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📖『「言葉が殺される国」で起きている残酷な真実』と📖『週刊東洋経済』

2021-07-19 04:54:16 | 日記
  1. 👴👨👩👧

👇👇👇👇こういう本が読みたかった❗

📖『「言葉が殺される国」で起きている残酷な真実』(と、📖『週刊東洋経済』)

芥川賞作家    楊逸(ヤン・イー)

中○文学者    劉燕子(りゅう・えんし)

共著    ビジネス社    定価1,540円

このままでは、日本人も「共犯者」に❗

共産中●に背を向けた芥川賞作家と中○文学者が全体主義の悪魔的な本質を徹底分析❗

たしかに中●は一筋縄ではいかないひどい国ですが、

その"悪の本質"は背後にある共産主義です。習●平政権が終わればいいという問題ではありません。だからこそ今、中●共産党の1〇〇年をいかに振り返るかが重要なのです-楊逸

 

 

 

 

現地に行っても決して見えない中国の"闇"

(中略)

【劉燕子】「百聞は一見にしかず」という言葉がありますが、中●に行ってきた日本の作家の紀行文を読んでも、中●の闇はまったく見えてきません。ある作家は、帰ってきてから糖尿病になって、「中●でおいしいものを食べすぎたか❔」と述べていたそうです。

大宰治の写真などで知られる写真家は文化大革命の前に5回中●を訪問しています。当時は国交がなかったので、日本から中●に行くのはとても難しいことでしたが、1ヵ月以上チベットも回っているんですね。1960年代にチベットを訪問する外国人はほとんどいませんでした。

ところが、彼が出した写真集は、中●政府のプロバガンダそのものだったのです。大飢饉で多くの餓死者が出ていたときに、チベットでは人々はこんなに幸せに暮らしているという写真ばかり載っていました。

(中略)

私は世論に大きな影響力をもつ日本の文化人が知らず知らずのうちに、中●共産党の「共犯者」になっているのではないかという疑念を抱きました。

(中略)

今もなお日本の文化人は、人権を蹂躙(じゅうりん)している中●共産党に対して、ほとんど何も発言していません。つまり、発言しないことで「共犯者」になっているのです。

(👩いじめをする人と、いじめを見ながら見過ごす人たちと同じ。これを大人がやっていては、子供たちにいじめはいけないと諭せないし、子供たちに会わせる顔がない。)

【劉燕子】これは大問題でしょう。

私が、劉暁波をはじめとする中●で言論を封じられてきた作家たちの作品を翻訳している理由の一端は、ささやかながら、こうした状況を変えたいから。だから、中●政府からお墨付きをもらっているノーベル文学賞作家の莫言らとは違い、命がけで真実の声を出し続けている作家たちの作品を紹介しているのです。

(中略)

唯一、勝ったのは中●共産党という恐ろしい現状

【楊逸】ただ、今になって考えてみると、はなから「神話」を作られて、それに乗せられていたということなんですね。

私には判断の基(もと)となる経験がない。だから、共産主義が悪いということも、今になってこうして話せるわけで、もし私が魯迅(ろじん)の世代の人間だったら、どうか❔魯迅なら「お前らが来たから、私はまた逃亡しなきゃならない」と言えたわけですが、私にはそんな先見の明(せんけんのめい)はありません。

そのときのニュースを見て、あるいは学者のいろいろな学説などを読みながら、「それなら、希望があるじゃない❗」と。これで社会がよくなれば、豊かになればと期待していましたし……。

たぶん、日本もそう期待したんでしょう。だからこそ、中曽根首相も中○人留学生が1〇万人も日本に来れば民主化の思想を学んで中○はもっとよくなると考え、そうした政策をとったのではないでしょうか。日本からの投資も同じ発想だと思います。投資をしたら中○はどんどん豊かになり、一定数の中産階級が増えれば、いずれ私たちと同じ民主主義の国になるだろうと。

私が今になって思うのは、欧米諸国は自分たちの制度に過度の自信をもっていたということ。民主主義は、これほどまでに魅力のある制度なのだから、あえて独裁政治を選ぶ国民なんているはずない。留学生や旅行者が、私たちのこの素晴らしい社会を見れば、間違いなく憧れて、中○に戻ったら国を変えてくれるはすだと。

 

(👩文章が前後しますが。)

【楊逸】劉燕子さんと私は、おたがい"同類"なので、いろいろつっこんだ深い話ができるのを、とても楽しみにしています。

(中略)文化大革命時代に苛酷な少女時代を送った共通体験をもつからです。

(中略)ともに私たちの祖国の過去と現在と未来に大きな疑問をもち、祖国を離れて日本で暮らしながら(中略)活動しています。

私たちだから知り得たわが祖国、中●の"不都合な真実"を深く掘り下げるのが、この本の大きな目的です。

(中略)

小学校の授業は「毛●東思想」の学習が主体で、ハルビンから一緒のバスで来た人たちとは離れ離れにされました。「農民が世の中の中心」という趣旨の再教育を受けるわけですから、都市の"ブルジョア思想に染まった連中"を一緒にしておしくわけにはいかなかったのです。

 

 

2.

※結局のところ、中●が国内消費の拡大と生産性の向上を両立させるつもりなら世界を敵に回すわけにはいかないのだ。中●は他国との対立を深めているが、こうした高圧的な態度を改めることなくして、国内消費の拡大と生産性の向上を両立させることはできない。※

※週刊東洋経済 創刊7000号記念特集 

世界の覇者か、落日の老大国か

2050年の中●(○)

[interview]世界の10賢人が見る中●(○)の未来像

定価 730円※

(👴👨👩👧読み応え7000%‼️)

※週刊東洋経済⏬編集部から

「(7000号)記念号だからといって気負わずに、通常のボリュームで好きに作っていいから」。編集長からの誘いで企画した本特集。インタビューや寄稿をダメ元でお願いした識者や筆者の方々から、思いがけないほどの快諾をいただきました。当初の予定はどこへやら、気がつけば50ページ近い大型特集になりました。

30年後といえば、5歳の息子が現在の自分と同年代になる時期。その頃、日本と中●(○)はいったいどうなっているのだろうか。そういえば最近、帰宅しても子供の寝顔しか見ていないな。仕事にかまけて妻に熟年離婚を突きつけられていないだろうか。わが家の2050年のシナリオは……そんなことをつらつらと考えながら、何とか完成にこぎ着けました(秦)※

(👨週刊東洋経済編集部から、かっこいい一言でした❗ママはどう思う❔

👩惚れ惚れしちゃう‼️わたしは文を書く人と編集する人が大好きです❗

秦さん、よく頑張りました‼️奥さんはあなたの仕事内容を知らないだけです。奥さんにもっと仕事の話をしてみれば❔誰が何を言ったかは雑誌がリリースされるまで㊙️だけどね🎵

👨ああ……、週刊東洋経済、読ませなきゃ良かった😂

ただね、経営コンサルタントの大前研一さんのお言葉、

-人権問題などで西側諸国と対立する中●と、日本はどう付き合うべきでしょうか❔

『週刊東洋経済』からの質問に、大前さんは、

「放っておけばいい。米国の後ろにくっついて中○に意地悪するのはやめたほうがいい。日本にそんな力はない。日本と中○は、戦争という不幸な時期もあったが、それ以外はおよそ1500年にわたってうまくやってきた。(中略)漢字をはじめ多くの文化や技術も中○に依存してきた。こんなに近くに巨大で肥沃な市場があるのだから使ってなんぼ。大チャンスだと思って稼ぎまくればいい。(👩大前研一さん、本気で言っているの❔ウイグル人の状況が大前さん自身に降りかかってこないと分からない❔📖『「自由」の危機  息苦しさの正体』という本の中で「自分の身に降りかかってこないと分からない」と高橋哲哉さんがおっしゃっていますよ。)

日本はおむつや哺乳瓶、ユニクロのヒートテックをはじめ、個別の商品が中○で高く評価されている。素材や部品を含めれば中○で売れるものが韓国の10倍くらいはあるはずだ。(以上、大前さん)

(👴日本企業は巨大な隣国(中○)で稼ぎまくれ⁉️

👨ウイグル人が強制労働させられているのですよ‼️

👧👶子供の私たちにだってすぐにわかる。大前さんの言っていることは間違いだって。大前研一さんのような間違った見解を東洋経済はわざと載せてくれているのかな☺️日本国民が自分たちで考えられるように。そうなら東洋経済はステキな雑誌だと思う。創刊7000号記念、おめでとうございます。

 

3.

米バイデン大統領は、中●共産党によるウイグル人弾圧を『ジェノサイド』認定してくれたけれど、米のウォール街で働く人間と企業は中●に熱視線。アメリカの中でも考え方は人さまざまなんだな。

シンガポールという国は、中●(○)とはどういう繋がりなの❔中●(○)に支援してもらっている国なの❔

でも、英BBCニュースが伝えているでしょう。たとえ金銭的に中●にお世話になっている国でも、それはそれとして、正しいと感じることは正しいと、間違っていることは間違っていると言わねばならないと。

やっぱり、経済より人の命が優先でしょう。人間の命を大切にしない国を世界一の座に据えてはいけないでしょう。

 

 

4.

👨ママ、何か良い本、ある❔

👩)📖『「自由」の危機 --息苦しさの正体--』

※今、この国で 何が起きているのか❔

声を上げよう❗

著者26名

藤原辰史       平田オリザ

姜尚中           桐野夏生

讃岐さや香    永井愛

池内了            村山由佳

佐藤学           上野千鶴子

杉田敦            小熊英二

安倍公彦        山崎雅弘

石川健治        苫野一徳

望月衣塑子     高橋哲哉

大津大介         前川喜平

会田誠             鈴木大裕

山田和樹         堤未果 

ヤマザキマリ  内田樹

集英社新書編集部・編

定価 本体1060円+税

表現の範囲がどんどん狭(せば)まっている。(ヤマザキマリ)

批判精神に欠けた学者に囲まれた政府は、端的にいって災厄(藤原辰史)

アーティストやタレントが政治的な発言をするたびに、猛バッシンクワを受けますが、彼らも市民の一人です。

政治的発言をしてはならない理由がわかりません(上野千鶴子)

水はいきなり煮え輸にならない。

火を消し止めるなら今だ(村山由佳子)

メディアは自分たちが中心の立場を装おって、

私のようにものを言う人間をあたかも

人身御供(ひとみごくう)のように差し出している(桐野夏生)

私たち日本人は「自由は取り扱いの難しいものだ」という実感に乏しいように思われる(内田樹)※

(👧👶前川喜平さんの言葉、「子どもたちへ-まず、大人を疑うこと」がとてもためになりました❗ありがとうございました。

 

 

 

5.

👨もう1冊、何か良い本ある❔

👩)📖『「〇八憲章」で学ぶ教養中○語』

劉燕子(りゅう・えんし)・及川淳子 編  ❇️集広舎)

平成元年(1989)の天安門事件から30年

令和元年(2019)生まれの中○語学習書❗

2018年ノーベル平和賞受賞者・劉暁波らが発表した「08憲章」全文を基に、丁寧な文法解説と練習問題、多数のミニ解説やコラム、憲章全訳を掲載。

❇️中○の人々が歴史を通じて追及してきた人権・自由・平等という中○社会の理想像について学びながら、同時に長文読解や作文力を身につける対訳式の中○語教材。

本書「まえがき」より

本書で取りあげる長文は「〇八憲章」です。これは、ノーベル平和賞受賞者の劉暁波が中心になって起草し、303名が連名で、2008年12月9日 、インターネットを通じて発表をした宣言文です。中●の政治社会体制について、中●共産党による事実上の一党体制を終わらせ、自由や民主など普遍的価値に立脚し、三権分立の憲政を確立し、人権状況を改善することを求めています。(中略)国際的に高く評価された「〇八憲章」は、内容的に普遍的な価値に合致し、またグローバルスタンダードを満たしています。それは1968年の「プラハの春」が武力で鎮圧されてから10年後の1977年に発表された「七七憲章」を踏まえており、現代世界史においても重要な意味を持っています。

 

(👴👨👩👧👶この本が、現代の中○国民に、いまいちばん読まれるべき本なのに、この本は中●共産党一党独裁政権の上層の人々にとっては『燃やしてしまいたい恐怖の1冊』だろう。この本こそ、中○、いや世界中の独裁政権国にとって自国民に民主化を促す重要な本だから。絶対に自国民に読ませたくない焚書(ふんしょ)だ。いま中●共産党が『焚書』と見なす書籍こそ、中●国民がいちばんに読むべき書籍と言えるだろう。

 

 

6.

①中●共産党は、ウイグル、チベットなどにジェノサイドしている。

②中●共産党は、『新しい家族・親戚キャンペーン』と名付けて、職業訓練所と偽った強制収容所に、ウイグル、チベットなどの仲睦まじい家族から体力と知性のある夫などの男性を先に送り込み、体力的に弱い女性と子供だけにした男性不在の家庭に漢人を送り込み、本来、夫の居る妻のベッドに漢人を滑り込ませ、強制的に性行為をさせて子供を産ませる。その子供は夫との子供ではなく、仕方なくつくらされた漢人との子供である。そのあとのウイグル、チベットなどの人々、夫と妻などの気持ちを想像するといたたまれない。中●共産党の蛮行をつくづく許せないと強く感じる。

③本来なら頭脳明晰で、国際社会の仲間となるべき中○の若者たち。

地球と世界各国の人々と、母国中○のために素晴らしい人間に育てることができるはずの、心がまっさらな中○人の子供たちに対して中●共産党は、

中華・反日・反米・中●共産党思想を叩き込み、彼らの心を真っ黒く塗り潰している。(今もなお、民主主義の書籍を燃やしている。)

④洗脳した留学生を使った善悪の観念のないスパイ行為。

⑤育て方次第で人間と同じように優しい心を持つことができる動物たちに対して余りにも酷い、目に余る虐待をする中●。

 

中●が今もやり続けている愚かな行為をすぐにやめてもらうには、どうしたらよいのだろうか❔

 

 

中●は、自分の国だけで自給自足しているわけでもない。

グローバルな社会だから、中●からの悪い影響は世界各国に波及する。

 

やっぱり、どう考えても、🇨🇳中●への物資の輸出入をストップさせるしかないのではないだろうか❔

衣食住に困らななければデモも起きない。

(香港を見てごらん‼️「デモ禁止🈲」だよ‼️可笑しいよね‼️間違ってるよ‼️)

そうすればソトムとゴモラに成り果てる寸前だった中○国民はやっと中●共産党に怒りをぶつけるだろう。あなたがたは一度、中●共産党と国民で討論しなさい‼️米英の国際社会が審判するから中●共産党に武器は使わせない‼️

……ということは、しばらく中●からも日本に物資は届かない。

中●共産党にお金で縛られている国に仕事を回そう。

中●の広大な片隅で、毎日虐殺されている人がいる。

わたしはそれを考えると、好きなご飯を食べたり、自由にトイレに行けたり、思ったことを勝手に言ったりできる自分の幸せを噛み締める。

地球の果てには、拘束され続けている人々がいる。(ニュースで見たが、中●の大学生たちは、自分の国、中●共産党がしている事実を聞かされておらず知らない。)

まだ経済(金儲け)が優先❔

「懸念」「考慮」とか言うだけで、

誰も「かわいそうに‼️」と言わない。

わたしの家族は言う。

👴👨👩👧👶「かわいそうに‼️」

 

次、「自分たちがそうならないように、今、なんとかしてあげたい‼️」

と強く願う。

これから流行らせるべきは、「社会(ノンフィクション)ドラマ」だ。

『超限戦』で世界各国の支配階級とメディアを手中に丸め込もうとする中●共産党に、日本も台湾もオーストラリアもニュージーランドも負けません‼️)

 

 

 

 

 

7.

📖『私の紅衛兵時代』ある映画監督の青春』

陳凱歌(チェン・カイコー)  著

苅間文俊=訳

 

名著復刊!文化大革命は

終わっていない。

 

🎥『黄色い大地』

🎥『さらば、我が愛/覇王別姫』

🎥『北京ヴァイオリン』……中○を代表する映画監督の、自らの原点となった反逆の日々

 

「天国」を夢見た毛●東 最後の挑戦、文革。 

若き紅衛兵として、陳凱歌はどう生きのびたのか?

破壊と挫折、下放先の大自然のなかで得た魂の新生。

過酷な体験を鮮烈な感覚でつづる、死と成長の記録。(以上、書籍の帯より)

 

 

(本文引用、始め)

 

復刊のためのまえがき(チェン・カイコー)

このささやかな本が出版されてから今日までに、中●で起こった変化は、世界の誰もが認めるだろう。人民の生活は改善され、一部の人々は裕福にさえなった。苦難はもはや過去のものだ。まさに喜ばしい進歩であり、これを誇りに思い、満足するのも当然といえよう。

しかし、表面的な姿を取り去って見ると、中●の社会の内部には、この本で描いたような「文化大革命」を生み出した基本的な要素が、いまも存在していることが分かる。非理性を特徴とする歴史の循環は、いまも歩みを止めてはいない。いつまたその破壊的な力が噴(ふ)き出すか分からないのだ。

「文化大革命」が引き起こした根元的な破壊は、社会のデッドラインを突破してしまったことだ。温和とか、善良、敬虔(けいけん)、素朴、忍従という、孔子の提唱した理念で代表される中●の伝統文化が、覆(くつが)えされてしまっただけではない。洋の東西を問わず、人々が世代を越えて命をかけて守ってきた普遍的な価値さえも、覆されてしまったのだ。デッドラインの突破は、ちょうど水をいっぱい入れた皮布の底に、キリで穴を開けたようなものだ。目の前で水が流れ去るのを、なすすべもなく見ているしかない。覆水はもはや元には戻らない。四十年の時が過ぎ去ったが、我々は今もその低迷から脱出できずにいる。さらに多くの時間が流れようと、抜け出すことはできないだろう。

たとえば中●のインターネットに入れば、いまも同じように激しい憎悪(ぞうお)と、氾濫(はんらん)する怨(うら)み、そしてわめき散らす叫び声を、目にするだろう。いまも変わることなく、新たな犠牲者が作り出され、人々の心理状態は、多数に盲従(もうじゅう)したままだ。過去の熱狂は、現在も変わらない。ただ熱狂の対象が、政治から金銭に変わっただけだ。それは、なぜだろう。

それは、集団から放り出されるのを恐れる原初的な恐怖のなかに、人々がいまも生きているからだ。物質的な進歩は、魂の安らぎをもたらしはしなかった。現在の状況は、たしかにリンゴを手に入れはしたが、それは、きれいに見える皮を剥(む)いて食べつくしただけで、じつは甘美な果肉を投げ捨てたようなものだ。投げ捨てられたのは、自律した、落ち着いた、高潔(こうけつ)な生き方だ。

我々が、真理から身を遠ざけ、公理(こうり)を共有することなく、同じ社会に属す集団どうしが憎悪し(互いに憎み)あい、不公平に無関心であり続けるならば、経済的にどれほど大きな発展を遂げようとも、我々が誇(ほこ)ってよい理由などない。「文化大革命」は、終わってはいないのだ。

📖『私の紅衛兵時代』は、私の懺悔(ざんげ)の書である。復刊に際して、このささやかな本を読み返し、自分が当初どれほどの痛みと敬虔な思いを胸に、あの時代と人々を描いたか、それに気づかされて、私ははっとした。この本がいま復刊される意味は、ほかでもない。「文化大革命」や人類自身が引き起こしたあらゆる歴史上の災難は、いまも我々の傍(かたわ)らの闇に潜(ひそ)んでいる。この本は、ただそっと語りかけるだけだ。

見よ、やつはいまそこにいる。

2006年10月

(引用、終わり)

 

8.

 

さらば、わが愛/覇王別姫』(さらば、わがあい/はおうべっき、原題: 覇王別姫)は、1993年の中国の映画である。日中戦争文化大革命などを背景として時代に翻弄される京劇役者の小楼や蝶衣の目を通して近代中国の50年を描く。原作は李碧華(リー・ピクワー)の同名小説。表題にもある「覇王別姫中国語版」とは、四面楚歌で有名な項羽虞美人とを描いた京劇作品で、この映画では劇中劇として演じられる。

(ウィキペディアより)

 

(👩チェン・カイコー監督の映画作品🎥『さらば、わが愛(覇王別姫)』は素晴らしい。レスリー・チェン)