おっさんのライフサイズ(classic)

- 過ぎていったこと 選ばなかった道 何もかも、覚めてしまった夢と同じ -  『この世界の片隅に』より

エリック・クラプトンのライブに行ってきた2 @2009大阪

2009-02-18 22:51:17 | ERIC CLAPTON
というわけで、遅くなりましたが前回の続き…常連さんすいませんねぇ。よかったらコメント下さいよ(笑)。

中盤、クラプトンはマーティンのアコースティックギターを手に、オールドブルースをメインに5曲…前回同様、やはり『Change The World』や『Tears In Heaven』はない。今のクラプトンはおそらくオーディエンスの反応よりも自分の嗜好を中心にセットを組んでいる。知らない曲だって2曲あった。
しかし自分はいつもクラプトンのライブに臨むときはどこか【ブルース勉強会】って思っているところがある。この人が自分に与えた影響は計り知れない…あまりに師匠が高尚すぎる部分も少しあるけどね(笑)。師匠、今回も勉強させていただきました。

終盤は再び青いストラトを手に。スローブルースの『Little Queen Of Speads』で再び“God Hand”が炸裂。前日は分からないけど(おそらくプライベート盤で他の日を聴くことになるでしょう)、今日はかなりよく弾けていたと思う。
そしてフィナーレを締めくくる定番曲たち。『Wonderful Tonight』はさすがに食傷気味だけど、『Layla』はやっぱり何度聴いてもいい。ギターソロも良かったし、特にピアノコーダの部分ではいつもグッときてしまう。本編最後は『Cocaine』。最後に観客全員で「♪Cocaine!!」って…ほとんど叫んでいない(苦笑)。ノリは悪くないと思ったんだけどねぇ。
アンコールも前回同様『Crossroads』1曲のみ。でも今回はちゃんとメンバー全員が並んでお辞儀をして終了。音響も聴きやすく、前回に比べてはるかに良かったし、とにかく文句のつけようがないライブでした。

クラプトンは現在63才…3月には64才になる。前回のツアーの時、クラプトンの年齢や今後の音楽に対するスタンスとかを考えると「もうステージが観られないかもなぁ…」って思ったから、1曲1曲を噛みしめるように聴いた。さらに数回前のツアーは噂ながらも「引退ツアー」と称していたこともあった。2年前のビリー・ジョエルや、昨年の小田和正の時も同じようなことを思いながらステージを観ていた。突然「もうツアーやりません」って言ってもおかしくないくらい。
でも今回のクラプトンに対して、自分はまったくそんな思いはなかった…おそらく他のファンの方々も思っていることは一緒だろう。また数年後、ステージを観ることができるはず…きっとこの先も、70才になっても熱いステージを。

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2 Comments

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Unknown (maco)
2009-02-20 00:08:42
いろんなジャンルの音楽を聞く私なのに、クラプトンに関しては完全に勉強不足です・・・曲もLaylaくらいしか知らないし(^_^;こりゃベストか何か聞かないといかんなぁ、すみません
そーいや少し前に知人がクラプトンのライブ行くって聞いた覚えが。今度様子聞いてみよっかな(^-^)
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またまた遅レスすんません (おっさん)
2009-02-23 00:45:54
いやぁクラプトンになんて、オイラの連れたちは
いっさい振り向きさえしてくれませんよ(笑)。

また2年後にきっと来てくれることでしょう。
その時はぜひ。
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