明日もいつも通りに

ほとんどニュースでしか見ておりませんが…我らが日本代表はアメリカを破り決勝へ。また韓国戦…５回目ってどういうことよ(笑)。

WBCが始まった当初、自分はほとんどと言ってもいいくらい興味がなかった。自分が思い描いていたメンバーの数人は選出されていなかったし、それを選んだ監督も『若大将』だし…原監督のことはキライじゃないんだけどね。正確にいえば興味が”なかった”っていうのではなく”持てなかった”ってことか。自分の周りの友人も同様だった。「なんで亀井や山口が選ばれて、ウチは石原しか選ばれてないねん」っていう某球団のファンの方も(笑)。その気持ちはよーく分かる。

でも壮行試合、イチローがバッターボックスに立っていつものポーズを取ると観客が無数のフラッシュを浴びせたり、青木がイチロー以上の活躍したり、相変わらず立ち上がりの悪いダルビッシュが必死に抑え、昨年のパ・リーグ新人王の小松が素晴らしいピッチングをを繰り広げるのを見て…気持ちは少しずつ高まっていった。

本戦が始まり、村田が自分たちの思い描いていた通りにホームランを打ち、稲葉がきっちりと役目を果たすのを見て、キューバ相手に完璧なピッチングをした岩隈と杉内、今日の苦しみながら投げる松坂のピッチングを見て、村田に代わって緊急招集された栗原のロスでの引き締まった顔を見て、そして球児が当たり前のようにクローザーとしての役目を果たしているのを見て…WBCに自分が興味を”持てなかった”のではなくて、”持とうとしていなかった”ということに気付いた。もう始まった頃の気持ちではいない。

とにかく…テレビで見ることはできないけど、会社のパソコンでこそこそと（爆）応援したいと思います。明日もいつも通りに。そして球児が胴上げ投手になれますように。