南海ホークスの思い出

押入れを整理していたらこんなものが出てきました。大阪球場のチケット…意外に貴重だったりして。

自分のタイガースファン歴は…俗にいうタイガースが【暗黒時代】へ足をつっこもうとしている頃から始まるんだけど、初めてのプロ野球観戦は『南海ホークス‐近鉄バッファローズ』戦…親戚のおじさんに連れていってもらった大阪球場でした。自分は小学３年生。試合はバッファローズが勝ったような記憶がある。
当時の南海は門田、香川、佐々木、山本、近鉄は羽田、加藤英、大石、梨田（日本ハム現監督）が全盛期だった頃…もちろん覚えているはずもなく、ここまでは他のサイトを”ちょろちょろ”と参考にしながら書いております(笑)。でもどちらの球団も、そして球場も残っていないなんて…。

ひとつだけはっきり覚えているのは、ホークスの４番だった門田の打ったファールボールが座っていた内野席近くに飛んできて、なぜかそのボールが自分のところにまで回ってきた。今なら持って帰ることのできるファールボールも当時はしっかりと回収されていたんだけど、係員はボールとの引き換えに帽子をくれた…なんて太っ腹な球団。
その当時はどこのファンでもなかったから、当時はその帽子をどこへ行くにも喜んで被っていた。でも説明するまでもなく、田舎は当然のようにジャイアンツファンだらけだったから、パ・リーグでなおかつホークスの帽子をかぶっている自分はいじめられておりました。チケットは出てきたけど、あの緑色の帽子は一体どこへいってしまったんだろう？

少し前こんなニュースがあったけど…ソフトバンクも粋なことをするねぇ。”南海ヴァージョン”は甲子園でのタイガース戦、しかも一日限定だそうで。もう二度と見られないかも知れないユニフォーム、もう一度目に焼き付けておきたいなぁ。