与えない自分の国というのは、

自国が発展する方法を自ら閉ざしていることと同様。

それは非常にもったいないことだし、

時間の浪費だし、

また世界各国と足並み(精神的・科学的進化)を揃えられない。

せっかく国際会議などが開かれ招待されても

アメリカと中ごくのように

同じレベルで話し合いが出来ないから

会議が暗礁に乗り上げてしまうのです。

(たとえば、

ウイグル・ジェノサイド問題について話し合う

ブリンケン国務長官とおうき外相のように。)

これはゆゆしいことで

自国民に教育を行き渡らせないことは

世界の発展を遅らせ、

世界に恥ずべきことだと思います。

困ったことには

肝心の首相自体が世界共通の教育を受けていない、

理解していない場合があります。C国。I国。

 

👩世界共通の教育の第一番に

教え教わらなければならない尊い決まりが人権。

あらゆる人間は生まれながらに

基本的人権を持って生まれる。

世界共通の教育とはつまり

世界共通の憲法。

誰もが守るべきものだ。)

 

 

 

以下は、BBC NEWS JAPANより。

女性の教育を禁じるのは「イスラム教に反する」 パキスタン首相インタビュー

2021年9月22日

 

画像説明,

パキスタンのイムラン・カーン首相(左)は、

タリバンの初期の声明は「希望を抱かせる」ものだったと述べた。

 

パキスタンのイムラン・カーン首相が

BBCのインタビューに応じ、

アフガニスタンで女性に教育を受けさせない動きがあることについて、

イスラム教に反するとの考えを示した。

 

 

(👨パキスタンの国民である女性のなかから

マララさんというノーベル平和賞が出ているから

パキスタンの首相がそう言うのは当然だ。

マララさんの願い・主張は、

「すべての人に教育を

女性に教育を

教育こそが世界を変えることができる」

だから。

マララさんの主張を世界が賛同しているからだ。)

 

 

カーン首相はインタビューの中で、

アフガニスタンのタリバン新政権を

パキスタンが正式承認するために必要な条件も挙げた。

 

その1つとして、

多様な人を受け入れ、

人権を尊重する指導層を求めた。

 

カーン氏はまた、

パキスタンの治安を脅かすようなテロリストの居場所として、

アフガニスタンが利用されてはならないと述べた。

 

女子生徒の教育をめぐって

タリバンは先週、

中等教育の学校には男子生徒と男性教員だけが戻れるとし、

女子生徒は除外した。

 

これについてカーン氏は、

女子生徒も近く学校に行けるようになるはずだと、

BBCのジョン・シンプソン記者に語った。

 

「タリバンが権力を握って以降の声明は、

かなり希望を抱かせるものだ」

 

「タリバンは女子生徒についても、

学校に行くのを認めるだろう」

 

「女性は教育を受けるべきではないという考えは、

イスラム教にはない。宗教とは無関係だ」

 

判断には時間が必要

タリバンが8月にアフガニスタンで権力を掌握して以来、

1990年代のタリバン政権時代に戻るのではないかとの不安が高まっている。

当時はイスラム教の強硬派が、

女性の権利を厳しく制限した。

 

タリバンは今回、

女性の権利は「イスラム法の枠組みの中で」尊重されると説明している。

 

女子生徒は学校に戻れないとした先週の決定は、

国際的な非難を浴びた。

タリバンの広報担当はその後、

女子生徒も「できるだけ早期に」教室に戻ると述べた。

 

ただ、その時期や、

戻った場合にどのような形式で教育を受けられるのかは、

まだはっきりしない。

 

カーン氏は、

タリバンが

正式承認のための条件をクリアすると思うかとの質問に、

国際社会がタリバンに時間を与えることが必要だ

と繰り返し主張した。

 

カーン氏は、

「何かを判断するにはまだ早すぎる」とし、

アフガニスタンの女性は

ゆくゆくは「権利を主張」できるようになるだろう

と述べた。

 

(👧ゆくゆくって、何年後❔明日ではないのですね。)