『SLやまぐち号』

前回の続き。

※　先に感謝を。津和野の案内＆カメラの拝借（昨日の市民球場で写真を撮影しまくったせいで充電がなくなってしまった）＆写真データの送信までしてくれた鯉人くん、ほんとうにありがとう。とってもいい記念になりました。

…本題へ。そもそも津和野に連れて行ってもらった理由は、この『SLやまぐち号』を一目見たかったから。小学校4年生の時に親父に連れて来てもらって乗車したことがあるんだけど、改札口、駅の記念スタンプが置いてある場所や売店まで、覚えている限り当時の津和野駅と全く変わりがなかった。
そんな自分はあの頃の気持ちに戻って『SLチョロＱ』と『ミニチュアナンバープレート』を購入。鯉人くんには「そんなんまで買うか…？」って絶句されたけど(笑)。

入場券を買って駅構内へ入る。ほどなくして入ってきた蒸気機関車は自分の思い描いていた『C571』号機ではなく、少し小型の『C56160』号機だった。この『C56160』は色んなところで何度か見たことがある。そういや5年くらい前、自分の街に3日間だけSLが走ったんだけど、その時もこのSLだった。しかし…重連でディーゼル機関車の『DD51』とともに客車を引っぱっていて…ディーゼル機関車も結構貴重だけど、こんな場合はさすがに邪魔。ディーゼルエンジンがうるさくてSLの音をかき消してしまう。
前回書いたとおり鯉人くんはお子さんを二人（どちらも女の子）連れてきてたんだけど、やっぱりSLには興味があるようで、少し怖そうにお父さんの手を握りながらもじっくり覗いているように見えた。短い汽笛が鳴ると…子供たちのみならず自分を含めた大人たちも「ビクッ」としてしまう。

ふと我に返れば…夢中でシャッターを切っている自分に気づく。


SLを見ると、何故かいつも懐かしい気持ちになる。小学校の時に京都の梅小路蒸気機関車館へ連れて行ってもらったこと。「四国で久々にSLが走るから」といって香川の琴平までわざわざ写真を撮りに…あれは中学の時か。そんなことを思い出しながらカメラを向ける。自分の思いもきっとこの写真のどこかに映っているはず。

来年はウチも一緒に子供を連れて『やまぐち号』に乗りに行くことにしますかな？