エリック・クラプトンのライブに行ってきた２ @2006大阪

昨日の続き。

今回のライブに関しては、前回書いたみたいに"キャッチー"な曲が少なかったからであろう、正直、客のノリはあまりよくなかった。もっともディープなファンからはレアな曲になると「はぁぁーーっ」ってため息がもれていたし(ついに今日は『ANY DAY』をやったようですよ)、ギターマニアはレスポールを弾く姿とスライドに喜んでいたし、例の倖田來未ファン(前回参照)は最後の3曲だけバカ盛り上がりしていた。

当のエリック本人はそんな微妙な客席を尻目にステージをとても楽しんでいる様子で、曲間ではメンバーと談笑したり、首をかしげることなく(初日のレスポールからストラトに替えた時だけか)、調子も終始よかったようだ。けど、腹回りの"肉"を取って以前みたいに少しだけでいいんでカッコ良くなって欲しいのと、最後の挨拶だけはさっさと帰らず全員でやってください。

前回含めて色々書いたけど、今回のツアーは最近の曲しか知らないファンには過去の作品を知るよい機会だし、『UNPLUGGED』前からのファンや、ここ数年のツアーの曲目が食傷気味の方(BADGE？SUNSHINE？CHANGE THE WORLD？もういいよって人…自分もそうです)には新鮮なライブになると思います。全国どこかでこのブログを見てくれた方、近くでライブがあるなら(明日の大阪と名古屋、札幌、さいたま、武道館)12月9日までやってるんで、ぜひ観に行ってみてください(今回チケットの売れがあまり良くないらしく、どの会場も当日券があると思います)。

ちなみに1999年のツアーでピックをもらった(正確には拾った)話を数回前に書いたけど、今回は…一瞬だけ触れたものの(赤いピックで《BACKHOME WORLD TOUR》と書いてあった)、落としたスキに"がめついバ○ァ"に取られてしまいました、残念。